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【2024】奈良の撮影スポットおすすめ20選!インスタ映えや絶景写真を撮影しよう

奈良撮影スポット

撮った写真が代わり映えしないなと思うことはありませんか?奈良県なら豊かな自然、お寺、カラフルな写真を撮影できる場所が多くあります。

今回は、写真撮影にぴったりな奈良県の撮影スポットを詳しく解説していきます。

目次

奈良のおすすめ撮影スポット:奈良市内

まず、奈良県観光の中心地ともいえる奈良市内から8ヶ所を紹介します。

フォトジェニックなカラフルな写真が撮影したいなら、般若寺、春日大社、NARA KINGYO MUSEUM。山頂からの絶景を撮影するなら若草山。他にはない景色を撮影したいなら平城宮跡歴史公園。奈良らしい鹿とお寺の風景を撮影したいなら、奈良公園、興福寺、東大寺です。

  • 般若寺
  • 若草山
  • 平城宮跡歴史公園
  • 奈良公園
  • 春日大社
  • NARA KINGYO MUSEUM
  • 興福寺
  • 東大寺

般若寺:コスモスが咲き誇るお寺はまさに花浄土

般若寺

画像引用元:写真AC

般若寺は、「コスモス寺」の愛称で知られる、15万本30種類のコスモスが開花するお寺です。さまざまな花が境内には四季ごとに咲き誇ります。

特にアジサイ、コスモスは見応えがあり、ガラスにアジサイやコスモスを入れた「アジサイガラスボール」、「コスモスグラスキューブ」など、アート作品もシーズン中は展示されています。

2023年はコスモスの開花が例年より遅れているため、見学前に開花状況を確認することをおすすめします。

所在地〒630-8102 奈良市般若寺町221
拝観時間​​9:00~17:00(最終受付16:30)
9:00~16:00(1月・2月・7月・8月・12月)
拝観料​​​​大人:500円
中・高校生:200円
小学生:100円

花期特別拝観料金(6月1日〜30日、10月10日〜11月20日)
※例年よりコスモスの開花が遅れているため、当初公表より変更)
大人:700円
中・高校生:300円
小学生:200円
問い合わせ0742-22-6287
アクセス奈良交通バス:「JR奈良駅」青山住宅行・州見台八丁目行き「般若寺」下車徒歩3分、「近鉄奈良駅」州見台八丁目行き「般若寺」下車徒歩3分
駐車場シーズン中は加算制限なしで有料
見頃アジサイ:6月上旬〜7月上旬
コスモス:10月〜11月
公式サイトhttp://www.hannyaji.com/

若草山:世界遺産を一望

若草山

画像引用元:写真AC

若草山は、山頂まで30〜40分で登る事ができるなだらかな山です。一重、二重、三重目と高くなるにつれて変わる景観を楽しめます。

山頂からは世界遺産の東大寺、興福寺が見えます。紅葉の時期にはナンキンハゼが山肌に広がり、夕方にはあたり一面が真っ赤に染まる幻想的な風景が広がります。

所在地〒630-8114 奈良市芝辻町543 奈良公園事務所
営業時間​​3月第3土曜日~12月第2日曜日 9:00~17:00
入山料​​中学生以上:150円
3歳以上:80円
※団体割引あり
問い合わせ0742-22-0375(奈良公園事務所)
アクセス300mほど離れた東西2つのゲートあり。
奈良交通バス:「JR奈良駅」・「近鉄奈良駅」春日大社本殿行きで終点下車、山麓まで徒歩約5分。市内循環外回りで「東大寺大仏殿・春日大社前」下車、山麓まで徒歩約10分。
ぐるっとバス:「若草山麓ルート」(土日祝)若草山麓(南ゲート)で下車
駐車場無料(山頂にあり、山頂までのドライブウェイは有料)
紅葉見頃11月中旬〜12月上旬
公式サイトhttps://www.pref.nara.jp/item/9270.htm

平城宮跡歴史公園:世界遺産を通過する電車

平城宮跡歴史公園

画像引用元:写真AC

平城宮跡といえば、電車が世界遺産を横切ることで有名です。ススキの名所でもあり、秋には平城宮跡歴史公園のアイコンともいえる朱雀門と、ススキと電車を同じ画角で撮影できます。復元された実寸大の乗船可能な遣唐使船もあり、平城宮跡は撮影スポットの宝庫です。

