奈良県の最南端にある十津川村は、和歌山県と三重県の境にあります。日本一大きな村として知られ、村には電車が通っていません。豊かな自然に恵まれており、雄大な絶景観光スポットの宝庫です。
のどかな日本の原風景が見られる小辺路や、山々の神秘的な美しさを感じる絶景が見られる大峯奥駈道は、ユネスコの世界遺産に指定されています。村には滝の名所が多くあり、夏にかけて暑くなる時期は涼しく快適に美しい景色を鑑賞できます。
観光の後は、十津川温泉に入ってみましょう。夜に露天風呂に入れば、満天の星空が見えるかもしれません。今回は、十津川村のおすすめ観光スポットを20ヶ所、次のようなジャンルに分けて紹介します。
- 世界遺産
- 自然・絶景
- 歴史・名物
- 十津川温泉郷・宿泊
- 十津川温泉郷・日帰り温泉
十津川村のおすすめ観光スポット:世界遺産
十津川村には、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産である「熊野参詣道小辺路」と「大峯奥駈道」の一部があります。トレイルや登山を行うのも良いですし、近くまで車で訪れて散策できるスポットもあります。
ここでは、十津川村のおすすめ観光スポットの中から、世界遺産が関係する場所を4ヶ所詳しく解説します。
- 熊野参詣道小辺路
- 大峯奥駈道
- 玉置山
- 玉置神社(老巨杉群)
熊野参詣道小辺路(くまのさんけいみちこへち)
画像引用元:写真AC
熊野参詣道小辺路は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つです。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路と並び、世界に2つだけの道の世界遺産です。
高野山と熊野本宮大社を最短ルートで結ぶ72キロメートルの参詣道で、途中で1,000メートル以上の峠を3回越えて紀伊山地を南北に縦走します。
おすすめポイントは、小規模な寺院や苔のむした石仏など、往時の雰囲気が楽しめることです。道中は急勾配もありますが、気候の良い時期は豊かな自然を満喫しながら気持ちの良いトレイルができます。十津川村の果無集落の前を小辺路が通っています。
所在地 | 高野山(和歌山県伊都郡)〜熊野本宮大社(和歌山県田辺市) |
公式サイト | http://totsukawa.info/joho/world_heritage/index.html |
大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)
画像引用元:写真AC
大峯奥駈道は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つです。役行者が開いた吉野から熊野までを結ぶ修験道の中で、最も厳しい修行といわれる奥駆を行う道で、75の靡(なびき)と呼ばれる修験場の行場・拝所があります。距離にして約170キロメートルです。
見どころは、十津川村と下北山村の境に位置する釈迦ヶ岳と、玉置神社です。釈迦ヶ岳は標高が1,799メートルあります。山頂には釈迦如来像がたたずんでおり、見渡す限りの山が連なる絶景を見られます。釈迦ヶ岳は時間をかければ初心者も挑戦できて、途中で鹿に出会うこともあります。
所在地 | 第1靡・熊野本宮大社(和歌山県田辺市)〜第75靡・柳の宿(奈良県吉野郡) |
公式サイト | 【大峯奥駈道】 http://totsukawa.info/joho/world_heritage/oomine_okugake_miti.html 【釈迦ヶ岳】 http://totsukawa.info/joho/world_heritage/syakagatake.html |
玉置山
画像引用元:写真AC
玉置山の標高は1076.4mで、山頂近くには玉置神社があります。晴れた日は熊野の沖が見えることから舟見岳(ふなみだけ)、沖見岳(おきみだけ)とも呼ばれます。世界遺産「大峯奥駈道」の10番目の靡(なびき・修験道の修行場)です。
見どころは、玉置山展望台からの眺望です。大峰山脈や果無山脈など遥か遠くまで連なる山並みは、古代の人々が神の存在を感じたのも頷ける美しい絶景です。8月〜12月頃は神秘的な雲海を見られる日があります。
所在地 | 〒637-1444 奈良県吉野郡十津川村山手谷 |
利用時間 | 随時 |
問い合わせ | 0746-62-0004(十津川村企画観光課) |
アクセス | 五條市より国道168号線で約2時間 |
駐車場 | 無料 |
公式サイト | 【奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット】 https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/01mountain/04south_area/tamakiyama/ |
玉置神社(老巨杉群)
画像引用元:写真AC
玉置神社は、玉置神社の山頂近くにある神社で修験道の聖地の一つです。世界遺産「大峯奥駈道」に含まれています。日本最古の神社の一つであるため社殿はなく、御神体である玉石を祀っています。
