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【2024】2泊3日で巡る奈良観光のモデルコースを紹介!

奈良観光モデルコース2 泊3日

2泊3日で奈良観光をする場合、どこに行こうかと迷う方も多いことでしょう。今回は、初めての方でも楽しめるように、奈良市内の観光スポットと明日香村観光を紹介します。

2泊3日での奈良観光おすすめモデルコースは次のとおりです。

  • 1日目:薬師寺・唐招提寺モデルコース
  • 2日目:明日香村モデルコース
  • 3日目:奈良市内モデルコース

わたしたち株式会社narrative(ナラティブ)は奈良県内で「文化財をまもる、いかす」をコンセプトに宿泊事業や観光事業をしております。

この記事では、2泊3日での奈良観光おすすめモデルコースを紹介します。
また、奈良の土地や歴史をさらに体感したい方には、私たちが運営する宿泊施設もおすすめです。
ぜひご一読頂き、あなたの素敵な旅の一助となれば幸いです。

目次

1日目:薬師寺・唐招提寺モデルコース

1日目は、薬師寺と唐招提寺がある西ノ京エリアから散策します。どちらの寺院も平成時代からの修復が終わったため、完全な状態でじっくりと拝観できるでしょう。天平(奈良時代)の雰囲気を存分に感じてください。

奈良観光モデルコース1日目は次のとおりです。

  • 13:00:西ノ京駅
  • 13:10:薬師寺
  • 14:50:唐招提寺
  • 16:30:西ノ京駅
  • 17:00:大和八木駅・今井町

13:00:西ノ京駅(近鉄橿原線)

西ノ京駅(近鉄橿原線)

画像引用元:写真AC

薬師寺・唐招提寺の最寄り駅は近鉄橿原線西ノ京駅です。大阪方面から行く場合は、大和西大寺駅で南へ向かう橿原線に乗り換えとなります。西ノ京駅は特急も停車するため、間違えて通過してしまうことはないでしょう。車窓から宝来山古墳(ほうらいやまこふん)が見えてくると間もなく到着です。

13:10:薬師寺

薬師寺

画像引用元:写真AC

西ノ京駅東出口から南東方向へ徒歩3分ほどで到着します。「薬師寺」と大きく書かれた石碑と朱塗りの門が出迎えてくれます。

薬師寺は興福寺と同じく南都六宗の一つ「法相宗」の総本山です。薬師寺では通常拝観券と特別拝観券があります。特別拝観では金堂、大講堂、東院堂、玄奘三蔵院伽藍に加えて、普段は非公開のとても貴重な文化財を見ることができます。

数年ぶり、もしくは数十年ぶりに公開されるといった場合もあるため、特別拝観することをおすすめします。薬師寺のお坊さんの法話はとてもおもしろいため、タイミングが合えば聞くことをおすすめします。

施設名薬師寺
住所奈良市西ノ京町457
電話番号0742-33-6001
拝観時間8:30~17:00 (受付は16:30までです)
拝観料大人・大学生:1,100円
中高生:700円
小学生:300円
団体・身障割引あり
※特別展は上記の拝観料に加えて別途料金がかかります
定休日年中無休
アクセス近鉄西ノ京駅から徒歩約3分
ホームページhttps://yakushiji.or.jp/

14:50:唐招提寺

唐招提寺

画像引用元:写真AC

唐招提寺は、南都六宗の一つ「律宗」の総本山です。薬師寺からは、玄奘三蔵伽藍を右手に見ながら、まっすぐ北へ進むと、徒歩約10分で到着します。

受付の南大門をくぐり境内に足を踏み入れると、あたかも天平時代にタイムスリップしたかのような空気に包まれます。特別拝観の期間中であれば、新宝蔵に入ることもできます。