所在地〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南三丁目5番1号
開館時間復原遣唐使船
乗船時間:8:30〜18:00 ※天候により乗船できない場合あり。季節により時間延長あり。  
朱雀門:9:00〜16:30(入場は16:00)
※各施設により開館時間が異なる。各施設、外から鑑賞するのであれば随時撮影可能。
休館日月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)、12月29日〜1月3日
施設以外は随時入園可能
入場料無料
問い合わせ0742-36-8780(​​平城宮跡管理センター)
0742-35-8201(遣唐使船)
アクセスぐるっとバス:大宮通りルート「朱雀門ひろば」下車
駐車場駐車場4ヶ所(うち2ヶ所は無料)
※観光シーズンは各駐車場が大変混雑します
ススキ見頃10月中旬〜11月
公式サイトhttps://www.heijo-park.jp/

奈良公園:至近距離から鹿を撮影

奈良公園

画像引用元:写真AC

奈良らしい景色を撮影したいなら、奈良公園に行けば間違いありません。東京ドーム140個分の敷地では、春は桜、秋には花札の鹿と紅葉のような絵になる風景を撮影できます。寺社仏閣や浮見堂など、奈良らしい撮影スポットが多数あります。

1セット200円の鹿せんべいをあげれば、至近距離で鹿のお顔を撮影できます。鹿苑では毎年6月に子鹿の公開を行っています。柔らかそうな毛の子鹿たちが集まる姿は、まさに癒しです。

所在地〒630-8211 奈良県奈良市芝辻町543
営業時間随時
入場料無料
イベント子鹿公開
※前年情報
2023年6月1日〜6月30(毎月曜日休み)
場所:鹿苑(春日大社境内)
連絡先:​​一般財団法人 奈良の鹿愛護会(TEL 0742-22-2388)
有料
問い合わせ0742-22-0375(奈良公園事務所)
アクセス近鉄奈良駅から徒歩で5分
駐車場観光シーズン中は無料駐車場あり。
※パーク&ライドを想定しており、奈良公園からは離れている。
奈良公園周辺には民営駐車場多数あり。
※観光シーズン中は非常に混雑する。
公式サイトhttps://www3.pref.nara.jp/park/

NARA KINGYO MUSEUM(奈良金魚ミュージアム):金魚とアートの融合

NARA KINGYO MUSEUM

画像引用元:写真AC

奈良県は日本三大金魚の生産地であり、NARA KINGYO MUSEUM内の金魚は全て奈良県大和郡山市の金魚を展示しています。五感で感じる金魚エンターテインメントをコンセプトとしており、アクアリウムの金魚と花、光、映像が華やかに演出されています。

所在地〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南1丁目3-1 ミ・ナーラ4階
営業時間10:00〜18:00
休業日年中無休
入場料中学生以上:1,200円
小学生・65歳以上・障がい者(各種手帳をお持ちの方):800円
小学生未満:無料 ※団体割引などあり
問い合わせ080-4689-2142
アクセス奈良交通バス:「JR奈良駅」奈良市庁前方面・恋の窪町方面・大安寺方行き「宮跡庭園・ミ・ナラーラ前」下車
「近鉄奈良駅」西向き/奈良市庁前方面・尼ヶ辻駅方面・恋の窪町方面行き、「新大宮駅」西向き/奈良市庁前方面行き「宮跡庭園・ミ・ナラーラ前」下車 ぐるっとバス:宮跡庭園下車 JR奈良駅(西口)、近鉄奈良駅、新大宮駅から無料シャトルバスあり。
駐車場有料駐車場あり。金魚ミュージアム入場者は2時間無料。
公式サイト​​​​​​https://kingyomuseum.com/

春日大社:朱色の社殿と藤の花

春日大社

画像引用元:写真AC

春日大社は藤の名所としても知られており、社紋にもなっています。御本社の「砂ずりの藤」が最も有名ですが、境内にある萬葉植物園の「藤の園」では20品種約200本の藤の藤を鑑賞できます。

また、年に2回開催される万燈籠では3,000基もの燈籠が灯り、幻想的な光景が見られます。春日大社の末社である夫婦大国社には、ハートのえんむすび絵馬や水占いがあります。