見どころは、樹齢3,000年といわれる神代(じんだい)杉などを含む老巨杉群です。天然記念物に指定されており、巨大で神秘的な杉は力強く大地に根を張っていて圧巻です。高温多雨な気候に恵まれたこと、聖域として伐採が禁じられていたことから現代までその姿を残しています。
パワースポットとしても知られているので、古代に思いを馳せながらお参りしてみましょう。車で訪れる場合は細くカーブの多い道が続きますので、対向車など運転に注意が必要です。
所在地 | 〒647-1582 奈良県吉野郡十津川村玉置川1 |
拝観料 | 境内無料 【彩色戸襖】(改修中のため、終了時期未定で拝観停止中) 大人:500円 |
問い合わせ | 0746-64-0500 |
アクセス | 五條市より国道168号線で約2時間 |
駐車場 | 無料 |
公式サイト | https://tamakijinja.or.jp/ |
十津川村のおすすめ観光スポット:自然・絶景
十津川村は大自然を感じられるスポットがたくさんあります。都心部では見かけないような断崖や、エメラルドグリーンの渓谷は一見の価値があります。道路は細い部分が多いですが、タクシーとバスを駆使すれば気軽に観光できます。
ここでは、十津川村のおすすめ観光スポットの中から、自然・絶景に関する8ヶ所を詳しく解説します。
- 谷瀬のつり橋
- 瀞峡(瀞八丁)
- 21世紀の森・紀伊半島森林植物公園
- 果無集落
- 野猿
- 笹の滝
- 清納の滝
- 十二滝
谷瀬の吊り橋
画像引用元:写真AC
谷瀬の吊り橋は、清流の上54メートルの位置にかかった297メートルの吊り橋です。十津川村で最も有名な観光スポットで、多くの観光客が訪れます。
おすすめポイントは、度胸試しをしながら絶景を楽しめることです。吊り橋は大人2人が通れる程しか幅がなく、左右は丸見えなので空中散歩をしているようです。揺れますが、慣れれば見晴らしの良い景色は開放感があって最高です。
所在地 | 〒637-1103 奈良県吉野郡十津川村上野地65-2 |
営業時間 | 随時 |
料金 | 無料 |
問い合わせ | 0746-63-0200(十津川村観光協会。定休日は木曜日、年末年始) |
アクセス | 奈良交通バス:JR五条駅から十津川経由新宮行バス1時間50分「上野地」下車 |
駐車場 | 有料(村営上野地駐車場) |
公式サイト | http://totsukawa.info/joho/kanko/ |
瀞峡(瀞八丁)
画像引用元:写真AC
瀞峡は、奈良県・三重県・和歌山県にまたがる峡谷です。国の特別名勝及び天然記念物に指定されています。川の両岸には、切り立つ断崖や奇岩が多く見られ、それが1キロメートル(八丁)以上続くことから「瀞八丁」とも呼ばれます。
おすすめは、美しいエメラルドグリーンの川と奇岩などを間近で見られる「瀞峡めぐり」です。川のせせらぎを聞きながら、迫力ある水墨画のような景色を舟に乗って観光できます。非日常的な景色にリフレッシュできること間違いなしです。
所在地 | 〒647-1581 奈良県吉野郡十津川村神下405 |
問い合わせ | 0746-62-0004(十津川村企画観光課) |
公式サイト | 【瀞峡】 http://totsukawa.info/joho/kanko/6doro-kyo_gorge.html 【川舟観光かわせみ】 http://dorokyo.jp/ |
21世紀の森・紀伊半島森林植物公園
画像引用元:写真AC
21世紀の森・紀伊半島森林植物公園は、山林や斜面を生かした自然公園です。四季折々の自然が楽しめますが、春は山桜が美しく、ウグイスなどの野鳥の声を聞いてのんびりと過ごせます。
見どころは、華やかな花をつける世界中から集めた約120種類1万本のシャクナゲです。山の斜面一帯に、ピンク、白、紫などの花が咲く様子は絶景です。4月上旬から5月下旬が見頃です。
所在地 | 〒637-1441 奈良県吉野郡十津川村大字小川112 |
利用時間 | 9:00~17:00(入園は16:00まで) |
休業日 | 火曜日、年末年始(12月28日~1月4日) |
入園料 | 無料 |
問い合わせ | 0746-62-0567(21世紀の森・森林館) |
アクセス | 五條市より車で国道168号線を南下して約110分 |
駐車場 | 無料 |
公式サイト | http://totsukawa.info/joho/kanko/4forest_of_the_21st_century.html |
果無集落
画像引用元:写真AC
果無集落は、家の前を世界遺産「熊野参詣道小辺路」が通ることで有名です。諸説ありますが、「果無」とは、集落から見る山脈が果てなく続くことに由来するともいわれています。
おすすめポイントは、「天空の郷(てんくうのさと)」とも呼ばれる果無山脈を見渡せる絶景です。集落では湧き水で野菜を冷やすなど、昔ながらの生活が残っています。山々の景観と共に、懐かしさを感じる日本の原風景に癒されてみませんか?
