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【2024】奈良の名物おすすめ14選!郷土料理・スイーツ・食べ物・食材・ご当地グルメ

奈良名物

奈良の名物と聞いて思い浮かぶものは何でしょうか?柿の葉寿司や柿などではないでしょうか?

しかし、奈良には他にも名物がたくさんあります。お茶を使った茶粥や、牛乳のコクが引き立つ優しい味の飛鳥鍋なども奈良の郷土料理です。インスタ映えするかき氷やプリンは春から夏にかけて食べるとさらにおいしいです。

今回は、奈良のおすすめの名物を14個、ご当地グルメや名物を食べられるお店と共に、次の5つのジャンルに分けて紹介します。

  • 郷土料理(食事系)
  • 郷土料理(甘味・スイーツ)
  • 奈良発祥の食べ物
  • 食材
  • ご当地グルメ
目次

奈良のおすすめの名物:郷土料理(食事系)

奈良の郷土料理の中には、古くから現在まで家庭で作られているものがあります。茶粥などは奈良のホテルに泊まった際に、朝食ビュッフェなどで提供されることも多いです。

ここでは、奈良のおすすめの名物の中から郷土料理(食事系)を5つ詳しく解説します。

  • 柿の葉寿司
  • 茶粥
  • 飛鳥鍋
  • 奈良のっぺ
  • 柿なます

柿の葉寿司

柿の葉寿司

画像引用元:写真AC

柿の葉寿司は、防腐作用のある柿の葉に包まれたお寿司です。具材はサバ、サケ、タイがよく使用されます。ハレの日のごちそうとして、祭りの日やお祝いの日にふるまわれてきました。

おすすめポイントは、片手で食べられる手軽さと、酢飯と具材が柿の葉に包まれて見事に調和したおいしさです。酢飯は疲れた体に嬉しい味で、歩き疲れた観光地で食べるとより旨味が引き立ちます。型崩れもしにくいことから、お土産にも適しています。

ここでは、柿の葉寿司をテイクアウトとイートインができる店舗を3件詳しく解説します。

  • 柿の葉ずし 醍予(だいよ)(吉野郡)
  • 柿の葉寿司 やっこ(吉野郡)
  • 柿の葉すし本舗 たなか(奈良市など)

柿の葉ずし 醍予(だいよ)(吉野郡)

柿の葉ずし 醍予

画像引用元:柿の葉ずし 醍予ホームページ

「柿の葉ずし 醍予」は、一目千本桜の絶景で知られる吉水神社の鳥居のすぐ横にお店があります。観桜期は行列ができるほどの人気店で、午前中に売り切れることもあります。

おすすめポイントは、柿の葉から折箱まで厳選した産地のものを使用していることです。酸味や塩気がマイルドで、サバとよく調和してさまざまな年代の方に好評です。

柿の葉寿司とうどんのセットなど、歩き疲れた体を癒してくれるおいしいメニューが並びます。

所在地〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山937-3 中千本吉水神社横
営業時間8:30~17:00(売切次第終了)
定休日不定休
料金例​​サバ7個:1,100円
問い合わせ0746-32-1177
アクセスロープウェイ山上駅から徒歩15分
駐車場
公式サイトhttps://www.daiyo-yoshino.com/

柿の葉寿司 やっこ(吉野郡)

柿の葉寿司 やっこ

画像引用元:柿の葉寿司 やっこホームページ

「柿の葉寿司 やっこ」は、金峯山寺へと続く階段の登り口付近にあるお店です。1910年代に創業した老舗で、当時の製法を現在も受け継いでいます。

おすすめポイントは、吉野の桜を店内から見られることです。小上がりの座敷席がある窓側からの見晴らしが良く、観桜期は桜を見ながら柿の葉寿司やうどんを食べて休憩ができます。サバは他店よりも塩味がきいており、酢飯とマッチしておいしいとファンが多いです。

所在地〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山543
営業時間9:00~17:00
定休日毎週水曜日(4月・11月は無休)
料金例サバ7個:1,100円
問い合わせ0746-32-3117
アクセスロープウェイ吉野山駅から徒歩約11分
駐車場有(1〜2台)「下千本駐車場」をご利用ください。
公式サイトhttp://www.yakko-yoshinoyama.com/

柿の葉すし本舗 たなか(奈良市など)

