古い歴史や文化を持つ奈良。そのため、奈良にはさまざまなパワースポットが存在します。有名なパワースポットといえば、東大寺や春日大社、法隆寺などを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
今回は、奈良市を中心とした有名な寺社仏閣以外に、強力なパワーをもらえる奈良の滝とパワースポットを紹介します。
奈良の滝のパワースポット
奈良は面積の7割が森林のため自然が豊かです。また、森林を育む山々が多いことから、滝も多く存在します。
ここでは、比較的行きやすく、パワーがもらえる滝を紹介します。奈良の滝のパワースポットは次のとおりです。
- 鶯(うぐいす)の滝
- 桃尾(ももお)の滝
- 龍鎮(りゅうちん)の滝
- 青葉(せいよう)の滝
- 済浄坊(さいじょうぼう)の滝
- 東(ひむかし)の滝
- 蜻蛉(せいれい)の滝
- 御船(みふね)の滝
- みたらいの滝
- 投石(なげいし)の滝
- 不動七重(ふどうななえ)の滝
- 笹の滝
- 猫又(ねこまた)の滝
- 清納(せのう)の滝
- 河鹿(かじか)の滝
- 十二滝
鶯(うぐいす)の滝
画像引用元:写真AC
「鶯の滝」は奈良市川上町にある滝です。春日山原始林の中にある約10mの小さな滝です。佐保川の源流部にあり、江戸時代から名所として有名です。
水の流れ落ちる音が「鶯(うぐいす)」の鳴き声に似ていることが名前の由来とされています。
名称 | 鶯の滝 |
所在地 | 奈良市川上町 |
アクセス | 近鉄 奈良駅より奈良交通バス 春日大社行き「春日大社本殿」下車 遊歩道から滝まで 徒歩約1時間 車:春日奥山ドライブウェイコース 途中から北へ 徒歩5分 |
桃尾(ももお)の滝
画像引用元:写真AC
桃尾の滝は、天理市滝本町にある滝です。高さは約23mで、布留川の上流にある桃尾山にあります。奈良時代初期に開かれた龍福寺の行場で、古くから修験道の信仰の場とされてきたことから、奈良のパワースポットとしても有名です。
滝壺の左側には鎌倉中期の秀作である「不動三尊麿崖仏」を見ることができます。万葉集にも詠まれ、松尾芭蕉も訪れた景勝地です。
名称 | 桃尾の滝 別名:布留の滝 |
所在地 | 天理市滝本町 |
アクセス | JR・近鉄 天理駅より六郷小学校または苣原行バス「上滝本」下車 徒歩10分 |
龍鎮(りゅうちん)の滝
画像引用元:写真AC
龍鎮の滝は、宇陀市にある深谷龍鎮渓谷にある滝です。室生湖に注ぐ深谷川の上流にあり、滝壺は陽が当たるとエメラルドグリーンに輝きます。
両岸には龍鎮神社の拝殿や祠があり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。龍鎮神社には、水をつかさどる雨乞いの龍神「高龗神(たかおかみのかみ)」が祀られています。奈良県の「やまとの水」に選ばれています。
名称 | 龍鎮の滝 |
所在地 | 宇陀市榛原荷阪 |
アクセス | 近鉄室生口大野駅より室生ダム管理事務所まで徒歩約40分 車:名阪国道針ICより室生ダム管理事務所まで約15分 室生ダム管理事務所より徒歩約20分 |
青葉(せいよう)の滝
画像引用元:妙験山 青葉寺|日蓮宗 寺院ページ
青葉の滝は、宇陀市にある国道165号線の奈良と三重県境近くの青葉寺の奥にある滝です。落差はわずか5mと小さな滝ですが、緑の木漏れ日の隙間から階段状の岩の上に降り注ぐ水しぶきが神秘的です。
青葉寺は古くから行者の修練、滝行の場であったといわれています。青葉寺の藪の竹でつくられたといわれる平敦盛の青葉の笛です。
名称 | 青葉の滝 |
所在地 | 宇陀市室生三本松 |
アクセス | 名阪国道「針IC」より車で約25分 道の駅 宇陀路室生から徒歩約20分 近鉄大阪線 三本松駅より徒歩約20分 |
済浄坊(さいじょうぼう)の滝
画像引用元:写真AC
済浄坊の滝は、曽爾村(そにむら)にある横輪川にできた渓谷です。かつて「済浄坊」という仏寺があり、修験者が行水をし身を清め、水煙大不動明王の霊を仰いだと伝えられています。