所在地 | 〒637-1556 奈良県吉野郡十津川村桑畑 |
問い合わせ | 0746-63-0200(十津川村観光協会。定休日は木曜日、年末年始) |
アクセス | 昴の郷から徒歩約60分 |
駐車場 | あり |
公式サイト | http://totsukawa.info/joho/kanko/10hatenashi_shuraku.html |
野猿(やえん)
画像引用元:写真AC
野猿とは、ロープを自分で手繰り寄せながら進む人力のロープウェイです。両岸に張ったロープには屋形が吊り下げられており、その中に乗って進みます。
その様子が猿が木を伝うのに似ていることから名付けられました。鉄線橋がない時代は対岸へ行く唯一の交通手段でしたが、現在は観光用として親しまれています。
おすすめポイントは、スリルと大自然を同時に味わえることです。野猿の下を流れる清流と周囲の緑を見ながら、アトラクションのように楽しめます。なかなか力が必要ですが、到着した時に達成感を感じられます。
乗れる場所 | ホテル昴(敷地内) 西川出合(2023年3月から使用中止中。ホテル昴から徒歩圏内) |
利用料 | 無料 |
問い合わせ | 0746-63-0200(十津川村観光協会。定休日は木曜日、年末年始) |
公式サイト | 【ホテル昴】 https://www.hotel-subaru.jp/ |
笹の滝
画像引用元:写真AC
笹の滝は、日本の滝100選にも選ばれた落差32メートルの美しい滝です。岩肌を縫うように流れる水の様子は、多くの人のイメージにある滝そのものです。間近で見られるので、滝の落ちる音を聞きながら雄大で美しい大自然を堪能できます。
おすすめポイントは、あまごや鮎などの渓流釣りや、川遊びが楽しめることです。あまごの解禁は3月、鮎は6月からです。十津川村漁業協同組合が毎年発表するので、確認してから行きましょう。初夏は新緑が美しく、秋は紅葉の名所となります。
所在地 | 〒637-1212 奈良県吉野郡十津川村大字内原 |
利用時間 | 随時 |
利用料 | 無料 |
問い合わせ | 0746-63-0200(十津川村観光協会。定休日は木曜日、年末年始) |
アクセス | 国道168号線沿いにある「笹の滝」の看板すぐ横の細道へ入る。分岐点から約30分で到着。駐車場から約10分歩く。 |
駐車場 | 無料 |
公式サイト | 【十津川村観光協会】 http://totsukawa.info/joho/kanko/2waterfall_of_the_sasa.html 【十津川村漁業協同組合】 http://web1.kcn.jp/totsukawa-g/main.htm |
清納の滝
画像引用元:写真AC
清納の滝は、大自然の中にあるエメラルドグリーンに見えるほど美しい清流の滝です。周辺には、「大野出合のヴィーナス」というパワースポットがあります。女神の顔に見える岩で、見ると幸運が訪れるといわれています。
ポイントは、水しぶきがかかる程近くで滝を鑑賞できることから「マイナスイオンの滝」と呼ばれていることです。水量があり勢いよく流れ落ちる滝は、落差は高くないものの圧巻の見ごたえです。滝の音と清涼感あふれる空気に癒されに行きましょう。
所在地 | 〒637-1442 奈良県十津川村大字高滝 |
利用時間 | 随時 |
利用料 | 無料 |
問い合わせ | 0746-63-0200(十津川村観光協会。定休日は木曜日、年末年始) |
アクセス | 十津川村役場から車で約10分。大野出合橋の手前で車を停めてから、約100メートル歩く。 |
駐車場 | 有 |
公式サイト | http://totsukawa.info/joho/kanko/2waterfall_of_the_seno.html |
十二滝
画像引用元:写真AC
十二滝は、国道168号線沿いにある落差100メートルの滝です。水量は多くありませんが、岩肌を流れる様子は静かで穏やかな美しさがあります。
おすすめポイントは、道路に面しているため気軽に荘厳な滝を鑑賞できることです。駐車できそうなスペースはありますが、専用の駐車場がないので注意が必要です。