柿の葉すし本舗 たなか

画像引用元:柿の葉すし本舗 たなかホームページ

「柿の葉すし本舗 たなか」は、奈良県のみならず近畿圏を中心に支店を展開する柿の葉すし専門店です。

おすすめポイントは、柿の葉寿司以外にも見た目も華やかな持ち帰り寿司を買えることです。山菜入りの混ぜご飯を卵で包んだ黄色いお寿司、穴子寿司、梅肉を青じそで包んだ緑色のお寿司など、カラフルで積み木のように整頓した押し寿司「五条楽」は手土産にもぴったりです。

店舗数が多いので、お目当ての商品がある際は問い合わせてから訪れましょう。

店舗名柿の葉すし本舗 たなか なら本店
所在地〒630-8215 奈良県奈良市東向中町5番地2 近鉄奈良駅前 行基像噴水 前
営業時間【販売】9:00~19:00
【柿の葉茶屋】11:00~16:00 ※状況により営業時間変更の場合があります。
定休日
料金例柿の葉すし7個入り:1,274円
問い合わせ0742-81-3651
アクセス近鉄奈良駅を出てすぐ、東向き商店街入り口付近
駐車場
公式サイトhttps://www.kakinohasushi.co.jp/

茶粥

茶粥

画像引用元:写真AC

茶粥は、水の代わりにほうじ茶などのお茶でご飯を炊いたお粥です。1,200年以上の歴史がある東大寺のお水取りで、練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶に出される食事があります。その献立に、名前は違いますが茶粥と同様のものが含まれていることから、古い歴史のある郷土料理だとわかります。

おすすめポイントは、上品な風味があり、朝食として漬物などと食べると胃にも優しいことです。「おかいさん」とも呼ばれ、豆や芋などを好みで入れてバリエーションがあります。

ここでは、茶粥が食べられるお店を1件詳しく解説します。

  • 茶房 暖暖 (のんのん)(奈良市)

茶房 暖暖 (のんのん)(奈良市)

茶房 暖暖

画像引用元:有限会社クレエケイズインクホームページ

「茶房 暖暖」は、築180年の町屋をリノベーションした複合施設の中にあるお店です。レトロで雰囲気のある店内からは、風情ある中庭を眺められます。

おすすめメニューは、デザートにわらび餅と大和茶がついている「茶粥御膳」です。お茶はほうじ茶か小豆茶から選べるのも楽しいです。何種類も漬物が付いてくるので、味変して飽きずに食べられます。夏には冷たいほうじ茶の茶粥御膳も用意されており、食欲が落ちていてもさっぱり食べられます。

所在地〒630-8334 奈良県奈良市西新屋町43
営業時間【平日】 11:30~14:00
【土日祝】11:00~14:30 (全日ラストオーダーは30分前)
定休日月曜(祝日は営業)
料金例茶粥御膳:1,595円
問い合わせ0742-24-9081
アクセス近鉄奈良駅より徒歩約12分
駐車場
公式サイト http://www.creerks.com/

飛鳥鍋

飛鳥鍋

画像引用元:写真AC

飛鳥鍋は、鶏肉や野菜などを牛乳と出汁で煮込んだお鍋です。飛鳥時代に宮中で乳牛が飼育されたことから、牛乳が飲まれるようになりました。

貴族だけの飲み物が徐々に裾野へ広がり、具材を入れて牛乳鍋ができたといわれています。具材はしいたけ、白ネギ、春菊、ごぼうなど、たっぷりと入れると出汁がよく出ます。

おすすめポイントは、牛乳嫌いの人も食べられる出汁と牛乳が調和したおいしいスープです。アレンジで味噌などを入れると、よりコクがアップします。家でも簡単に作れるので、興味がある方は調べてみてください。

奈良市内では「はり新」「江戸川 ならまち店」、明日香村では創業100年以上続く飛鳥鍋の名店「めんどや」などで飛鳥鍋が食べられます。

店舗公式サイト【はり新】
https://harishin.foodre.jp/#menu
【江戸川 ならまち店】
https://unagi-edogawa.com/
【めんどやInstagram】
https://www.instagram.com/mendoya_2055/
レシピサイト【明治おいしい牛乳】https://www.meijioishiigyunyu.com/recipe/detail/338.html