所在地​​〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
開門時間御本社(大宮)参拝所
3月~10月:6:30~17:30
11月~2月:7:00~17:00
※お札・御守り・御朱印等は通年9:00〜閉門まで

御本殿特別参拝
9:00~16:00

終日拝観不可:3月8日頃~3月13日、12月20日~1月7日、成人の日
午前中拝観不可:毎月1日、11日、21日、節分の日、2月17日、2月23日、3月14日、3月15日、春分の日、4月3日、5月第3金曜日、5月5日、5月10日、8月7日、8月15日、秋分の日、10月9日、11月3日、11月23日、12月17日
午後拝観不可:12月16日
※祭典都合により時間が前後する場合あり。上記以外に臨時の祭典等により拝観不可の場合あり。
夫婦大国社:9:00~16:30(若宮十五社めぐりの受付は15:00まで)
萬葉植物園:9:00~16:30(入園は16:00まで)
拝観料御本社(大宮)参拝所:不要
御本殿特別参拝:500円
萬葉植物園
・大人:500円
・小人:250円
※団体割引あり
イベント万灯籠
節分の日
8月14、15日
御本殿特別参拝:500円
問い合わせ0742-22-7788
アクセス奈良交通バス:「JR奈良駅」「近鉄奈良駅」春日大社本殿行き「春日大社本殿」下車すぐ、市内循環・外回り循環「春日大社表参道」下車徒歩10分
藤の見頃4月末~5月上旬
駐車場有料100台(バス・乗用車合わせて)
公式サイトhttps://www.kasugataisha.or.jp/

興福寺:再建された巨大な中金堂

興福寺

画像引用元:写真AC

興福寺は世界遺産です。黄金の釈迦如来坐像を安置する中金堂は興福寺の中心となるお堂で、2018年に再建されました。

朱色の華やかな外観もさることながら、堂内にある青地の柱に玄奘三蔵らが色鮮やかに描かれた法相柱は見応えがあります。

境内のあちこちに鹿が歩いていて、お堂や塔と同じ画角で撮影できます。五重の塔は現在修復中で、工事期間は2030年までの予定とされています。

所在地〒630-8213 奈良県奈良市登大路町48
拝観時間年中無休 9:00~17:00(受付は16:45まで)
境内の見学は随時
拝観料中金堂
大学生以上:500円
中高生:300円
小学生:100円
※各建物につき拝観料は異なる
問い合わせ本坊寺務所:0742-22-7755
中金堂・東金堂:0742-22-7781 (電話受付9:00~17:00)
アクセス近鉄奈良駅徒歩5分
駐車場有料駐車場あり(普通車46台、バス16台)
公式サイトhttps://www.kohfukuji.com/

東大寺:奈良の大仏さま

東大寺

画像引用元:写真AC

世界遺産東大寺は、奈良のシンボルである大仏(盧舎那仏坐像)を本尊としています。大仏は世界最大級の銅像仏像であり、高さが約15mあります。間近で見ると存在感に圧倒されます。

大仏を安置する大仏殿も巨大で、正面の幅約57m、奥行き約50m、高さ約48mもあります。

1月1日と8月15日の年に2回だけ大仏殿の観相窓が開き、外から大仏さまのお顔を拝むことができます。時間指定があるため、訪れる前にチェックしてから撮影に行くことをおすすめします。

所在地〒630-8587 奈良県奈良市雑司町406-1
拝観時間4月~10月
大仏殿:7:30~17:30
法華堂(三月堂)・戒壇院千手堂:8:30~16:00
東大寺ミュージアム: 9:30~17:30(最終入館17:00)

11月~3月
大仏殿:8:00~17:00
法華堂(三月堂)・戒壇院千手堂:8:30~16:00
東大寺ミュージアム: 9:30~17:00(最終入館16:30)
拝観料中学生以上:600円
小学生:300円
※団体割引あり
問い合わせ0742-22-5511
アクセス奈良交通バス:「JR奈良駅」・「近鉄奈良駅」から市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分
ぐるっとバス:​​大宮通ルート・奈良公園ルート「大仏殿前駐車場」下車すぐ 近鉄奈良駅から徒歩約20分
駐車場専用駐車場なし。近隣に有料駐車場あり。
公式サイトhttps://www.todaiji.or.jp/