所在地 | 〒637-1557 奈良県吉野郡十津川村七色 |
利用時間 | 随時 |
利用料 | 無料 |
問い合わせ | 0746-63-0200(十津川村観光協会。定休日は木曜日、年末年始) |
アクセス | 五條市より国道168号線を南下して約110分 |
駐車場 | 無 |
公式サイト | http://totsukawa.info/joho/kanko/8twelveth_waterfalls.html |
十津川村のおすすめ観光スポット:歴史・名物
十津川村は、南朝時代など歴史のターニングポイントに登場することで知られています。また、おいしい名物もあるので道の駅に立ち寄ってお土産を探してみるのも楽しいです。
ここでは、十津川村のおすすめ観光スポットの中から、歴史・名物に関する場所を2ヶ所詳しく解説します。
- 歴史民俗資料館
- 道の駅「十津川郷」
歴史民俗資料館
画像引用元:十津川村観光協会ホームページ
歴史民俗資料館は、十津川村の歴史と文化を学べる2階建ての資料館です。
おすすめポイントは、南朝時代から明治の大水害に至るまで、じっくりと丁寧に十津川村の歴史や生活文化を展示していることです。十津川郷士の佩刀や、写真で坂本龍馬の手紙の写しを見ることができます。
所在地 | 〒637-1333 奈良県吉野郡十津川村小原225-1 |
開館時間 | 9:00〜17:00(入館は16:00まで) |
閉館日 | 火曜日、12/28~1/4 |
入館料 | 大人:300円 小人:150円 |
問い合わせ | 0746-62-0137 |
アクセス | 五條市より国道168号線を南下して約80分 |
駐車場 | 役場駐車場を利用。 |
公式サイト | http://totsukawa.info/joho/kanko/3Historical_Museum.html |
道の駅「十津川郷」
画像引用元:道の駅「十津川郷」ホームページ
道の駅「十津川郷」は、特産品販売、そば処、山里の文化を学べる「むかし館」が入った複合施設です。湯泉地温泉の無料の足湯もあります。硫黄の香りが漂っており、道の駅を訪れただけでも温泉地に来た感じがします。
おすすめは、挽きたての本格的な蕎麦が食べられるそば処「行仙(ぎょうぜん)」です。細い麺はコシがあり、量産した蕎麦にはないしっかりと蕎麦の風味を感じられます。人気店なので、休日の食事時間は待つ覚悟で行きましょう。
特産品コーナーには、十津川村の名物「ゆべし柚餅子」やあまごの甘露煮など、十津川村ならではのおいしいお土産が多く置かれています。
所在地 | 〒637-1333 奈良県吉野郡十津川村小原225-1 |
営業時間 | 【十津川郷】 8:30~17:30(12月、1月、2月は9:00~17:00) 【行仙】 11:00~15:00 |
問い合わせ | 0746-63-0003 |
アクセス | 五條市より国道168号線を南下して約90分 |
駐車場 | 無料 |
公式サイト | https://www.michinoeki-totsukawago.com/ |
十津川村のおすすめ観光スポット:十津川温泉郷・宿泊
十津川村は大自然の観光スポットが魅力的ですが、十津川温泉へ行くことも外せません。全国で初めて村内全域の源泉掛け流しを宣言し、「美肌の湯」といわれる上質な湯に入れます。十津川温泉郷は3つの泉質に分かれています。
- 湯泉地温泉(とうせんじおんせん:単純硫黄泉)
- 十津川温泉(ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉)
- 上湯温泉(かみゆおんせん:含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉)
ここでは、十津川村のおすすめ観光スポットの中から、十津川温泉郷で宿泊可能な施設を3ヶ所詳しく解説します。
- ゑびす荘(十津川温泉)
- 田花館(十津川温泉)
- 吉乃屋(十津川温泉)
ゑびす荘(十津川温泉)
