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奈良県の観光名物・グルメ36選|奈良県ホテル運営者が激選して紹介

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奈良県にはどんな名物があるのか知りたい

奈良ならではのお菓子や名物を買って帰りたい

この記事は、そんな方に向けて書きました。

わたしたち株式会社narrative(ナラティブ)は奈良県内で「文化財をまもる、いかす」をコンセプトに宿泊事業や観光事業をしております。

この記事では、奈良県の観光名物やグルメを36種類、厳選してご紹介いたします。

また、奈良の土地や歴史をさらに体感したい方には、私たちが運営する宿泊施設もおすすめです。

ぜひご一読頂き、あなたの素敵な旅の一助となれば幸いです。

目次

奈良県の名物「料理」11選

奈良県には、地域によって様々な美味しい名物料理や郷土料理がありますので、まずはそれらをご紹介します。

また、お腹が空いた方々のために、名物を味わうために必ず行ってほしいレストランや店舗の住所も紹介していますので、気軽に足を運んでみてください。

名物1:柿の葉寿司

奈良には、全国的にも有名な名物料理である「柿の葉寿司」があります。

柿の葉寿司は、サバを塩で締めた酢飯と一緒に、柿の葉で包んで作る押し寿司の一種です。

江戸時代には、紀州の国(現在の和歌山県)の漁師が、柿の葉寿司を作って吉野の方に売りに出かけたと伝えられています。この時にはお祭りも開かれ、柿の葉寿司で御馳走になったことから、大変有名になったとも言われています。

現在では、郷土料理として広く親しまれており、おすすめのレストランとしては奈良市内にある「平宗」があります。

店内に入ると、海の美味しい香りが漂っており、カウンターの後ろで板前さんたちが柿の葉寿司を作る様子が見られます。

その他の寿司

「柿の葉寿司」以外にも、奈良独特のお寿司は「朴の葉寿司」、高菜を使う「めはり寿司」、「いなり寿司」「さんま寿司」「鮎寿司」などたくさんあります。

実はそれらのお寿司は、現在主流の江戸前寿司の原型でもあるといわれています。なのでもし柿の葉寿司を堪能した後にお時間があれば、他の種類のお寿司も食べてみてください。

名物2:奈良漬

奈良漬け」は、奈良が発酵文化で有名な食品です。

白うり、スイカ、きゅうり、生姜、なすなどを原料として作られる漬物で、一度だけ塩漬けするのではなく、何度も塩漬けや酒粕漬けを繰り返すことで作られます。

そのため、「お酒好きな人に奈良漬けが好まれる」とも言われています。奈良の郷土料理に欠かせない食品であり、本場の奈良漬けをまだ食べたことのない方は、一度は試してみる価値はあります。

名物3:飛鳥鍋

飛鳥鍋」とは、だし汁と牛乳で煮込んだ野菜をベースにした鍋料理です。

この鍋には、鶏肉、はるさめ、しいたけ、白菜、春菊、人参、玉ねぎなど、たっぷりと具材が入っています。非常に古い歴史があります。

飛鳥時代に、唐朝(当時の中国)から使者が日本に来ましたが、現在の練乳に似た乳製品を持ち込みました。

当時の天皇、孝徳天皇のお気に入りとなり、貴族の飲み物になりましたが、お坊さんたちも密かにその乳製品を使って、鶏肉と野菜を煮て、飛鳥鍋の原型を生み出したと言われています。

名物4:釜めし

奈良公園での食事といえば「釜めし」でしょう。

釜めしは、一釜ずつ丁寧に直火で炊き上げられる炊き込みご飯で、海老、野菜、おかず、肉など、様々な種類がありますが、特におすすめは大和牛か大和地鶏を使用した釜めしです。

有名な料理店「志津香」で、奈良県産の香り高い素材を使った釜めしを味わうことができますが、人気が高く待ち時間が長い公園店よりも、奈良駅の方にある大宮店に行くことをお勧めします。

提供される釜めしは熱々で、猫舌の方は気を付けてくださいね。

名物5:天理ラーメン

一般的にラーメンといえば、チャーシューやお肉が特徴的ですが、天理市の「天理ラーメン」は逆に白菜をはじめ野菜が豊富に入っており、独特の特徴を持っています。

もちろん豚肉は入っていますが、それに加えてニラや人参などもたっぷりとトッピングされ、中国のラージャンという辛い調味料も使われた、辛めでオリジナルなラーメンとなっています。