奈良のおすすめ撮影スポット:奈良市近郊

続いて、奈良市近郊から1ヶ所を紹介します。約10mもある重要文化財である​​十一面観世音菩薩を本尊とする長谷寺です。紅葉の名所でもあり、四季折々さまざまな花が咲き誇ります。

  • 長谷寺

長谷寺(はせでら):灯籠が吊るされた長い登廊(のぼりろう)

長谷寺

画像引用元:写真AC

仁王門から本堂まで続く重要文化財である399段の登廊には、長谷型と呼ばれる風雅な丸い燈籠が吊るされています。灯籠は合わせ鏡に映る姿のように、階段の上の方まで連なって見えます。

紅葉をはじめとした春夏秋冬で咲き誇る植物も魅力的なお寺です。国宝である本堂をはじめとした厳かな空間では、非日常的な写真を撮影できます。

所在地​​〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731-1
入山時間8:30〜17:00(4月〜9月)
9:00〜17:00(10月〜11月・3月)
9:00〜16:30(12月〜2月)
※牡丹まつり期間等時間延長あり
入場料大人:500円
中・高校生:500円
小学生:250円
障害者手帳掲示の場合:250円(同伴者1名に限り障害者割引適用)
問い合わせ0744-47-7001
アクセス近鉄大阪線「長谷寺駅」下車徒歩15分
​​奈良交通バス(桜井市コミュニティバス):「桜井駅北口」から「長谷寺参道口」下車徒歩10分
駐車場二輪:200円
普通車:500円
大型バス:2,000円
※紅葉シーズンは大変混雑します 
見頃桜:3月下旬〜4月中旬
紅葉:11月中旬〜12月上旬
公式サイトhttps://www.hasedera.or.jp/

奈良のおすすめ撮影スポット:北西部・奈良市から離れたエリア

続いて、奈良市から離れた北西部エリア内から、3ヶ所の撮影スポットを紹介します。

春は菜の花、秋はコスモスで彩られる藤原宮跡、清涼感あふれる風鈴が揺れるおふさ観音、一面の真っ赤なツツジが咲き誇る葛城高原です。

  • 藤原宮跡
  • おふさ観音
  • 葛城高原

藤原宮跡:桜と菜の花と青空

藤原宮跡

画像引用元:写真AC

春に一面の菜の花畑と桜が同時に鑑賞できることで有名です。ピンク、黄色、水色、バックには大和三山の春らしい景観が同時に画角に収まります。

秋には約300万本のコスモスが咲き誇り、ピンク色のじゅうたんのようになります。藤原宮跡から大和三山の稜線の眺めは景観資源であるとして、​​「重要眺望景観」に指定されました。

所在地奈良県橿原市醍醐町
営業時間随時
入園料無料
問い合わせ0744-21-1114(橿原市世界遺産登録推進課)
アクセス近鉄耳成駅・畝傍御陵前駅・JR畝傍駅:徒歩約30分 ​
橿原市コミュニティバス:近鉄「大和八木駅」から「橿原市藤原京資料室前」
駐車場無料
見頃桜・菜の花:3月下旬〜4月上旬
コスモス:10月上旬〜10月下旬
公式サイトhttps://www.city.kashihara.nara.jp/soshiki/1021/1/2/5/3873.html

おふさ観音:大和夏の風物詩「風鈴まつり」

おふさ観音

画像引用元:写真AC

毎年夏に2ヶ月間、約2,500個の風鈴が境内に吊り下げられます。目にも涼やかな風鈴ですが、風が吹くと一斉に風鈴が鳴り響く様子は非日常的です。

また、春と夏には3,800種類4,000株のバラが咲き誇るバラまつりが開催されます。近年はイングリッシュローズの栽培に力を入れており、優雅な花弁と香りを楽しめます。バラまつり期間以外も境内にバラの鉢植えが置いてあるため、鑑賞することができます。