「唐招提寺のトルソー」と呼ばれる仏像や「天平の甍(いらか)」とも呼ばれた鴟尾(しび)を見ることができます。

施設名唐招提寺
住所奈良市五条町13-46
電話番号0742-33-7900
拝観時間8:30~17:00(受付は16:30まで)
拝観料大人・大学生:1,000円
中高生:400円
小学生:200円
団体・身障割引あり
※特別展は上記の拝観料に加えて別途料金がかかります
定休日年中無休
アクセス近鉄西ノ京駅から徒歩約10分
ホームページhttps://toshodaiji.jp/

16:30:西ノ京駅

西ノ京駅から、さらに南の大和八木駅に向かいます。特急も停車しますので、どの列車に乗っても大丈夫です。

17:00:大和八木駅(近鉄橿原線)

大和八木駅(近鉄橿原線)

画像引用元:写真AC

大和八木駅は、奈良県中南部でも大きなターミナル駅です。奈良県内各地への路線バスや高速バスの停留所があります。宿泊施設については奈良市中心部に比べると少ないので注意してください。

17:00:今井町

今井町

画像引用元:写真AC

時間と体力が残っているのであれば、今井町で夕食をとってみてはいかがでしょうか?古民家カフェや風情ある町家レストランなどが点在しています。

今井町は橿原市の中部に位置する地区にあり、東西600m、南北310mの範囲に江戸時代の古民家が立ち並んでいます。現在も地元の方々が日常生活を送っており、観光地化されていないリアルな江戸時代の町の風情を感じることができます。

アクセス大和八木駅から徒歩約10分 八木西口から徒歩3分

2日目:明日香(あすか)村モデルコース

2日目は明日香村を紹介します。古代は「飛鳥」と書いて「あすか」と呼ばれた地域です。

聖徳太子(廐戸皇子)の活躍や蘇我氏といった有力豪族の台頭、そして「大化の改新」の舞台でもあります。

古代に思いを馳せながら散策してみてください。奈良観光モデルコース2日目は次のとおりです。

  • 9:00:飛鳥駅
  • 9:15:高松塚古墳壁画館・高松塚古墳
  • 10:15:鬼の俎・鬼の雪隠
  • 10:25:亀石
  • 10:30:橘寺
  • 11:30:cafeことだま
  • 12:40:石舞台古墳
  • 13:20:稲渕棚田
  • 14:10:飛鳥宮跡
  • 14:20:飛鳥寺
  • 15:00:甘樫丘展望台
  • 16:30:飛鳥駅
  • 17:00:近鉄奈良駅・ならまち

 9:00:飛鳥駅(近鉄吉野線)

飛鳥駅(近鉄吉野線)

画像引用元:写真AC

飛鳥駅までは大和八木駅から、橿原神宮駅で吉野線に乗り換えて約20分です。明日香村内の移動は周遊バス(赤かめ)、もしくはレンタサイクルがおすすめです。

今回は、レンタサイクルの利用でのモデルコースをお伝えします。明日香村の観光ではスポットが広範囲に渡るので、電動アシスト自転車を借りることをおすすめします。

 9:15:高松塚古墳壁画館

高松塚古墳壁画館

画像引用元:高松塚壁画館運営 – 公益財団法人 古都飛鳥保存財団

高松塚古墳壁画館は、高松塚古墳に隣接する資料館です。石室の模型や壁画の原寸模写、副葬品のレプリカなどが展示されています。駐輪スペースもありますが、飛鳥歴史公園館に自転車を停めて、地下道を通って向かう方がわかりやすいでしょう。

施設名高松塚壁画館
住所奈良県高市郡明日香村大字平田439
電話番号0744-54-3340
開館時間9:00~17:00 (入館は16:30まで)
入館料大人:300円
高・大学生:130円
小・中生:70円
団体割あり、身障者無料
休館日12月29日~翌1月3日及び4、7、11、2月の第2月曜日 (祝日の場合は翌平日)
アクセス飛鳥駅から徒歩約15分
ホームページhttps://www.asukabito.or.jp/hekigakan.html