画像引用元:ゑびす荘ホームページ
ゑびす荘は、10室以下の隠れ家的旅館です。露天風呂はプライベート感がありゆったりと滞在できて、満足度の高い旅館です。晴れていれば十津川村の美しい星空が見えます。
おすすめポイントは、ほぼ十津川村産の新鮮な無農薬の野菜を旨味調味料を使わずに提供していることです。その日の仕入れ状況によりメニューは変わります。素材の味を生かして手間暇かけて作られた創作料理は、滋味深くおいしいと評判が良いです。館主は野菜ソムリエの資格も有しています。
玉置神社と熊野本宮大社まで、それぞれ車で約30分の立地です。観光の拠点としても利用しやすい旅館です。
所在地 | 〒637-1554 奈良県吉野郡十津川村平谷425-1 |
営業時間 | 【チェックイン】15:00 【チェックアウト】10:00 |
利用料金 | 1泊2食付き2名(週末、祝日):13,500円/人〜(消費税と入湯税は別) |
問い合わせ | 0746-64-0019 |
アクセス | 五條市より車で国道168号線を南下して約90分 |
駐車場 | 無料(7台) |
公式サイト | https://ebisusou.jp/ |
田花館(十津川温泉)
画像引用元:田花館ホームページ
田花館は、10室以下の隠れ家的旅館です。家族風呂があり、空いていれば予約なしで入れます。
おすすめポイントは、館主が釣った天然鮎や裏山で仕留めた猪などジビエ料理を食べられることです。仕入れ状況や季節によって食べられるメニューは変わりますが、山菜や舞茸など天然食材が使用されます。現地でしか食べられない新鮮な食材で作られた料理を堪能しましょう。現地で支払う場合は現金支払いのみです。
所在地 | 〒637-1554 奈良県吉野郡十津川村平谷459 |
営業時間 | 【チェックイン】15:00 【チェックアウト】10:00 通年:14,450円(税込) |
利用料金 | 通年:14,450円(税込) |
問い合わせ | 0746-64-0014 |
アクセス | 五條市より車で国道168号線を南下して約2時間 |
駐車場 | 無料(7台) |
公式サイト | http://tabanakan.jp/ |
吉乃屋(十津川温泉)
画像引用元:吉乃屋ホームページ
吉乃屋は、二津野湖の湖畔にある旅館です。連休などを除き、ひとりでも宿泊可能です。
おすすめポイントは、大浴場から美しい二津野湖の眺望を楽しめることです。特に露店風呂はすぐ近くに湖を眺めることができて、開放感も抜群です。露天風呂でヤマガラを餌付けしているので、のどかな鳥のさえずりが聞こえてきます。
料理は海の幸を使わないことにこだわっており、名物のあまごの骨酒など川魚を楽しめるメニューが用意されています。素朴な田舎懐石料理は滋味深く絶品だと評判が良いです。
要予約で、本格囲炉裏で猪などの鍋料理が食べられるのも魅力です。タイムスリップしたかのような趣のある空間に囲炉裏があります。
所在地 | 〒637-1554 奈良県吉野郡十津川村平谷432 |
営業時間 | 【チェックイン】15:00 【チェックアウト】10:00 |
利用料金 | 1泊2食付き:14,190円/人〜(消費税と入湯税は別) |
問い合わせ | 0746-64-0012 |
アクセス | 五條市より車で国道168号線を南下して約100分 |
駐車場 | 無料(18台) |
公式サイト | http://t-yoshinoya.jp/ |
十津川村のおすすめ観光スポット:十津川温泉郷・日帰り温泉
十津川温泉郷には宿泊施設が多いですが、中には宿泊者以外にも日帰り入浴ができる場所もあります。リーズナブルな価格で入浴ができる公衆浴場もあります。
ここでは、十津川村のおすすめ観光スポットの中から、十津川温泉郷で日帰り入浴が可能な施設を3ヶ所詳しく解説します。
- ホテル昴・星の湯(十津川温泉)
- 神湯荘(上湯温泉)
- 泉湯(湯泉地温泉)
ホテル昴・星の湯(十津川温泉)
画像引用元:ホテル昴ホームページ