済浄坊の滝は、エメラルドグリーンに輝く淵と広い滝壺があります。周辺は清流・横輪川沿いに広がる渓谷となっており、緑豊かな森の中で、清流のせせらぎと滝を楽しむことができます。
奈良県の「やまとの水」に選ばれています。
名称 | 済浄坊の滝 |
所在地 | 宇陀郡曽爾村今井 |
アクセス | 近鉄 名張駅 山粕西行バス「曽爾横輪」下車 徒歩45分 |
東(ひむかし)の滝
画像引用元:写真AC
東の滝は、吉野郡東吉野村小にある「丹生川上神社中社」内の滝です。「ゆめはし」とよばれる真っ赤な吊り橋を渡ると到着します。滝の名前は、吉野離宮の「東」にあったことだとされています。
しめ縄や不動明王堂に守られており、左右に分かれた水が滝の中ほどで交差する美しい滝です。龍神が住むとされる東の滝、龍玉におねがいごとを託し、滝へ投げ入れるとご利益が授かります。
東の滝がある丹生川上神社は675年に創建されたとされる由緒ある神社です。ぜひこちらも併せて参拝してみてください。
中社、上社、下社の三社全て参拝することがおすすめとされています。五穀豊穣や心願成就、縁結びのご利益があります。
名称 | 東の滝 別名:「秋津野(あきつの)の瀧」・「龍神の瀧」 |
所在地 | 吉野郡東吉野村小(丹生川上神社中社内) |
アクセス | 平日 近鉄大阪線「榛原駅」下車、 奈良交通バス「東吉野村役場行」乗車 「東吉野村役場」下車。 東吉野村役場からコミュニティバス「小川大又線」乗車、「蟻通」下車。 休日 近鉄大阪線「榛原駅」下車、 奈良交通バス「菟田野行」乗車、「菟田野」下車 菟田野からコミュニティバス(小型タクシー)「大又菟田野線」乗車、 「蟻通」下車。 ※休日のコミュニティバスをご利用の場合は、事前予約が必要です。 TEL:0746-42-0441(東吉野役場) 車:東吉野村から、県道16号・220号線を経て丹生川上神社(中社)へ |
蜻蛉(せいれい)の滝
画像引用元:写真AC
「蜻蛉の滝」は、吉野郡川上村「あきつの小野公園」の中にあります。滝の上には弁財天・不動明王・役行者を祀る祠がある高さ約50mの段瀑です。
古事記の蜻蛉(トンボ)が雄略天皇を虻(アブ)から救ったという「蜻蛉(トンボ)伝説」にちなんで命名されました。蜻蛉の滝は、万葉集に記されている以外にも松尾芭蕉なども訪れている由緒ある滝です。天気の良い日には滝壺に虹がかかることから、別名「虹光(にじっこう)」とも呼ばれています。
奈良県の「やまとの水」に選ばれています。
名称 | 蜻蛉の滝 別名:虹光(にじっこう) |
所在地 | 吉野郡川上村西河 |
アクセス | 近鉄 大和上市駅から湯盛温泉杉の湯行バス「西河」下車 徒歩30分 車:国道169号五社トンネルぬけて、すぐ右折してまっすぐ |
御船(みふね)の滝
画像引用元:写真AC
御船の滝は、奈良県川上村にあります。日本神話が描かれた古事記にも登場し、古くから神聖視されてきたパワースポットです。落差約50m、2段に分かれて落ちる清流が迫力満点です。
夏は自然を直に感じることができ、冬は気温が冷え込んだ時に見られる氷瀑は魅力的です。氷爆は、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)を現すともされ、知恵を授ける滝と言われています。
レクリエーション施設の「井氷鹿(いひか)の里」から登山をすることも可能です。
名称 | 御船の滝 |
所在地 | 吉野郡川上村井光 |
アクセス | 近鉄大和上市駅から奈良交通バス「湯盛温泉杉の湯」行終点乗り換え「武木」下車、徒歩で約120分 御船の滝入り口徒歩約5分 |
みたらいの滝
画像引用元:写真AC
「みたらいの滝」は天川村の大小の滝が点在する「みたらい渓谷」にあります。みたらい渓谷は、後醍醐天皇の皇子護良親王が、北条氏征討の勝利を祈願して身を清め、手を洗ったという伝説から名付けられたとされています。
名称 | みたらいの滝 |
所在地 | 吉野郡天川村北角(みたらい渓谷) |
アクセス | 近鉄 下市口駅から奈良交通バス 洞川温泉行及び中庵住行バスで約1時間「天川川合」下車 徒歩40分 |
投石(なげいし)の滝