本格的な天理ラーメンを味わいたい方には、天理市にある「彩華ラーメン」をおすすめします。創業以来の歴史を誇る有名な天理ラーメンの店で、秘伝の自家製醤油とニンニクを使った、大人気の天理ラーメンを提供してくれます。

名物6:茶粥

茶粥」というのは、煮だしたほうじ茶でご飯を炊いて食べる、大和地方特有の食事です。

実は、奈良時代からお茶の発展とともに食べられていたのですが、「大和の朝は茶粥で始まる」とまでいわれるほど、大和の日常食に欠かせないものでした。

現在は、茶粥を作る家庭はほとんどなくなってしまいましたが、昔の大和の人々は、前日に残ったご飯を暖めるために茶粥を作って、その形で一般家庭に広がっていったとされています。

また、里芋や栗、かきもちなども茶粥と一緒に食べられていたそうです。

名物7:三輪そうめん

「三輪そうめん」は、神話や神秘性に包まれたそうめんで、三輪山の麓で生まれたそうめんです。

普通のそうめんよりも1本ずつが細くて、喉ごしも良く美味しいです。しかも、独特のコシがあり、茹でた後ものびを抑えられるため、ゆっくりと味わうことができます。

享保2年(1717年)に創業した「三輪山本」という老舗のお店では、「白龍」という名の有名なそうめんを食事処で味わうことができます。また、商店で購入して持ち帰ることもできます。

名物8:奈良のっぺ

「奈良のっぺ」は、大根や里芋、人参などの様々な具材をたっぷりと使った煮物です。

全国にはいくつもの種類ののっぺが存在しますが、奈良のっぺの特徴は、昆布と干ししいたけの出汁を使って煮ることです。

特に里芋は煮崩れるため、自然にとろみが出てきます。

奈良のっぺは現在でも家庭でよく食べられており、学校の給食でも提供されています。地元の人々にとても親しまれています。

また、毎年春日大社で開催される「おん祭」という祭りの時には、「大和士」と呼ばれる祭りの参加者にも奈良のっぺが振る舞われます。

名物9:柿なます

柿なます」は、大根、人参、干し柿を混ぜた紅白の保存食です。

この特別な紅白なますは、水引という意味が込められており、平安時代の願いも込められていると言われています。

特にお正月のおせち料理の一部として、柿なますは非常に人気があり、広く食べられています。

奈良県は全国的にも柿の生産地として有名であり、特に橿原市は奈良県内で最も多くの柿が生産されています。

過去には砂糖が希少なものであったため、柿が代用として使用されていたと言われています。

名物10:奈良和え

奈良和え」という和風のサラダは、奈良時代から食べられており、現在でも子供たちに大人気です。

通常はかんぴょう、干ししいたけ、人参、薄揚げ、ぜんまいなどが使用されますし、奈良漬けとの組み合わせもよくあります。

奈良漬けと共に発展してきたと言われていますが、かなり贅沢な食材であったため、江戸時代までは一般庶民の食卓には上がらなかったそうです。

現在では奈良の一般家庭でもよく食べられており、その知識は親から子供へと受け継がれています。

名物11:まなめはり

まなめはり」は「下北春まな」という、奈良県下北山村独特のまなを使用したお寿司です。

下北春まなは、奈良県下北山村の伝統的な野菜であり、その地域でのみ栽培されています。大和の伝統野菜としても認められており、収穫期間はわずか2か月と非常に短いため、「幻の野菜」とも称されています。

かつては山での作業弁当に使用されていましたが、現在では下北山村の家庭でよく食べられています。

奈良県の名物「和菓子・スイーツ」7選

名物料理は美味しいですが、お腹いっぱいになった後には、奈良県ならではの和菓子やスイーツも味わってみたいですね。

以下では、そういった奈良県特有のお菓子をご紹介します。

饅頭

奈良は饅頭の発祥地として知られていて、特に奈良近鉄駅の近くには、昔の中国から奈良に饅頭を持ち込んだとされる「林清浄」を祀る「漢国神社」(かんごうじんじゃ)があります。

美味しい奈良ならではの饅頭を食べたい方には、「春日鹿まんじゅう かのこ」をおすすめします。

その名の通り、可愛らしい鹿の形をした饅頭が大人気の商品で、振り向いたメス鹿饅頭や角のあるオス鹿饅頭など、様々なバリエーションがあります。

また、餡やカスタード、チョコレート、レモンなど、多彩な味わいも楽しめます。

吉野葛

他の葛と比べて、より濃厚な風味と滑らかな舌触りを持つ「吉野葛」。

葛はつる性の植物であり、美しい花を咲かせます。吉野葛は、その名の通り吉野地域特有の葛です。吉野葛の特徴は、その味だけでなく、薬草としても利用され、花から根や茎まで、全ての部位が利用されます。