9:15:高松塚古墳

高松塚古墳

画像引用元:写真AC

高松塚古墳は1972年、石室内に彩色壁画が発見され、戦後最大の発見として大注目されました。墳丘の上に松の木が生えていたことから「高松塚」とされています。

保存上非公開のため、内部を見ることができませんが、遊歩道が整備されているため墳丘の近くまで行くことができます。 どうしても本物の壁画が見たい方は、予約のうえ修理作業施設にて見ることができます。

アクセス飛鳥駅から徒歩約15分

10:15:鬼の俎(おにのまないた)

鬼の俎

画像引用元:写真AC

「鬼の俎(まないた)」は、古墳時代終末期の石造物で、古墳の封土が失われ石室の床石部分の残ったものです。大きさと形からそのように呼ばれています。

アクセス飛鳥駅から徒歩約15分

10:15:鬼の雪隠(おにのせっちん)

鬼の雪隠

画像引用元:写真AC

雪隠(せっちん)は「トイレ」のことです。「鬼の雪隠」は、石室の上半部と推測される石造物です。

飛鳥では「鬼が霧で旅人を迷わせて捕まえ、俎(まないた)で料理をした、そしてお腹がいっぱいになったら雪隠(せっちん)で用をたす。」といった伝説が残っています。

現在では「鬼の俎」「鬼の雪隠」は欽明天皇陵の石室の底石と蓋とされています。

アクセス飛鳥駅から徒歩約15分

10:25:亀石

亀石

画像引用元:写真AC

動物の顔面のような彫刻がされており、亀に似ている姿から亀石と呼ばれています。次のような伝説も残されています。

「大和盆地一帯が湖であった頃、川原の鯰と対岸の当麻の蛇の間で争いがあり、後者が勝った結果、湖水を全て取られて干上がり、棲んでいた亀はみんな死んでしまった。これを哀れに思った村人たちは、亀石を造って供養をしたという。亀石は最初は北を向いていたが、次に東を向いたという。そして、現在は南西を向いているが、当麻の方角にあたる西を向いた時、大和国一円は泥の海と化すという。」

引用元:亀石 – Wikipedia

いつ、誰が、何の目的で作成したかは不明とされています。

10:30:橘寺

橘寺

画像引用元:写真AC

橘寺は聖徳太子生誕の地とされ、のどかな田園風景の中にある寺院です。元々、欽明天皇の離宮だった橘の宮があったとされています。

垂仁天皇の命により田道間守が持ち帰った不老不死の果物「​​​​橘(たちばな)」が植えられ、多くなったことから、橘寺周辺の地域を橘と呼び、宮殿や寺の名前の由来となりました。名前の由来となっている橘はみかんの原種です。

施設名橘寺
住所高市郡明日香村橘532番地
電話番号0744-54-2026
拝観時間9:00~17:00(受付は16:30まで)
拝観料大人・大学生:400円
中・高生:300円
小学生:200円 団体割引あり
定休日年中無休
アクセス近鉄 橿原神宮前駅又は飛鳥駅 明日香周遊バス 川原または岡橋本下車 徒歩3分
ホームページhttps://tachibanadera-asuka.jimdofree.com/

11:30:cafeことだま(ランチ)

cafeことだま

画像引用元:明日香村caféことだま

ランチは築200年の元酒蔵をリノベーションしたカフェ「cafeことだま」を紹介します。


ランチメニューは明日香村産の野菜や素材を使った「ことだまランチ」1種類のみ(数量限定のため予約がおすすめ)です。受付は電話のみとなっていますので注意してください。

11時〜と11時半〜のお食事開始のみ、席を確保もしてもらえるようです。それ以降は席が空き次第の案内。明日香村のランチタイムはどのお店も混雑することが多いため、行く際は時間を調整することをおすすめします。