画像引用元:写真AC
奈良県東吉野村にある投石の滝は、落差15m、高さ20mほどの滝です。白馬寺の境内にある滝野川にかかっています。
名前の由来は、天女が舞い降り、玉石を滝壺に投げ入れた伝説からとされています。また、不動明王が祀られていることから「不動の滝」ともいわれています。
名称 | 投石の滝 別名:不動の滝 |
所在地 | 東吉野村瀧野 |
アクセス | 名阪国道針ICから車で70分 |
不動七重(ふどうななえ)の滝
画像引用元:写真AC
不動七重の滝は、吉野郡下北山村にある滝です。落差160mの七段からなる、巨大で美しい段瀑を見ることができます。不動七重の滝を見て滝が好きになる人も多いのだとか。
かつては、行者のみが知る滝でした。地名から「前鬼の大滝」とも呼ばれました。日本の滝100選の一つ、奈良県の「やまとの水」にも選ばれています。
名称 | 不動七重滝 別名:前鬼の大滝 |
所在地 | 吉野郡下北山村前鬼 |
アクセス | 最寄り駅からの交通 近鉄 大和上市駅からバス「前鬼口」下車 徒歩2時間 |
笹の滝
画像引用元:写真AC
笹の滝は、十津川村にある滝です。日本の滝100選に選ばれており、落差は約32m、水量も豊富です。美しさと力強さを兼ね備えた笹の滝は心の邪気を浄化してくれそうなパワーを感じさせてくれます。
名称 | 笹の滝 |
所在地 | 吉野郡十津川村大字内原 |
アクセス | 近鉄 八木駅もしくはJR五条駅 十津川経由新宮行バス「風屋花園」下車 または車で30分 |
猫又(ねこまた)の滝
画像引用元:写真AC
猫又の滝は、吉野郡十津川村の玉置神社への登山道にある滝です。名前の由来は、滝の近くに尻尾が二つある猫が住んでいたことからとされています。また、滝にまつわる昔話も残されています。
名称 | 猫又の滝 |
所在地 | 吉野郡十津川村折立 |
アクセス | 国道425号の分岐から国道168号を南下して、折立橋の手前を左折。林道を約2km走ると滝前の駐車場へ。 |
清納(せのう)の滝
画像引用元:写真AC
清納の滝は、十津川村にある美しい滝です。別名は瀬野の滝で、落差は15mほどですが水量があります。滝壺も広く美しく、水しぶきが霧状になることから、マイナスイオンの滝とも呼ばれています。
名称 | 清納の滝 別名:瀬野の滝 |
所在地 | 吉野郡十津川村高滝 |
アクセス | アクセス 1.十津川村役場からR168を新宮方面へ 2.R168「滝」を右折、R425を「21世紀の森」方面へ 3.R425「大野出合」を右手へ下る 4.R425「大野出合橋」手前で車を停める (※十津川村役場から車で約10分、約5.8km) 5.そこから徒歩約2分 |
河鹿(かじか)の滝
画像引用元:写真AC
河鹿の滝(かじかのたき)は、奈良県天川村にある滝です。山上川に懸かり、落差は5mあります。
滝つぼはエメラルド色に輝き、段差に澄んだ水が流れ落ちる景色は絵のように美しいといわれています。清流に棲む鳴き声の美しい小さいカエル、カジカの名で呼ばれています。
名称 | 河鹿の滝 別名:雅滝(がたき) |
所在地 | 天川村大字洞川 |
アクセス | 近鉄下市口駅→奈良交通バス洞川温泉行きで1時間、バス停:洞川温泉下車、徒歩25分 |
十二滝
画像引用元:写真AC
十二滝は吉野郡十津川村にあります。国道168号線を南に走っていると右側に見つかる大きな滝です。落差は80mとも100mともいわれています。滝の前には駐車スペースもあるため、正面から見ることができます。
名称 | 十二滝 |
所在地 | 吉野郡十津川村七色 |
アクセス | 国道168号線沿い。 十津川村の七色、和歌山県との県境から 約2kmほど 奈良交通バス「二津野」下車徒歩約15分 |
奈良のその他のパワースポット
奈良には歴史が古いため寺社仏閣など、多くのパワースポットが存在します。奈良市中心部の有名な寺社仏閣以外にも、強力なパワーやご利益をいただける日本でも指折りのスポットを紹介をします。
奈良のその他のパワースポットは次のとおりです。
- 玉置神社(たまきじんじゃ)