昔から、吉野葛は俳人に詠まれたり、お茶の花として使われたりしており、地元の人々に愛され続けています。

吉野葛を味わうためには、宇陀市にある「森野吉野葛本舗」という創業400年以上の有名店を訪れることをおすすめします。

この店では、本物の吉野葛を店内で味わうだけでなく、お持ち帰りもできます。

きみごろも

きみごろも」は、奈良県宇陀市の名物です。卵を使用した和菓子で、食感は淡雪のように柔らかい特徴があります。

口に入れると卵の風味が広がり、風のようにふわりと消えていく感覚を味わえます。

きみごろもは、宇陀市にある「松月堂」というお店が創業した明治35年に初めて作られたお菓子であり、現在でもその歴史あるお店できみごろもを味わうことができます。

松月堂は創業以来、同じ伝統的な製法を受け継ぎながら、きみごろもを作り続けており、そのお店での体験は時空を超えたものとなるでしょう。

ぜひ一度、そのお店を訪れてきみごろもを味わってみてください。

わらび餅

実はわらび餅は奈良の名物菓子です。

奈良は昔からわらび粉の名産地であり、お茶の発祥の地としても知られています。そのため、お茶と一緒に楽しむお茶菓子として広まりました。

わらび餅は、わらび粉に砂糖とお水を加えて作られるお菓子で、蜂蜜や黄な粉など、お好みで味わうことができます。

奈良には「千壽庵吉宗」という昭和時代から続く人気のお店があり、彼らは「内閣総理大臣賞受賞のわらび餅」を誇りにしています。

ぜひそのお店で、奈良の名物であるわらび餅を堪能してみてください。

いもぼた

奈良の「いもぼた」は、餅米が高価だった昔に生まれました。

いもぼたは、里芋を入れたぼた餅のことです。うるち米に里芋を混ぜることで、芋の粘りが餅米に似ており、手頃な価格で美味しく、こつのあるお菓子を作ることができたと言われています。

特に天川村の名物菓子であり、「小路の駅てん」という村のお店に足を運んでいただければ、本格的で伝統的ないもばたをいただくことができます。

でんがら

餡を包んだお餅を朴の葉でくるんだお菓子を「でんがら」といいます。東吉野村の名物で、古くから「端午の節句」に食べられてきました。

端午の節句は通常「こどもの日」として知られていますが、でんがらを食べることで立身出世や子孫繁栄などの願いを込めるのです。

現在では、5月と6月の時期に作られ、天川村の朝市などで販売されています。

しきしき

しきしき」は、奈良県で戦前から作られている伝統的な和風のお菓子で、クレープのような形状をしています。

このお菓子は米粉や砂糖などを主成分としており、特徴的な点はカリッとした食感です。奈良は古くから小麦の栽培が盛んであったため、しきしきのようなおやつが生まれたと言われています。

しきしきはさまざまな食べ方がありますが、一般的にはそのまま食べたり、餡を包んで食べたり、焼きたてに刻んだネギなどをトッピングして楽しむことができます。

奈良県の名物「食材」9選

奈良と言えば、歴史あふれる奈良の食材もあります。

特に「大和野菜」と「大和牛」は一番有名ですが、それだけではありません。

奈良でしか味わえない「名物食材」をご紹介します。

大和野菜 各種

大和まな

大和まな」は、大和地方を代表する伝統的な野菜です。

大和まなは、上記の「まなめはり」というめはりずしの一種に必要不可欠な緑の材料ですが、それだけでなく、大和まなのフレッシュジュースやオイスターソースあんかけの大和まななど、さまざまなレシピで活用することができます。

かつて大和まなは、主に漬け物や油採りのために栽培されていましたが、油との相性が良く、加熱しても変色しないため、炒め物やお浸しとしても広く使われるようになりました。

大和芋

奈良ならではの「やまといも」は、江戸時代から栽培されており、甘いだけでなく塩味にも使われ、さまざまな味わい方があります。

この伝統的な黒皮の芋は形が整っており、凸凹が少ないのが特徴です。

芋の質感は肉厚で、満腹感が得られる素材です。

現在では、とろろ料理や和菓子の材料として利用されていますが、さまざまな食事のレシピでも楽しむことができます。

きくな(菊菜)