施設名明日香村caféことだま
住所高市郡明日香村岡1223
電話番号0744-54-4010
営業時間10:00~17:00(土日祝は18時)
ランチタイム:11:00~14:00LO
ティータイム:14:00~閉店30分前LO
定休日毎週火曜・第三水曜日 (祝日の場合はお問い合わせ下さい)
※不定休・夏季・冬期休業あり
アクセス奈良交通バス「観光会館前」または「岡寺前」下車すぐ
ホームページhttps://www.cafe-kotodama.com/

12:40:石舞台(いしぶたい)古墳

石舞台古墳

画像引用元:写真AC

明日香村(飛鳥)といえば、なんといっても国指定史跡で国内最大級の石室古墳「石舞台古墳」が有名です。

キツネが女性に化けて岩の上で舞ったという伝説から石舞台と呼ばれてきました。また、付近に蘇我馬子(そがのうまこ)の庭園があったことから、蘇我馬子の桃原墓(ももはらのはか)ではないかといわれています。

現在は国営公園として整備されており、石室の中に入ることもできます。

施設名石舞台古墳
住所明日香村大字島庄
電話番号0744-54-3420
入場時間9:00~17:00(入館は16:45まで)
入場料一般:300円
小〜高:100円
団体、身障割引あり
休館日年中無休
アクセスバス停「石舞台」下車して徒歩3分
ホームページhttps://www.asuka-park.jp/area/ishibutai/tumulus/

13:20:稲渕棚田 (いなぶちたなだ)

稲渕棚田

画像引用元:写真AC

稲渕棚田はのどかな田園風景が広がり、ゆったりと過ごすことができる、明日香村の人気観光スポットの一つです。「日本の棚田百選」や「奈良県景観資産」にも選ばれており、歴史的風土特別保存地区にも指定されています。

明日香村には「阪田」「上(かむら)」「細川」の棚田がありますが、4地区の中でも稲渕棚田は広大です。近くにはかかしロードがあり、9月にはユニークなかかしを見ることができます。

稲渕棚田と石舞台古墳の間には棚田展望台もあるので、絶景の眺望を楽しんでください。

14:10:飛鳥宮跡

飛鳥宮跡

画像引用元:写真AC

石舞台古墳方面へ戻り、更に北に向かいます。遺構周辺には飛鳥板蓋宮など、飛鳥時代の宮殿が断続的に置かれたことが明らかになっています。

飛鳥板蓋宮は「大化の改新」の発端となった「乙巳の変(いっしのへん)」の舞台でもあります。乙巳の変は蘇我入鹿(そがのいるか)が中大兄皇子(のち天智天皇)や中臣鎌足(のち藤原鎌足)らによって暗殺された事件です。

現在は、遺構のみ無料でいつでも見学することができます。

アクセス飛鳥寺から徒歩約6分

14:20:飛鳥寺

飛鳥寺

画像引用元:写真AC

飛鳥寺は、安居院 (あんごいん) 、本元興寺 (もとがんごうじ) とも呼ばれています。596年、蘇我馬子が仏教反対派の物部守屋との戦いにおいて、勝利を祈願して建てられました。

当時は、現在の約20倍もの壮大な日本最初の本格的な伽藍をもった仏教寺院とされています。現在は真言宗の寺院で、観音巡礼の新西国三十三箇所第9番札所です。本尊の釈迦如来坐像(通称・飛鳥大仏)は現存する日本最古の仏像とされています。

施設名飛鳥寺
住所高市郡明日香村飛鳥682
電話番号0744-54-2126
拝観時間9:00~17:30
10月~3月は17:00まで
※受付は各15分前まで
拝観料大人・大学生:400円
大人・大学生:350円
中・高生:250円
小学生:200円
団体割引あり
定休日年中無休
アクセス近鉄「橿原神宮前」駅東口または「飛鳥」駅より奈良交通明日香周遊バス乗車「飛鳥大仏前」下車 徒歩1分
ホームページhttp://syutokubou.com/asukadera1.html