- 天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)
- 金峯山寺(きんぷせんじ)
- 石上(いそのかみ)神宮
- 大神(おおみわ)神社
- 高天彦(たかまひこ)神社
- 高鴨(たかかも)神社
- 室生龍穴(むろうりゅうけつ)神社
- 信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)
- 宝山寺(ほうざんじ)
- 天石立(あまのいわたて)神社
- 大安寺(だいあんじ)
玉置(たまき)神社
画像引用元:玉置神社
玉置神社は、大峰山脈の南端に位置する標高1,076mの玉置山の山頂近くに鎮座しています。創建は崇神天皇の御代、紀元前37年とされ日本最古の神社の一つと伝えられています。拝殿を持たないため、玉石に礼拝する古代の様式が特徴です。
奈良のみならず日本一のパワースポットとしても有名で、神様に呼ばれないとたどり着けないとされるほどです。開運厄除や商売繁盛など、あらゆるご利益があります。
施設名 | 玉置神社 |
住所 | 吉野郡十津川村玉置川1番地 |
電話番号 | 0746-64-0500 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料 | 無料 本殿社務所内「彩色戸襖(さいしょくとぶすま)」の拝観料は大人500円 |
定休日 | なし |
アクセス | 大阪方面から 阪和自動車道・美原JCT→南阪奈道路・葛城IC→大和高田バイパス・新堂ランプ→京奈和自動車道・五條IC→R370→R168(美原JCTより約3時間) 奈良交通・八木新宮バスをご利用ください。 ・奈良方面からお越しの場合:八木駅、五條駅から十津川温泉下車 ・和歌山方面からお越しの場合:新宮駅から十津川温泉下車 |
ホームページ | https://tamakijinja.or.jp/ |
天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんやしろ)
画像引用元:写真AC
天河大弁財天社は、天川村にある「日本三大弁天の宗家」とされる神社で、「弁財天」を祀っています。玉置神社同様に、神様に呼ばれないとたどり着けない神社として有名です。
弁財天が芸事の神様ということもあり、神前での「能」の奉納が毎年行われます。世阿弥(ぜあみ)も用いたとされる「阿古父尉(あこぶじょう)の面」や能楽草創期からの価値の高い「能面」、能装束が多数奉納されています。
社家の方々は修験道の開祖である役小角(えんのおずの)が従えていた鬼の夫婦、前鬼・後鬼(ぜんき・ごき)の子孫とされています。鬼も神としているため節分祭も独特で「鬼は内、福は内」と唱えます。
金運アップや縁結びをはじめ、芸能人やミュージシャンも訪れています。
施設名 | 天河大辨財天社 「別名:天河神社」 |
住所 | 吉野郡天川村坪内 |
電話番号 | 0747-63-0334 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料 | 無料 |
定休日 | なし |
アクセス | 近鉄「下市口駅」から奈良交通の路線バス「中庵住(なかいおずみ)行」に乗車し約1時間「天河大弁財天社」下車すぐ あるいは、「下市口駅」から奈良交通の路線バスで「天川川合」下車後、徒歩約30分 下市口からタクシー利用、約40分 |
ホームページ | https://www.tenkawa-jinja.or.jp/ |
金峯山寺(きんぷせんじ)
画像引用元:写真AC
金峯山寺は、吉野山にある修験道の総本山です。7世紀後半に修験道の開祖である役小角(えんのおずの)によって開創されました。
蔵王堂は吉野山のシンボル的存在で、木造古建築として日本で二番目の大きさを誇ります。
本尊である日本最大秘仏の金剛蔵王権現が三体並ぶ姿は圧巻です。蔵王堂の朝座勤行(6:30〜)と夕座勤行(16:30〜)は特別ご開帳時以外、無料で参列することができます。
毎年、鬼の調伏式や蛙飛びなどユニークな行事も行われます。家内安全や諸願成就などのご利益があります。