県内全域で栽培されている「菊菜」は、関東地方では「春菊」とも呼ばれています。

その名の通り、美しい円やかな形を持つ野菜であり、中大葉系の伝統野菜です。特徴的な美味しい香りも漂います。

菊菜は小さな枝が多い野菜ですが、非常に柔らかく、体にも優しい食材です。

祝い大根

祝い大根」として縁起をかつぐことを願いながら、奈良ならではの大和大根を紹介します。この大根は「雑煮大根」とも呼ばれ、かなり大きなサイズで直径は約3㎝程度です。

おすすめの料理としては、人参や鶏ひき肉つくね、白みそ、みりん、酒を使った「白味噌のお雑煮」です。この雑煮は非常に美味しく、大和ならではの味わいが楽しめます。

大和牛

奈良県で飼育される黒毛和種の牛肉を「大和牛」といいます。

大和牛は、厳格な基準をクリアした牛肉であり、通常去勢された牛や未経産の牛から得られる純粋なお肉です。また、必ず奈良県内で生まれ育ったものです。

大和牛は江戸時代末期の「国牛十図」にも描かれ、古くから高品質な牛肉として認知されてきました。

その他のお肉

大和肉鶏」や「大和豚」も存在します。

大和肉鶏は、奈良県産のお米を食べて育つ鶏で、お肉は程よい締りがあり、旨味とコクが特徴です。伝統的な呼び名は「大和かしわ」と言われています。

大和豚は、「安心、安全、美味しさ」を追求して生まれた豚肉ですが、とてもジューシーで、世界的にも高く評価される美味しいお肉です。

是非、大和野菜と組み合わせて、その大和ならではのお肉を味わってみてください。

大和茶

奈良はお茶の発祥地であることをご存じでしょうか。

その起源は、「大和茶」と呼ばれるお茶であり、平安時代に空海(弘法大師)という僧侶が唐からお茶の種をもたらしたことから始まったと言われています。

現在でも奈良県内で大和茶の栽培が行われており、さまざまな種類が存在しています。

柿の葉寿司はもちろんですが、「」自体も有名です。

柿は古くから御所市をはじめ奈良県中で栽培されてきましたが、土地によって品種が異なることもあります。

特に現在の主要な品種は「刀根早生」(とねわせ)であり、奈良はその発祥地として知られています。

現在、奈良の柿は全国的にも非常に人気のあるブランドとなりました。俳人の子規も、「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」という俳句で奈良の柿を称えました。

柿だけでなく、干し柿や柿もなか、柿の羊羹など、様々なお菓子もありますので、多彩な楽しみ方ができます。

古都華

古都華」は、奈良県産の高級ないちごです。

古都華の果皮はとても濃くルビー色なので、つやつやしていてとても美しい苺です。

また、香りも非常に強いため、美味しくて甘い香りが漂ってきます。

奈良ならではの寿司にも欠かせない

特に吉野地域で親しまれており、釣りの対象魚としても人気です。主に紀の川や新宮川で泳いでいます。

スイカやキュウリのような、独特の爽やかな香りを放つため、「香魚」とも呼ばれています。鮎は清流で育まれた上質な苔を食べるため、非常に美味しく、体にも良い魚とされています。

ふき俵

豊作祈願のために作られる「ふき俵」は、皮を剥いた大豆とお米を炊いておにぎりにし、それをふきの葉で包むものです。

その形状が米俵に似ていることから、「ふき俵」と呼ばれています。昔から、朝の田植えの後に豊作を祈って作られ、神棚に供えられてきました。

ふき俵は、大和高原地域の古くからの名物であり、主に農家のお弁当や田植えの間食として食べられていました。

現在でも、豊作祈願のためにふき俵を作り、神前に供える行事が行われていますが、特に伊賀地方で行われています。

奈良県の名物「地酒(日本酒)」3選

奈良の名物料理の特徴としては発酵の文化がありますが、その中でも「日本酒」も代表的です。

特に「日本清酒発祥之地」は「正暦寺」という奈良市の東部の山に建つお寺です。

さて、奈良ならではの美味しい日本酒をご紹介します。

風の森

奈良盆地の西南部、御所市で作られる「風の森」は、奈良の代表的な日本酒のひとつです。この銘柄は、創業享保4年(1719年)の「油長」という酒蔵によって製造されています。