ホテル昴は、宿泊者以外も日帰り利用できる「温泉保養館 星の湯」がある宿泊施設です。空調整備が完備された別棟ペットハウスでペットを預けることが可能で、敷地内から野猿に乗ることもできます。
おすすめポイントは、「温泉保養館 星の湯」にて五右衛門風呂や檜風呂など9種類の湯が楽しめることです。美しい庭は昼間に見ても癒されますが、宿泊すれば夜は満天の星空を堪能しながらお風呂に浸かれます。飲泉もあるので、体の中から健康になれそうです。
全国的に珍しい温泉プールもあります。オールシーズン対応しており、幼児用のプールもあるので家族で楽しめます。温泉でゆっくり浸かるのが難しい子どもにはぴったりです。ホテルから車で約9分の場所に果無集落があるので、観光の拠点としても丁度良いです。
所在地 | 〒637-1554 奈良県吉野郡十津川村平谷909-4 |
営業時間 | 【温泉プール】9:00~20:00 【温泉保養館 星の湯】12:00〜17:00(日帰り入浴。GWなどは時短営業) 【温泉プール】 大人:1000円 小人:500円 ※団体割引あり。現金支払いのみ。 【温泉保養館 星の湯】 大人:1,000円 子供:500円(4歳~小学生) |
料金例 | 【温泉プール】 大人:1000円 小人:500円 ※団体割引あり。現金支払いのみ。 【温泉保養館 星の湯】 大人:1,000円 子供:500円(4歳~小学生) |
問い合わせ | 【ホテル】 0746-64-1111 【温泉プール】 0746-64-0762 |
アクセス | 五條市より国道168号線を南下して約90分 |
駐車場 | 無料(100台) |
公式サイト | https://www.hotel-subaru.jp/ |
神湯荘(上湯温泉)
画像引用元:神湯荘ホームページ
神湯荘は、日帰り入浴も可能な宿泊施設です。川魚や鹿肉のユッケなど、旬の食材を使った料理がおいしいと評判が良いです。温泉で炊いたご飯など、温泉料理が食べられます。
おすすめポイントは、大自然を満喫できる源泉露天風呂で日帰り入浴ができることです。男湯は上湯川が間近にあり、川のせせらぎを聞きながら温泉を楽しめます。まさに秘湯といえる絶景の温泉です。
宿泊客は、寝湯に寝そべりながら星空を鑑賞できる貸切風呂や、春は観桜できる露天風呂など他にもお湯を楽しめます。
所在地 | 〒637-1558 奈良県吉野郡十津川村字出谷220 |
定休日 | 【日帰り入浴】 木曜日、悪天候 |
利用料金 | 【日帰り入浴】 大人:500円 子ども:300円 |
問い合わせ | 0746-64-0256(受付:9:00~21:00) |
アクセス | 五條市より国道168号線を南下して約100分 |
駐車場 | 無料 |
公式サイト | https://kamiyusou.jp/ |
泉湯(湯泉地温泉)
画像引用元:十津川村ホームページ
泉湯は十津川村の公衆浴場であり、日帰り入浴施設です。
おすすめポイントは、リーズナブルな価格で美肌の湯と有名な十津川温泉を楽しめることです。露天風呂からの眺望も良く、川のせせらぎを聞きながら大自然を感じてリラックスできます。
所在地 | 〒637-1332 奈良県吉野郡十津川村武蔵23 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 火曜日 |
利用料金 | 大人:600円 小人:300円 ※現金支払いのみ |
問い合わせ | 0746-62-0090 |
アクセス | 五條市より国道168号線を南下して約90分 |
駐車場 | 無料 |
公式サイト | https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/onsen_gou/ |
まとめ
十津川村のおすすめ観光スポットを20ヶ所紹介しました。
世界遺産やパワースポットの玉置神社など、非日常な自然の絶景スポットが多くあります。谷瀬の吊り橋や野猿は、スリルと大自然を同時に満喫できるアトラクションのようです。上質な十津川温泉のお湯でリラックスするのも良いでしょう。
さあ、大自然の魅力たっぷりの十津川村へ観光に出かけましょう!