施設名 | 金峯山寺 |
住所 | 吉野郡吉野町吉野山2498 |
電話番号 | 0746-32-8371 |
拝観時間 | 本堂蔵王堂:8:30~16:00 塔頭脳天大神龍王院:8:30~16:00 |
拝観料 | 蔵王堂 通常時 大人:800円 中高生:600円 小学生:400円 秘仏御本尊特別ご開帳時 大人:1,600円 中高生:1,200円 小学生:800円 |
定休日 | なし |
アクセス | 近鉄吉野線吉野駅よりロープウェイ5分、吉野山駅より徒歩10分 |
ホームページ | https://www.kinpusen.or.jp/ |
石上(いそのかみ)神宮
画像引用元:石上神宮
石上神宮は、天理市の布留山の北西麓に鎮座する日本最古の神社の一つとされています。日本最古の歴史書である「日本書紀」に存在が記されています。
石上神宮の御祭神は、第10代崇神天皇7年に石上布留の高庭に祀られた「石上大神(いそのおおみかみ)」です。御神体として、神武天皇の国土平定に偉功をたてられた神剣「韴霊(ふつのみたま)」、鎮魂にかかわる神宝「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した神剣「天十握剣(あめのとつかのつるぎ)」を祀っています。
また、約30羽のニワトリが境内各所に放し飼いされています。ご利益は起死回生、病気平癒、学業成就、健康長寿です。
施設名 | 石上神宮 |
住所 | 天理市布留町384 |
電話番号 | 0743-62-0900 |
拝観時間 | 5:30頃~17:30(開・閉門の時刻は季節により異なる) |
拝観料 | 無料 |
定休日 | なし |
アクセス | 電車:近鉄もしくはJR「天理駅」から徒歩約30分 バス:天理市コミュニティバス「いちょう号」(東部線)下山田系統 「石上神宮前」バス停下車、徒歩10分 大人(中学生以上):190円 小人(小学生):100円 |
ホームページ | https://www.isonokami.jp/ |
大神(おおみわ)神社
画像引用元:大神神社
大神神社は、桜井市にある神社です。スピリチュアリストの江原 啓之さんが、日本でも5本の指に入るパワースポットとして紹介しています。拝殿はありますが、「三輪山」を御神体としているため本殿がありません。
また、紀元前95年に創祀された日本最古の神社の一つとされています。境内にある末社の狭井(さい)神社にて受付をすれば、三輪山へ登ることができます。
高さは467mと低く感じられますが急勾配のため、体調不良で救急搬送される方もいます。登拝される方は注意してください。縁結びや商売繁盛などさまざまなご利益があります。
施設名 | 大神神社 |
住所 | 桜井市三輪1422 |
電話番号 | 0744-42-6633 |
拝観時間 | 24時間 三輪山登拝の受付は「9:00から正午まで(午前中)」(※下山報告は、15:00までに狭井神社社務所へ) |
拝観料 | 三輪山登拝:300円 |
定休日 | 【入山登拝禁止日】 1月1日〜1月3日 2月17日 4月9日 4月18日(午前のみ) 10月24日 11月23日 ※気象状況、その他の事情により登拝を禁止する場合あり |
アクセス | 電車:JR「三輪駅」より徒歩5分 バス:近鉄・JR「桜井駅」北口2番乗り場より大神神社「二の鳥居前」下車 毎月 土曜・日曜・祝日のみ運行 (但し、毎月1日と12月24・25・31日、1月2・7・8・9・14・15日を除く) |
ホームページ | https://oomiwa.or.jp/jinja/ |
高天彦(たかまひこ)神社
画像引用元:写真AC
高天彦神社は金剛山の東に位置し、創建も不明とされる古くからの謎多きパワースポットです。日本神話に登場する神々が住んでいた「高天原(たかまがはら)」伝説が残る地とされています。
高天彦神社には、最初に出現した神様である高皇産霊神(たかみむすびのかみ)が祀られています。拝殿のみで背後の「白雲峯(しらくものみね)」を御神体としています。