14:20:蘇我入鹿(そがのいるか)首塚

蘇我入鹿首塚

画像引用元:写真AC

蘇我入鹿の首塚は、飛鳥寺西側の五輪塔が立っている場所にあります。暗殺の際に飛鳥宮から、蘇我入鹿の首が飛んできた、襲ってきた首を供養するために埋めたとの伝承があります。

アクセス飛鳥寺西門から徒歩1分

15:00:甘樫丘(あまかしのおか)展望台 

甘樫丘展望台 

画像引用元:写真AC

明日香村最後のスポットは万葉集にも詠まれた甘樫丘展望台です。標高148mと比較的ゆるやかな丘ですが、頂上からは明日香村や大和三山のほか葛城山、金剛山、二上山などが眺望できます。

古代には、煮えたぎった湯釜に手を入れて真偽を裁決する「盟神探湯(くがたち)神事」が執り行われた場所です。7世紀前期には、当時の有力者であった蘇我蝦夷と入鹿親子が大邸宅を構えていた場所であると伝えられています。



アクセス橿原神宮前駅からバスで9分(甘樫丘下車)
飛鳥駅から自転車で約15分

16:30:飛鳥駅

飛鳥駅

画像引用元:写真AC

飛鳥駅に戻り、レンタサイクルを返却しましょう。近くに道の駅「飛鳥」や飛鳥総合案内所「飛鳥びとの館」もあるため、明日香村のおみやげや特産品が手に入ります。

今回はルートの関係で紹介しませんでしたが、「奈良県立万葉文化館」もおすすめスポットです。周辺には「酒船石遺跡」や「飛鳥坐(あすかにいます)神社」などもあります。

また、四神壁画で有名な「キトラ古墳」周辺もおすすめです。その他にも、明日香村には寄ってもらいたいスポットがまだまだあります。

17:30:近鉄奈良駅

近鉄奈良駅

画像引用元:写真AC

飛鳥駅から近鉄奈良駅までは約1時間で到着です。橿原神宮駅で橿原線、更に大和西大寺にて奈良線に乗り換えとなります。近鉄奈良駅周辺は、飲食店や宿泊施設をはじめ商業施設などが集まる、奈良県および奈良市の中心部となります。

17:30:ならまち

ならまち

画像引用元:写真AC

ならまちは、幕末から明治期にかけての家屋が点在するエリアです。近鉄奈良駅前の東向商店街を南に抜けて、さらに猿沢池を南下するとタイムスリップしたような町並みが現れます。

町家を活用した雑貨店、飲食店も多く、夜にはBARが営業し始めるなど、昼とはまた違った雰囲気を味わえるでしょう。        

アクセス近鉄奈良駅から徒歩約10分
奈良駅(JR)から徒歩約20分

3日目:奈良市内モデルコース

最終日の3日目は奈良市内中心部のコースを観光します。王道の観光スポットを押さえつつ、今回は加えて素敵な場所もご案内します。

奈良観光モデルコース3日目は次のとおりです。

  • 9:00:東大寺
  • 10:30:春日大社
  • 11:50:浮見堂
  • 12:00:日本料理 滴翠
  • 13:15:新薬師寺・入江泰吉記念奈良市写真美術館
  • 14:30:興福寺
  • 16:00:近鉄奈良駅・JR奈良駅

9:00:東大寺

東大寺

画像引用元:東大寺

東大寺は、「奈良の大仏さま」が安置されています。「大仏殿」は早朝から拝観することができるため、人が少ない時間に散策することができます。

明け方であれば「二月堂」から見る朝焼けもおすすめです。二月堂は24時間無料で拝観できます。

施設名東大寺
住所奈良市雑司町406-1
拝観時間大仏殿
4月〜10月:7:30~17:30
11月〜3月:8:00〜17:00

東大寺ミュージアム
4月〜10月:9:30~17:30(最終入館17:00)
11月〜3月:9:30〜17:00(最終入館16:30)