「風の森」は、精米歩合が50%以上の銘柄であり、その名前は御所の「風の森峠」を吹き抜ける優しい風に由来しています。

この日本酒は非常に飲みやすく、奈良漬けなどの発酵料理や御所ならではの鴨肉など、地元の料理と一緒に楽しむと口の中に広がる甘さが一層引き立ちます。

地元の日本酒を購入するには、「東川酒店」というお店がおすすめです。この店は全国的に高い評価を受けており、「風の森」をはじめとする地元の日本酒を手に入れるのに最適な場所です。

店舗名東川酒店
営業時間9:00~19:00
定休日水曜日
アクセス御所駅より徒歩約5分
公式サイトhttps://www.higashigawa-saketen.com/index.php

貴仙寿

奈良で有名な純米吟醸酒のひとつ「貴仙寿」。

貴仙寿は、精米歩合が60%という香り高い日本酒であり、その銘柄は「奈良豊澤酒造」によって製造されています。豊澤酒造は、平成14年に厚生労働大臣から「現代の名工」として表彰された酒蔵です。

豊澤酒造は機械化を極限まで減らし、手作業によって非常に高品質な日本酒を造っています。貴仙寿はまさにその美味しさを象徴しています。

この日本酒は熱燗で味わうことをおすすめします。その温かさによって、さらに味わいが引き立ちます。

貴仙寿を味わうことができる様々なお店やレストランがありますが、「蔵元 豊祝 奈良店」は特におすすめです。こちらは蔵元の直営店であり、貴仙寿をはじめとする様々な銘柄を購入したり、店内で楽しむことができます。また、単品のおつまみやセットも注文することができます。

店舗名蔵元 豊祝 奈良店
営業時間14:00〜21:00(最終受付:20:30)
定休日不定休
アクセス近鉄奈良駅から80m
公式サイトhttp://nara-toyosawa.jp/

春鹿

大変人気のある「春鹿 純米 超辛口」。

「春鹿」という銘柄は「春日大社」の鹿に由来する神話にちなんで名付けられました。

「今西清兵衛商店」という酒造業者が創業したのは明治17年(1884年)であり、この銘柄に限らず、純米大吟醸など様々な種類の酒が存在します。

この純米超辛口を飲む際には、甘しょっぱい料理との相性が良いと考えていますが、店のスタッフにおすすめを尋ねるのも良いでしょう。

また、本店では自分の好みの瓶を選んで購入することはもちろんのこと、利き酒の体験も楽しむことができます。

1人での利き酒体験は500円で、5種類のお酒を試飲することができます。

店舗名今西清兵衛商店
営業時間10:00~17:00
定休日お盆、年末年始、イベント開催時
アクセス近鉄奈良駅から徒歩20分
公式サイトhttps://www.harushika.com/shopping/

奈良県の名物「名産工芸品」5選

奈良県で名物といえば、何も食事だけではありません。

高山茶筅、奈良晒、奈良団扇など、奈良は様々な工芸品の発祥地でもあります。

機織りや扇子づくりの体験ができるお店も厳選してご紹介します。

奈良晒

奈良県で生産されている高級な麻織物、「奈良晒」は全国的にも有名です。

昔は武士の裃や僧侶の法衣のために用いられていた歴史あふれる工芸品ですが、現在は座布団、匂い袋、茶巾、布巾、鞄、巾着、かざりなど、多種多様な小物に用いられる素材として広く普及しています。

このような製品は、五代目の店主が営む創業1863年(文久3年)の老舗「麻布おかい」で購入することができます。ここでは、伝統的な製法で作られた奈良晒を購入できるだけでなく、お客さん自身が機織りの体験も楽しむことができます。

店舗名麻布おかい 奈良店
営業時間10:00~18:00
定休日不定休
公式サイトの営業カレンダーに記載
アクセス近鉄奈良駅よりバス「下水間」行きで約30分「中之庄町」バス停下車、徒歩約3分
公式サイトhttps://mafu-okai.com/

奈良団扇

夏祭りの際、皆さんはうちわをもらったことがありますか?