境内には福蛙があり、金運、開運招福、無病息災、縁結びなどさまざまなご利益があります。
施設名 | 高天彦神社 |
住所 | 御所市北窪158 |
電話番号 | 0745-66-0609 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料 | なし |
定休日 | なし |
アクセス | バス:近鉄「御所駅」からバス「鳥井戸」下車、徒歩約50分 車:近鉄「御所駅」からタクシーで約20分、もしくは京名和自動車道 御所ICから約20分 |
ホームページ | なし |
高鴨(たかかも)神社
画像引用元:高鴨神社
高鴨神社は、金剛山東に位置する国内最古の神社の一つとされる神社です。古代豪族鴨氏の守護神「阿遅志貴高日子根命(あじすきたかひこ)」を御祭神として祀っています。
阿遅志貴高日子根命」は「迦毛之大御神(かものおおみかみ)」ともいい、死した神をも甦らせる強力なパワーを持つとされています。
病気平癒や再生復活など、人生が上手く歩めるような導きをくださるご利益があります。京都の上賀茂神社・下鴨神社をはじめとした全国にある「かも」神社の総本社にあたります。
施設名 | 高鴨神社 |
住所 | 御所市鴨神1110 |
電話番号 | 0745-66-0609 |
拝観時間 | 8:00~17:00 ※正月期間・祭典・行事日には開閉門時間が異なる場合あり |
拝観料 | なし |
定休日 | なし |
アクセス | 近鉄御所駅からバス「風の森」下車、徒歩約15分 JR・近鉄御所駅から徒歩約120分 |
ホームページ | https://takakamo.or.jp/ |
室生龍穴(むろうりゅうけつ)神社
画像引用元:写真AC
室生龍穴神社は宇陀市室生にあり、女人高野として有名な「室生寺」から徒歩約15分です。創建は明らかではありませんが、室生寺よりも古い歴史をもつとされています。ご神体は龍神の住処とされる室生龍穴神社から、さらに徒歩約20分の奥宮「妙吉祥龍穴」です。
京都の「貴船神社」、岡山の「備前龍穴」とともに日本三大龍穴の一つとされています。「高龗神(たかおかみのかみ)」と「善女龍王(ぜんにょりゅうおう)」の両龍神が祀られており、ご利益は厄払いや運気上昇、諸願成就とされています。
猿沢の池に住んでいたとされる龍神から、ぜひとも強力なパワーをもらってください。
施設名 | 室生龍穴神社 |
住所 | 宇陀市室生1297 |
電話番号 | 0745-93-2177 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料 | なし |
定休日 | なし |
アクセス | 室生口大野駅からバス「室生寺前」終点下車、徒歩約30分 |
ホームページ | なし |
信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)
画像引用元:写真AC
生駒郡平群町信貴畑(しぎはた)の信貴山頂近くにある寺院です。信貴山真言宗の総本山で、別名を信貴山寺(志貴山寺)といいます。
聖徳太子が物部守屋の討伐の際にこの山を訪れて戦勝の祈願をすると、天空に毘沙門天が現れ、必勝の秘法を授かりました。見事勝利した太子は、自ら毘沙門天のお姿を彫刻し伽藍を建て、信ずべき貴ぶべき山として「信貴山」と名付けました。
寅は毘沙門天の使いとされていることから境内には、全長6mの巨大な張り子の寅「世界一大福寅」など多くの寅の像があります。
そして、寅といえば阪神タイガース、多くのファンが優勝祈願に訪れることで有名です。勝負運や金運アップはもちろん病気平癒などさまざまなご利益があります。参拝する際は、パワーが強くなる寅の日を狙ってお参りしてみてください。
施設名 | 信貴山朝護孫子寺 |
住所 | 生駒郡平群町信貴山2280-1 |
電話番号 | 0745-72-2277 |
拝観時間 | 9:00〜16:30 |
拝観料 | 霊宝館 大人・大学生・高校生:300円 中学生・小学生:200円 戒壇巡り:200円 |
定休日 | なし |