法華堂(三月堂)、戒壇院千手堂:8:30~16:00
拝観料施設ごとに支払いが必要です。共通券あり。
中学〜大人:600円
小学生:300円
特別拝観は別途料金がかかります。
詳しくはホームページをご確認ください。
そのほか団体、身障割引あり
定休日年中無休
電話番号0742-22-5511
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約20分
ホームページhttps://www.todaiji.or.jp/information/haikan/

10:30:春日大社

春日大社

画像引用元:春日大社

春日大社は、全国にある春日神社の総本社です。春日大社も早朝からの参拝が可能です。

​​御本社(大宮)参拝所は3〜10月6:30から、11〜2月7:00から参拝することができます。

​本殿や国宝殿など場所によっては9:00〜となります。

春日大社にも鹿がいるので、木漏れ日とマッチした幻想的な写真撮影もおすすめです。また、毎朝9時前(祭典日を除く)からは各神社を順次お参りする朝拝(ちょうはい)を行っており、一般の方でも参加できるようになっています。事前の申込みは不要。

施設名春日大社
住所奈良市春日野町160
電話番号0742-22-7788
拝観時間ホームページをご確認ください
拝観料ホームページをご確認ください
定休日ホームページをご確認ください
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約25分
ホームページhttps://www.kasugataisha.or.jp/

11:50 浮見堂

浮見堂

画像引用元:写真AC

浮見堂は、奈良公園の鷺池に浮かぶお堂です。名前の由来は、「水面に浮かんで見えるお堂」だといわれています。1916年に建てられ、1966年に修復、1994年に再建されました。

夜間はライトアップもされます。時間や四季によって見せる顔が変わるスポットでもあります。

アクセス春日大社表参道から徒歩約5分 近鉄奈良駅から徒歩約20分

12:00:​​日本料理 滴翠(ランチ)

日本料理 滴翠

画像引用元:ふふ奈良

ランチは日本料理 滴翠を紹介します。浮見堂のある鷺池から南東方向に約徒歩3分の場所にあります。高級感あふれるお店は、隈研吾氏がデザインした墨色を基調とした落ち着いた建物で、日本庭園を見渡すことができます。

和漢の香り、和ハーブ、自然薯のとろろ、新鮮な大和など、奈良の食材や植物を使った日本料理や鉄板焼きを楽しむことができます。ゆったりとしたランチタイムを楽しむことができるでしょう。

施設名日本料理 滴翠
住所奈良市元興寺町19
電話番号0742-81-8236
営業時間ランチ:11:00~15:00(L.O14:00)
カフェ:11:30~16:00(L.O15:30)
席数20卓72席(全席個室・半個室)
定休日12月28日~1月2日
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約20分
ホームページhttps://www.fufunara.jp/lunch-cafe/

13:15 新薬師寺

薬師寺

画像引用元:新薬師寺

ランチが終わったら、新薬師寺に向かいましょう。滴翠から東に徒歩約15分の場所にあります。新薬師寺は747年に、聖武天皇の病気平癒を祈って、光明皇后によって創建されました。1日目に訪れた西ノ京エリアの薬師寺とは、宗派も創建も関係がない華厳宗(けごんしゅう)の寺院です。

かつては広大な境内を有し、7体の薬師如来像が安置されたといわれています。現在は国宝の木造薬師如来坐像と、薬師如来を守護するように十二神将立像が円になって安置されています。

新薬師寺の「新」は「あたらしい」という意味ではなく、とても効き目がある「あらたかな」という意味とされています。要するに「霊験あらたかな薬師如来を祀った寺院」という意味が込められています。

施設名新薬師寺
住所奈良市高畑町1352番地
電話番号0742-22-3736
拝観時間9:00~17:00(受付16:30まで)
拝観料大人:600円
大学生:600円
高校生:350円
中学生:350円
小学生:150円
団体割引あり
身障者・奈良市の高齢者無料
定休日年中無休
アクセス市内循環バス 破石町(わりいしちょう)下車 山手へ徒歩10分
ホームページhttp://www.shinyakushiji.or.jp/