所在地〒634-0075 橿原市小房町6-22
拝観時間開門:7:00~16:30(開門は17:00まで)​​​
本堂の拝観:9:00~16:00
入場料無料(本堂内300円)
問い合わせ0744-22-2212(おふさ観音)
アクセス奈良交通バス:「橿原神宮前駅東口」​​大和八木駅方面行き「小房」下車徒歩5分、「大和八木駅(南)」医大病院玄関口方面行き「小房」下車徒歩5分、大和八木駅から徒歩25分
駐車場無料4ヶ所あり(バラまつり期間中は1ヶ所閉鎖、有料の場合あり)
※道幅が相当狭いため注意
開催期間バラまつり:2023年10月19日〜11月30日、2024年5月15日〜6月30日(公式から未発表。毎年同日開催)
風鈴まつり:2024年7月1日〜8月31日(公式から未発表。毎年同日開催)
※2023年は終了
公式サイトhttps://www.ofusa.jp/rose.html

葛城(かつらぎ)高原:「一目百万本」のツツジ

葛城高原

画像引用元:写真AC

標高960mの葛城山の山頂付近は高原状になっており、春には約100万本のツツジがあたり一面に咲き誇ります。画角いっぱいになる鮮やかな赤が写真映えします。

秋にはススキが山肌を覆います。葛城高原ロッジからは大阪平野と奈良盆地が一望できます。

所在地〒639-2312 御所市櫛羅
入山時間随時
入山料無料
問い合わせ​​0745-62-5083(葛城高原ロッジ)
アクセス奈良交通バス
「近鉄御所駅」​​葛城ロープウェイ前行き「​​葛城ロープウェイ前」下車し、徒歩で「葛城登山口」まで行き、ロープウェイ乗車


「葛城山ロープウェイ登山口駅」(TEL.0745-62-4341)を入力。車での直接来山は不可。近鉄ロープウェイ葛城登山口駅付近に葛城山駐車場(御所市観光協会駐車場)あり。徒歩で登山も可能。
駐車場ロープウェイ付近に有料駐車場あり(自動車は葛城山駐車場まで通行可)
見頃ツツジ:5月上旬〜下旬
ススキ:9月中旬〜10月下旬
公式サイトhttps://www.city.gose.nara.jp/kankou/0000001450.html

奈良のおすすめ撮影スポット:北東部

続いて、奈良県北東部から3ヶ所を紹介します。

あたり一面の揺れる金色の穂が見られる曽爾高原、アートと自然が融合した室生山上公園芸術の森、樹齢300年の巨大な又兵衛桜です。

  • 曽爾高原
  • 室生山上公園芸術の森
  • 又兵衛桜(本郷の瀧桜)

曽爾高原(そにこうげん):非日常を味わえるススキ高原

曽爾高原

画像引用元:写真AC

倶留尊山(くろそやま)のふもとに広がる約40ヘクタールある広大な高原は、秋は金色のススキに覆われます。その幻想的な景観は、まるでジブリの世界に迷い込んだかのようです。

特に山から見たススキとお亀池の景色が格別です。山頂まで登らずとも見ることができます。早朝に行くと、霧がかった神秘的な風景を撮影できる日もあります。夏は緑のじゅうたんを敷き詰めたかのような鮮やかな景色が広がります。

所在地〒633-1202 宇陀郡曽爾村太良路
営業時間随時
入場料無料。倶留尊山は一部入山料を取られる区間があります(標高980m二本ボソで徴収)。
大人:500円
子供:200円
問い合わせ0745-94-2106(曽爾村企画課)
アクセス名張駅「名張駅西口」山粕西行バス「太良路」下車徒歩55分
名張駅「名張駅西口」曽爾高原行バス「曽爾高原」下車徒歩で20分
駐車場有料(野口駐車場)徒歩1分
無料150台(曽爾高原ファームガーデン)徒歩15分
ススキ見頃​​10月上旬~11月下旬
公式サイトhttps://www.vill.soni.nara.jp/Info/107

室生山上公園芸術の森:まるで不思議の国

室生山上公園芸術の森

画像引用元:写真AC

環境芸術の第一人者であるイスラエルのダニ・カラヴァン氏が手がけた約7.8ヘクタールの公園です。独創的な大きな屋外モニュメントが多数あります。緑と芸術作品の調和が絵になります。

所在地〒633-0421 奈良県宇陀市室生181
営業時間10:00~17:00(4月~10月)
10:00~16:00(3月・11月・12月)
※入園は閉園時間の30分前まで
休園日毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)
12月29日~2月末日
※天候により臨時休園あり
入場料大人:410円
高校生:200円
問い合わせ0745-82-3674(宇陀市建設部公園課)
アクセス無料(北駐車場53台、南駐車場50台)
※南駐車場は土・日曜、祝日のみ利用可
公式サイトhttps://www.city.uda.nara.jp/kouen/kyouiku/leisure/kouen/murouartforest/news/geijutsnomori.html