奈良のっぺ

奈良のっぺ

画像引用元:農林水産省Webサイト

奈良のっぺは、厚揚げ、里芋、干し椎茸、にんじんなどを使用した煮物です。東北など他地域に伝わるのっぺとは違い、とろみは里芋で自然につきます。春日若宮おん祭の期間中に、宿所で祭への参加者や参拝者らにふるまわれました。

おすすめポイントは、たっぷりの野菜を一度に摂れることです。上品で優しい味とさまざまな食感を楽しめて、一品食卓にあるとごちそう感が出ます。煮物なので少し作るには時間がかかりますが、特別な日に作ってみましょう。

レシピサイト【農林水産省】
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/nara_noppei_nara.html

柿なます

柿なます

画像引用元:農林水産省Webサイト

柿なますは、大根と人参の紅白なますに柿や干し柿を加えた酢の物です。縁起の良い色合いから、紅白なますと同様におせち料理にも入れられてきました。

おすすめポイントは、味のアクセントになる柿の甘みと酸っぱさが絶妙にマッチすることです。柿が入るだけで、デパ地下惣菜のような味になります。サラダにリンゴや干しぶどうが入っているのが好きな方におすすめです。

レシピサイト【白ごはん.com】
https://www.sirogohan.com/recipe/kakinamasu/

奈良のおすすめの名物:郷土料理(甘味・スイーツ)

奈良に古くから伝わる郷土料理の中には甘味もあります。最近進化が目覚ましいインスタ映えする夏の定番スイーツ、素朴な味と楽しい食感が癖になるお餅など、奈良を訪れたら食べたいものばかりです。

ここでは、奈良のおすすめの名物の中から郷土料理(甘味)を2つ詳しく解説します。

  • かき氷
  • 半夏生餅・さなぶり餅

かき氷

かき氷

画像引用元:写真AC

奈良は、氷の聖地としても有名です。奈良市の氷室神社では氷の神様を祀っており、毎年5月の「献氷祭」には、全国の製氷・冷凍関連業者が参拝に訪れます。

おすすめポイントは、氷室神社では夏季限定で純氷のかき氷をお供えできることです。お供え後はお下がりとしてシロップをかけて食べることもできるので、気になる方は参拝してみましょう。

氷室神社があることから、奈良にはかき氷の名店が県内各地に存在します。エスプーマを乗せたインスタ映えするかき氷、フルーツをどっさり乗せたかき氷など、各店趣向をこらしたメニューが夏に並びます。

ここでは、特にかき氷が大人気の名店を2件詳しく解説します。

  • ほうせき箱(奈良市)
  • みやけ 旧鴻池邸表屋(奈良市)

ほうせき箱(奈良市)

ほうせき箱

画像引用元:ほうせき箱

ほうせき箱は、奈良で大人気のかき氷専門店です。現在は全国的に定番となっているエスプーマかき氷発祥のお店です。

おすすめポイントは、絵本に出てくるようなかわいらしいビジュアルと、季節ごとのフレーバーです。春は苺のメニューが豊富で、果実をしっかり楽しめます。

春氷2024年というメニューは、ほうせき箱初の桜シロップです。下から上へ、若草色、桜色のかき氷、白いエスプーマ、1番上に桜の花が乗っています。山が桜で覆われているような美しいかき氷です。

前日21時から予約可能ですので、確実に食べたい方は公式Instagramのトップを見て予約してから訪れましょう。

所在地〒630-8222 奈良県奈良市餅飯殿町47
営業時間10:00〜17:00(12:50〜14:00クローズ)
土日は17時30分まで。LO各枠の10分前。
定休日火曜日、木曜日
アクセス近鉄奈良駅徒歩7分もちいどのセンター街にあります。
駐車場
公式サイトhttps://www.instagram.com/housekibaco/?hl=ja

みやけ 旧鴻池邸表屋(奈良市)

みやけ 旧鴻池邸表屋

画像引用元:みやけ 旧鴻池邸表屋ホームページ

「みやけ 旧鴻池邸表屋」は、大阪から奈良へ移築された歴史ある町屋で営まれている和風カフェです。2階まで行ける広い店内は調度品まで趣があり、庭の景色を眺めながら食べることもできます。