入江泰吉(いりえ たいきち)記念奈良市写真美術館

入江泰吉記念奈良市写真美術館

画像引用元:入江泰吉記念奈良市写真美術館

新薬師寺の隣にある入江泰吉記念奈良市写真美術館は、黒川紀章による設計で、全面ガラス張りでありながら瓦葺きの屋根を取り入れるなど、奈良を感じさせる外観となっています。

入江泰吉は、1905年に奈良県奈良市で生まれた写真家です。画家を志望していましたが、家族の反対に遭い、17歳の頃から兄から譲り受けたカメラで写真を撮りはじめました。

大阪市内にて写真店を営んでいましたが、大阪大空襲で店と住居が焼失し、故郷の奈良に戻りました。戦後、奈良の仏像がアメリカに持ち去られるとのうわさを耳にし、写真で残すことを決意。生涯をかけて奈良を撮り続け、風景、仏像、伝統行事など、10万点を超える作品を残しました。

施設名入江泰吉記念奈良市写真美術館
住所奈良市高畑町600-1
電話番号0742-22-9811
営業時間9:30~17:00(入館は16:30まで)
※毎月第2・第4土曜日は、14:00から展示担当者による作品解説があります。
観覧料金一般:500円
高校・大学生:200円(高校生のみ土曜日無料)
小・中学生:100円(土曜日無料)
団体割あり
身障者・奈良市の高齢者無料
定休日月曜日(休日の場合は最も近い平日)
休日の翌日(そのが平日の場合)
展示替え期間※展示計画によって変わります。要問合せ 年末年始(12月27日~翌年1月3日)
アクセス市内循環バス 破石町(わりいしちょう)下車 山手へ徒歩10分
ホームページhttps://naramachi.co.jp/guide/

14:30:興福寺

興福寺

画像引用元:興福寺

最後は、奈良のランドマーク五重塔がある興福寺です。興福寺は薬師寺と並ぶ、法相宗の総本山です。薬師寺のように朱塗りでどっしりとした奈良らしいお堂を見ることができます。

しかし、残念なことに五重塔は120年ぶりに保存修理することとなり、しばらく外観を見ることができません。工期は2023年夏頃から2031年完了を予定しています。

五重塔は見られませんが、国宝館は阿修羅像をはじめ、教科書で見た仏像や文化財を見ることができるので必ず寄るべきスポットです。グッズショップもオリジナルグッズが充実していてとても楽しいので、ぜひ覗いてみてください。

施設名興福寺
住所奈良市登大路町48番地
電話番号0742-22-7755
拝観時間9:00~17:00(受付終了16:45)
境内は24時間立ち入り可能
拝観料ホームページをご確認ください
定休日年中無休
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約10分
ホームページhttps://www.kohfukuji.com/

16:00:近鉄奈良駅・もしくは奈良駅(JR大和路線)

近鉄奈良駅・もしくは奈良駅(JR大和路線)

画像引用元:写真AC

お疲れ様でした。奈良駅(JR)を利用する場合は、近鉄奈良駅から西へ約15分の場所にあります。

まとめ

2泊3日でいく奈良観光モデルコースを紹介しました。初めて奈良に訪れた方も楽しめるよう東大寺や春日大社を入れてみました。

「王道のスポットは何回も来たことがある。」という方は、「きたまち」界隈を散策してみてはいかがでしょうか?近年、奈良市内で盛り上がりをみせているエリアです。少し足をのばして星野リゾートが運営する旧奈良監獄や般若寺周辺を散策するのも楽しいかもしれません。

2日目はゆっくりと時間が取れると思うので、法隆寺周辺や吉野山コースに変えるのも良いでしょう。さらに南部に行くと、ノスタルジックな風情が感じられる「洞川温泉」、自然を満喫できる「下北山村」や「十津川村」などがあります。

奈良にはさまざまな観光スポットがありますので、ぜひ遊びにきてください!

目次