又兵衛桜(本郷の瀧桜):圧巻の枝垂桜

又兵衛桜

画像引用元:写真AC

又兵衛桜は高さ13m、幹周約3mの巨大な枝垂桜で、樹齢は約300年といわれています。戦国武将の後藤又兵衛がこの地へ逃れ、僧侶として生涯を終えた伝説が残っています。

また、この桜が後藤家の跡地にあることから、「又兵衛桜」と呼ばれるようになりました。非常に華やかで見応えがある桜です。

所在地〒633-2156 宇陀市大宇陀本郷
営業時間随時
入場料無料(「桜周辺整備協力金」として任意で100円)
問い合わせ0745-82-2457(宇陀市観光協会)
アクセス奈良交通バス
ぐるっとバス
駐車場シーズン中はあり。有料。約300台。
桜見頃4月上旬〜中旬
公式サイトhttps://www.city.uda.nara.jp/shoukoukankou/kankou/kankou/shizen/spring.html

奈良のおすすめ撮影スポット:五條・北部吉野エリア

約1300年の歴史を誇る吉野山の桜はヤマザクラを中心に約200種類3万本あります。約6kmの山岳地帯に、麓から順番に山頂まで桜が埋め尽くします。

  • 吉野山

吉野山:日本一とも言われる桜の名所

吉野山

画像引用元:写真AC

吉野山は豊臣秀吉が「一目千本」と例えた日本随一の桜の名所で、約3万本の桜が山肌をピンク色に染め上げる様は圧巻です。吉野の桜は山一面がピンク色になるのではなく、緑の葉が生い茂る木と桜色が入り混じるのが特徴です。カラフルでとても美しいです。どこを撮影しても絵になります。

見頃の時期は麓から下、中、上、奥千本の順に標高が高い方へ移動し、長い期間楽しめます。秋の紅葉もまた見事です。

所在地〒639-3115 吉野郡吉野町吉野山
営業時間随時
入場料無料
問い合わせ0746-32-1007(吉野山観光協会)(月・水・金:10:00〜16:00)
アクセス近鉄 吉野駅 ロープウェイ山上下車
駐車場あり(桜・紅葉時期は有料)
※桜・紅葉シーズン中は交通規制あり。特に桜の時期は非常に混雑する。 https://yoshinoyama-kankou.com/wp-content/uploads/2023/04/kiseizu.jp(前年度参考情報)
桜見頃3月下旬〜4月中旬
公式サイトhttps://yoshinoyama-kankou.com/

奈良のおすすめ撮影スポット:南東部

続いて、南東部から3ヶ所紹介します。

大小さまざまな滝から清流が落ちるみたらい渓谷、展望の良い大台ヶ原、美しい霧氷がみられる三峰山です。

  • みたらい渓谷
  • 大台ヶ原
  • 三峰山

みたらい渓谷:清流が流れる紅葉の名所

みたらい渓谷

画像引用元:写真AC

巨岩を縫うように水底まで透ける清流が流れており、大小さまざまな滝が流れ落ちています。吊り橋から見下ろす「みたらいの滝」が絶景スポットです。紅葉の名所でありますが、新緑の季節もまた爽やかで美しい景観を撮影することができます。

所在地〒638-0303 奈良県吉野郡天川村北角
問い合わせ​​0747-63-0999(天川村総合案内所)
アクセス奈良交通バス:「下市口駅」​​岩森・洞川温泉・中庵住方面行き「天川川合」下車徒歩約40分
駐車場散策者用駐車場なし(公式サイトに駐車場に関しての注意と付近の駐車場が案内されています)
紅葉見頃11月上旬
公式サイトhttps://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/modelcourse/mitarai/

大台ヶ原(おおだいがはら):絶景が見える断崖絶壁

大台ヶ原

画像引用元:写真AC

大台ケ原は吉野熊野国立公園に指定されており、年間降水量は3,500mmに上る世界有数の多雨地帯です。その湿潤な気候は、豊かな原生林をはぐくみました。

登山のメッカであり、スリル満点の断崖絶壁​​・大蛇嵓(だいじゃぐら)、展望デッキからの景観や雄大な渓谷美など、大自然を撮影できます。近年、天の川を撮影できることでも人気があります。