おすすめメニューは、夏に販売される素材の味をしっかりと感じられる贅沢なかき氷です。

器に山盛りで乗せられたさまざまなフレーバーのかき氷は、見た目はシンプルですが食べ出すと止まらないおいしさです。

苺、きなこ黒蜜、抹茶とあずきなどが例年販売されます。夏はかき氷目当ての客で広い駐車場でも待ち時間が発生します。

他にも通年販売されている抹茶やきなこパフェなどがあり、目移りするメニューばかりです。あんこがおいしいお店で、テイクアウトの和菓子も販売しています。

所在地〒631-0065 奈良県奈良市鳥見町1-5-1
営業時間10:00〜18:00(カフェエリアのLOは17:00)
※閉店の時間は季節によって異なります
定休日日曜日
料金例いちごパフェ:1,100円(税込)
問い合わせ0742-51-3008
アクセス近鉄富雄駅西口から徒歩約10分
駐車場無料
公式サイトhttp://miyake-flagship.com/

半夏生餅・さなぶり餅

半夏生餅・さなぶり餅

画像引用元:さなぶりやホームページ

半夏生餅は、全粒粉の小麦粉ともち米を混ぜて作った小麦餅のことです。田植えが無事に終わった時期に田の神様に感謝して食べたことから、さなぶり餅とも呼ばれます。「さ」は田の神様を、「なぶり」は昇りを表しているといわれています。

おすすめポイントは、伸びる餅というよりは噛み切りやすい餅で、プチプチした食感が楽しめることです。

ここでは、さなぶり餅が食べられるお店を1件詳しく解説します。

  • 総本家 さなぶりや(橿原市)

総本家 さなぶりや(橿原市)

「総本家さなぶりや」は、おふさ観音を出てすぐの場所にあるお店です。看板にさなぶり餅と書かれているのでわかりやすいです。

おすすめポイントは、さなぶり餅が1個から販売されているので、気軽に購入できることです。桔梗信玄餅のように付属している黒蜜ときな粉をかけて食べます。もっちりとして噛み応えがあり、素朴なおいしさが癖になります。冷凍保存できるのも嬉しいポイントです。

おふさ観音へ観光した帰りに寄ってみてはいかがでしょうか?

所在地〒634-0073 奈良県橿原市縄手町243番地
営業時間9:00~17:00
定休日火曜日
料金例さなぶり餅1個入:180円
問い合わせ0744-22-2243
アクセスJR畝傍駅より徒歩約10分
駐車場
公式サイトhttp://sanaburi.com/

奈良のおすすめの名物:奈良発祥の食べ物

日頃からよく口にする奈良発祥の食べ物があります。お土産としても人気のある和菓子と、夏の定番の食べ物です。由来などを知ると、食べるだけでなく楽しみも広がります。

ここでは、奈良のおすすめの名物の中で奈良発祥の食べ物を2つ詳しく解説します。

  • 饅頭 (まんじゅう)
  • 三輪そうめん

饅頭 (まんじゅう)

饅頭

画像引用元:写真AC

お土産や縁起物として定番の饅頭ですが、実は奈良が発祥です。室町時代に中国から来日した僧・林浄因が、日本に饅頭の文化を伝えたといわれています。

林浄因は現在、漢國神社内にある林神社で菓祖神(かそじん)・林浄因命(りんじょういんのみこと)として祀られています。

おすすめの行事は、春に毎年開催される「饅頭まつり」です。全国から多くの銘菓が献上され、きな粉餅の振る舞いや銘菓の販売が行われます。気候の良い時期ですので、観光で訪れてみてはいかがでしょうか?

さまざまな饅頭が現在販売されていますが、「千代乃舎竹村」では当時の饅頭を近代的にアレンジして作った奈良饅頭を販売しています。鹿の絵と林という焼印が押されており、黒あんと白あんの2種類の味が楽しめます。

イベント名饅頭まつり
所在地〒630-8242 奈良県奈良市漢国町2 漢國神社
日時2024/4/19 祭典11:00~
公式サイト【奈良市観光協会サイト】
https://narashikanko.or.jp/event/manjumatsuri_kangojinjya/
【千代乃舎竹村】(饅頭まつりの開催とお店は関係ありません) ​
https://online-shop.chiyonoya-takemura.jp/

三輪そうめん

三輪そうめん

画像引用元:写真AC

奈良県桜井市の三輪地方は、そうめん発祥の地といわれています。奈良から兵庫県に伝わり有名な揖保乃糸が生まれ、さらに西に移動して島原素麺が誕生しました。天皇家への献上品にもされています。