アクセス | JR・近鉄「王寺駅」から奈良交通バス「信貴大橋」下車、徒歩5分 近鉄「信貴山下駅」からタクシー もしくはバス「朝護孫子寺」 近鉄「信貴山口駅」乗り換え、ケーブル「高安山」駅から近鉄バス「信貴山門」下車、徒歩約10分 |
ホームページ | https://www.sigisan.or.jp/ |
宝山寺(ほうざんじ)
画像引用元:寳山寺
宝山寺は生駒市の生駒山にある1678年に湛海律師が開いた真言律宗の大本山の寺院です。日本三大聖天の一つで、ヒンドゥー教のガネーシャを起源とする仏教の守護神「聖天(歓喜天)」が祀られています。
江戸時代には商売繁盛のご利益から大阪商人の信仰を集め、賑わったとされています。現在も「生駒の聖天さん」として親しまれ、商売繁盛、金運アップ、良縁・縁結び、夫婦和合のご利益があります。
宝山寺に来る際に乗られたユニークなケーブルカーは、1918年に開通した日本初の登山鉄道として貴重な現役の乗り物です。
施設名 | 宝山寺(寳山寺) |
住所 | 生駒市門前町1-1 |
電話番号 | 0743-73-2006 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料 | 無料 |
定休日 | なし |
アクセス | 近鉄「生駒駅」からケーブル「鳥居前駅」乗り換え「宝山寺駅」下車、徒歩約10分 |
ホームページ | https://www.hozanji.com/ |
天石立(あまのいわたて)神社
画像引用元:写真AC
天石立神社は標高330mの戸岩山の北麓にある山中に鎮座しています。地名にもあるように柳生十兵衛で有名な柳生家の剣の修行地だった場所といわれています。通常の神社のように拝殿や本殿を有せず、巨岩を直接拝する古式のスタイルが特徴的です。
特に、真っ二つに切られたように見える「一刀石」が有名です。十兵衛の祖父、柳生石舟斎が天狗と戦ったときに、切りつけた巨岩が真っ二つに切れたと伝わっています。
最近では「鬼滅の刃」の聖地としても話題になりました。物語の序盤、主人公の炭治郎が修行中に大岩を真っ二つに切るシーンと重なることから、多くの方が来られました。
施設名 | 天石立神社 |
住所 | 奈良市柳生町789 |
電話番号 | 0742-94-0002 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料 | なし |
定休日 | なし |
アクセス | 近鉄奈良駅よりバス「柳生」下車 徒歩約30分 |
ホームページ | なし |
大安寺
画像引用元:写真AC
南都七大寺の一つで、奈良時代から平安時代前半は東大寺、興福寺と並ぶ大寺でした。大安寺は日本最古の仏教寺院の一つで、熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)に起源があります。
熊凝精舎は、インドの祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)にならって聖徳太子が創建したとされています。境内には立派な竹林があり、境内を歩いているだけで癒しのパワーを得ることができるといわれています。ご利益は病気平癒、特に癌封じが有名です。
施設名 | 大安寺 |
住所 | 奈良市大安寺2-18-1 |
電話番号 | 0742-61-6312 |
拝観時間 | 9時~17時(受付は16時まで) |
拝観料 | 大人・大学生:600円 高校生以下:300円 |
定休日 | 12月31日のみ迎春準備のため休み |
アクセス | JR・近鉄奈良駅からバス(大安寺・白土町・シャープ前行) 「大安寺」下車、徒歩約10分 |
ホームページ | https://www.daianji.or.jp/ |
まとめ
奈良の滝とパワースポットを紹介しました。
「自分が知っている神社やお寺が紹介されていない」と思われた方もいるかもしれません。もちろん、奈良にはまだまだ紹介しきれないほどの滝と、有名なパワースポットが存在します。
ぜひ足を運んでお気に入りの滝や自分と相性の良いパワースポットを見つけてください。