奈良盆地の大変な暑さの中、鹿や五重塔の美しい絵柄が描かれた「奈良団扇」はいかがでしょうか。

遥か昔、奈良の春日大社の神主がうちわの製造を始めたと言われています。その後、興福寺で製造されるようになり、模様や色彩が加えられ、一般の人々にも親しまれるようになりました。

奈良には、創業170余年を誇る日本で唯一の奈良団扇専門店「奈良団扇 池田含香堂」があり、奈良団扇や扇子を購入することができます。また、製造体験もお楽しみください。

店舗名奈良団扇 池田含香堂
営業時間9:00~19:00
定休日9月~3月:月曜日
4月~8月:無休
アクセス奈良駅から徒歩3分
公式サイトhttps://www.narauchiwa.com/

高山茶筅

高山茶筅」は、その名の通り奈良県生駒市高山町で生産されており、全国的に高い評価を受けている茶筅です。

通常の茶筅と比較して、高山茶筅は柔らかく、ふわふわとした質感でお茶を点てることができます。

地元の有名な茶筅店「翠華園 谷村弥三郎商店」では、奈良でしか手に入らない高品質な茶筅を作る体験や抹茶を楽しむことができます。

店舗名翠華園谷村弥三郎商
営業時間9:00~15:00
定休日土日
アクセス「上大北」バス停下車、徒歩約5分
公式サイトhttps://www.yasaburo.com/

赤膚焼

赤膚焼」は、奈良ならではの陶芸であり、高品質な茶碗が特徴的です。

この陶芸は戦国時代に遡り、陶土を素焼きにする過程で美しい赤身を誇ります。手触りもとても滑らかで、優しい手作りの品です。また、鹿や二月堂など、カラフルで可愛らしい奈良絵が施されているのも特徴です。

奈良市にある「赤膚焼 大塩正史陶房」では、自分で赤膚焼を制作できて、手作りの茶碗を作って持ち帰ることができるので、ぜひ訪れてみてください。

店舗名赤膚焼 大塩正史陶房
営業時間11:00~16:00
定休日
公式サイトhttps://nara-japan.wixsite.com/akahadayaki-masashi

奈良一刀彫人形

奈良の「一刀彫人形」は、色彩豊かで立派な木彫りの人形です。

一目でその貴重さが分かりますが、実は平安時代に春日大社の神事で使用されていました。

神々向けの飾りであったため、人間の手ができるだけ見えないようにと、非常に簡素な形状であり、曲線的な形を避け、削り跡を意図的に残しています。

時間が経つにつれ、彩り豊かになっていきました。

現在、雛人形が最も人気ですが、五月人形や能楽の人形、干支など、様々な種類があります。

おすすめのお店は「誠美堂」です。商品の価格帯は幅広く、予算に合わせて選びましょう。

店舗名誠美堂
営業時間9:00~17:00
定休日日・祝日(1月・2月は無休)
アクセスJR奈良駅より徒歩約22分
公式サイトhttps://www.hina-ningyou.com/

その他奈良県の名物「中谷堂の高速餅つき」

最後に上記で紹介しきれなかった、「奈良名物」をご紹介させていただきたいと思います。

本格的なお餅つきを見たことがありますか。

全国的に有名な「中谷堂」という奈良の餅屋さんでは、名物の「高速餅つき」を見ることができます。

「中谷堂」は、ならまちの北側に位置し、有名な三条通りにあります。大きな升の中に、職人さんがお餅の生地を入れてからショーが始まります。

職人さんたちは大きな杵を手に取り、息の合った掛け声でお餅を叩いてつきます。そのスピードは全国一で、その餅つきを見るためにいつも多くの人が集まって、とても賑わっています。

数秒後、柔らかくよく伸びて、こしのある美味しいよもぎ餅を味わうことができます。

店舗名中谷堂
営業時間10:00~19:00
定休日不定休
アクセス近鉄奈良駅より徒歩5分
公式サイトhttp://www.nakatanidou.jp/

「GOSE SENTO HOTEL」のご紹介

観光地ではありませんが、私たちが手がける宿泊施設「GOSE SENTO HOTEL」もご紹介致します。

「GOSE SENTO HOTEL」は、奈良県御所市に2022年秋に開業したばかりの泊・食・湯分離の分散型ホテルです。

ご宿泊施設の「RITA御所まち」「宿チャリンコ」、御所市現地の食事を楽しめる「洋食屋ケムリ」、昭和レトロな銭湯を改修した「御所宝湯」の4つの施設がございます。

「御所宝湯」では男女別の昭和のおしゃれな味わいのある浴室を活かしつつ、フィンランド式の本格的なサウナや澄み渡る青空や夜空を眺めながら入る露天風呂、外気浴を楽しむととのいスペースをご用意しております。

少し歩いたところには「洋食屋ケムリ」が佇み、大和の伝統野菜をはじめとした御所の名産品をたっぷりと味わうことができます。

ぜひ一度足を運び、一風変わったステキな宿泊体験にご利用いただけますと幸いです。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事では、奈良県定番の名物・名産品をご紹介しました。

皆様のステキな旅の一助になれれば幸いです。

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