10以上の工程を経て、くっつかないように手作業でさばきながら、カーテンのように干した後に裁断します。非常に手間暇かかって作られるそうめんは絶品です。

おすすめポイントは、細いのにコシがある食感です。にゅうめんにしてもコシが残りおいしいです。カラフルなそうめんや、お湯を注ぐだけで食べられる即席そうめんなども販売され、お土産にしても喜ばれます。

桜井市には「三輪山本」「株式会社池利」など、三輪そうめんの名店がいくつもあります。大神神社周辺には三輪そうめんを食べられる飲食店もあるので、観光の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

公式サイト【三輪山本】
​​https://www.miwayama.co.jp/
【株式会社池利】
https://www.ikeri.co.jp/

奈良のおすすめの名物:食材

自然に恵まれた奈良では、野菜や果物をはじめとしたおいしい食材がたくさん育ちます。奈良のブランド牛や和菓子によく使われる葛粉など、奈良を訪れた際に食べてみませんか?

ここでは、奈良のおすすめの名物の中で食材を2つ詳しく解説します。

  • 大和牛
  • 吉野葛

大和牛(やまとうし)

大和牛

画像引用元:奈良県大和牛流通推進協議会ホームページ

大和牛は、最長飼養地が奈良県内である厳しい要件を満たした黒毛和牛です。鎌倉時代から存在したといわれ、当時から良牛とされてきました。

おすすめポイントは、脂肪の口溶けがよく健康にも良いオレイン酸が豊富に含まれていることです。柔らかく旨味があり、美しく霜がふった赤身は見るからにおいしそうです。贈答品として贈っても喜ばれます。

甘い脂を味わえるステーキにしても、さっと火をくぐらせて柔らかい肉質を味わう牛しゃぶにしても楽しめます。奈良県大和牛流通推進協議会のホームページには指定販売店などが記載されているので、気になる方は購入してみましょう。

公式サイト【奈良県大和牛流通推進協議会】
http://yamatoushi.com/index.html

吉野葛

吉野葛

画像引用元:写真AC

粒子が細かい吉野葛は、滑らかな口どけとおいしさで昔から奈良で愛されてきた食材です。葛の根に含まれるデンプンを水の中で揉み出し、沈殿させたものを回収してさらに洗います。これを繰り返した後に乾燥すると、白いダイヤモンドとも呼ばれる真っ白な葛粉になります。

葛は体を温める効果があり、葛根湯の主成分でもあります。実はどの料理にも馴染みやすく、幅広い調理に使えます。

ここでは、吉野葛を扱うお店を1件詳しく解説します。

  • 吉野本葛 天極堂(奈良市)

吉野本葛 天極堂(奈良市)

吉野本葛 天極堂

画像引用元:吉野本葛 天極堂ホームページ

吉野本葛 天極堂は、吉野本葛を中心に製造・販売しているお店です。奈良県内に支店を展開しており、東大寺付近には販売と喫茶店を併設した店舗があります。

喫茶のおすすめメニューは、賞味期限10分の作りたての葛餅です。提供される際にまだ温かみがあり、弾力のあるつるりとした食感は市販の葛餅とは違ったおいしさがあります。

喫茶では葛うどんや胡麻豆腐など、バリエーション豊かな吉野本葛を使用した料理を食べられます。お土産には定番の葛湯や、「ぷるるん」というゼリーなどが日持ちもしておすすめです。

店舗名吉野本葛 天極堂 奈良本店
所在地〒630-8273 奈良県奈良市押上町1-6
営業時間10:00~19:30
定休日火曜日(祭日の場合翌日)
料金例葛もち:660円
問い合わせ 0742-27-5011
アクセス奈良交通バス:市内循環バス「押上町」下車すぐ   徒歩:近鉄奈良駅より徒歩10分
駐車場
公式サイトhttps://www.kudzu.co.jp/index.htm

奈良のおすすめの名物:ご当地グルメ

その店でしか食べられないご当地グルメも奈良にはたくさんあります。ラーメン、プリン、よもぎ餅など、地元民だけでなく観光客にも大人気です。

ここでは、奈良のおすすめの名物の中からご当地グルメを3つ詳しく解説します。

  • よもぎ餅(中谷堂)
  • 大仏プリン(まほろば大仏プリン本舗)
  • スタミナラーメン(天理スタミナラーメン)