所在地〒639-3702 吉野郡上北山村小橡660-1(大台ヶ原ビジターセンター)
営業時間大台ヶ原ビジターセンター:9:00~17:00
休業日大台ヶ原ドライブウェイ冬季閉鎖期間:11月下旬〜4月下旬
入場料西大台地区は利用調整区のため要予約。(参考:https://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/west_odai/enter.html
中学生以上:1,000円
小学生以下:500円
問い合わせ07468-3-0312(大台ヶ原ビジターセンター)
アクセス奈良交通バス:「イオンモール橿原」「大和八木駅」「橿原神宮前駅」直通「大台ケ原」下車(2023年4月22日〜11月23日)
駐車場200台(大台ヶ原駐車場。ビジターセンターに隣接)
公式サイト​​http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu/odaigahara/

三峰山(みうねやま):幻想的な霧氷

三峰山

画像引用元:写真AC

大和、伊勢にまたがる標高1235mの三峰山は、室生赤目青山国定公園に指定されています。

三峰山は霧氷が有名で、幻想的な白銀の世界を作り出します。その光景は、奈良県景観資産に認定されています。

例年、​​「三峰山霧氷まつり」が開催され、多くの人で賑わいます。登山をする方は、アイゼン等の冬山装備が必要です。また、初夏にはツツジ、秋には紅葉を鑑賞することもできます。

所在地〒633-1301 宇陀郡御杖村神未
営業時間随時
入山料無料
問い合わせ0745-95-2070(御杖村観光協会)
イベント三峰山霧氷まつり※参考前年情報
2023年は1月21日(土) ~2月19日(日)土日祝開催全10回
アクセス奥宇陀わくわくバス「榛原駅」から「曽爾村掛西口バス停」下車し、御杖ふれあいバスに乗り換え「三峰山登山口」下車
※参考前年情報
奈良交通臨時直通バス「霧氷号」
運行日:霧氷まつり期間中の土曜・日曜・祝日(計10回)
発着場所:「近鉄榛原駅」〜「みつえ青少年旅行村」
駐車場みつえ青少年旅行村及びその周辺に約80台あり。
※冬はタイヤチェーンの準備をお願いします。
霧氷の時期1月〜3月
公式サイトhttps://www.vill.mitsue.nara.jp/kurashi/annai/shinkoka/kanko/4/178.html

奈良のおすすめ撮影スポット:南西部

最後に、南西部から1ヶ所を紹介します。揺れる長い吊り橋でスリル溢れる空中散歩ができる谷瀬の吊り橋です。

  • 谷瀬の吊り橋

谷瀬(たにぜ)の吊り橋:長さ約300m!恐怖の吊り橋

谷瀬の吊り橋

画像引用元:写真AC

生活用鉄線吊り橋として日本一の長さを誇り、高さは54mの場所にあります。足場が揺れるため、スリル満点です。

しかし、辺りの山々と眼下に流れる清流は美しく、珍しい吊り橋と豊かな自然が同じ画角に収まります。

所在地〒637-1103 吉野郡十津川村上野地65-2
営業時間随時
料金無料
問い合わせ0746-63-0200(十津川村観光協会。定休日は木曜日、年末年始)
アクセス奈良交通バス:「五条駅」五條病院・十津川温泉・新宮駅方面/五條バスセンター方面行き「上野地」下車、「大和八木駅(南)」新宮駅・南白橿・菖蒲町方面行き「上野地」下車
駐車場有料(村営上野地駐車場)
公式サイト​​http://totsukawa.info/joho/kanko/

まとめ

奈良には絶景撮影スポットが数多くあります。

奈良らしい風景を撮影したいなら、奈良公園周辺に行けば映える写真がたくさん撮れます。雄大な自然に触れたいのなら、奈良市から少し離れてみましょう。ススキが一面に広がる曽爾高原や大台ヶ原など、非日常を感じられる絶景が撮影できます。

現代的なフォトジェニックな写真が撮影したいなら、NARA KINGYO MUSEUMがおすすめです。屋内なので、雨が降っても撮影することができます。

奈良県に楽しい撮影旅に出かけましょう!

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