よもぎ餅(中谷堂)(奈良市)

よもぎ餅

画像引用元:中谷堂ホームページ

中谷堂は、威勢の良い掛け声と共に高速餅つきの実演が行われる和菓子屋です。一目見ようといつも店舗前には人だかりができており、つきあがった餅は飛ぶように売れていきます。数々のメディアで取り上げられており、クールポコさんの餅つきを指導したこともあります。

おすすめポイントは、よもぎの風味が豊かな素材にこだわったよもぎ餅です。目の前でつかれた杵つきよもぎ餅はよく伸びて柔らかく、中には上品な甘さの餡子が入っています。贅沢にきな粉がたっぷり餅にまぶされており、その場でかぶりつく人が多いです。興福寺と猿沢池の近くにあるので、観光の際に立ち寄ってみましょう。

所在地〒630-8217 奈良県奈良市橋本町29
営業時間​​10:00~19:00
定休日不定休
料金例よもぎ餅:180円
問い合わせ0742-23-0141
アクセス近鉄奈良駅から徒歩5分
駐車場
公式サイトhttp://www.nakatanidou.jp/

大仏プリン(まほろば大仏プリン本舗)(奈良市など)

大仏プリン(まほろば大仏プリン本舗)

画像引用元:プリンの森ホームページ

大仏プリンは、まほろば大仏プリン本舗が販売しているプリンの蓋に描かれた大仏と鹿が特徴的なプリンです。奈良県を中心に支店を展開しています。

おすすめポイントは、目を引くカラフルな蓋とフレーバーの多さから、手土産にちょうど良いことです。とろりとした溶けるような食感のプリンは、どのフレーバーも素材の味が生きています。特にカスタードは万人受けし、ジャンボサイズも用意されています。

本店は、内観も外観もおとぎ話に出てくるような遊び心あるかわいらしい作りとなっており、インスタ映えします。まほろば大仏プリン入りソフトクリームも一部店舗で販売されているので、見つけたら購入してみましょう。

店舗名本店 プリンの森・カフェ
所在地〒630-8104 奈良県奈良市奈良阪町1073
営業時間11:30~17:30
休業日不定休
問い合わせ0742-23-7515
アクセス奈良交通バス:「近鉄奈良駅」「JR奈良駅」から高の原行き「高の原ゴルフセンター」下車すぐ
駐車場無料駐車場あり
公式サイトhttps://daibutsu-purin.com/#1

スタミナラーメン(天理スタミナラーメン)(天理市など)

スタミナラーメン(天理スタミナラーメン)

画像引用元:天理スタミナラーメンホームページ

天理スタミナラーメンは、奈良を代表するご当地ラーメンです。近畿圏にフランチャイズ展開しており、国内にとどまらず海外にも進出しています。本店と屋台は天理市にあり、本場の味を求めて多くのファンが訪れます。2024年で創業44年を迎える名店です。

おすすめメニューは、店名にもなっているスタミナラーメンです。白菜など具材を炒めることで、スープに香ばしさと旨味が加わります。ニンニクがガツンきいた濃厚スープは一度飲んだら病みつきです。深夜まで営業しているので、飲んだ後のシメとしても人気があります。

店舗名天理スタミナラーメン 本店
所在地〒 632-0004 奈良県天理市櫟本町3120
※2024年1月12日〜5月31日は改装工事のため移転先で営業しています。詳しくは公式HPをチェックしてください。
営業時間【平日】 11:30~翌1:00
【土曜・日曜・祝日】 11:00~翌1:00
定休日水曜日
料金例スタミナラーメン:
・小:800円(税込)
・大:1,020円(税込)
問い合わせ0743-65-4925
アクセスJR櫟本駅から東へ徒歩約30分
駐車場
公式サイトhttps://www.tenrisutaminaramen.com/

まとめ

奈良のおすすめの名物を14個紹介しました。

定番の郷土料理を本場で食べるのも良いですし、お土産に買って帰って新幹線や家で食べるのも良いでしょう。たまにはいつもと違う料理を食べてみたい時には、家で郷土料理を自炊して楽しんではどうでしょうか?

休日にはおいしい奈良の名物を、観光がてら食べに行ったり作ったりしてみましょう!

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