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【2024】冬の奈良観光のおすすめスポット20選

奈良観光冬

奈良の観光スポットは一年を通して楽しめますが、冬だからこそ、より楽しめるスポットもあります。今回は、冬におすすめしたい奈良の観光スポット20ヶ所を紹介します。

目次

奈良の冬のおすすめ観光スポット:奈良市内

まずは、奈良市内の冬のおすすめ観光スポットを8ヶ所紹介します。

  • 東大寺(奈良市)
  • 若草山(奈良市)
  • 春日大社(奈良市)
  • 奈良公園(奈良市)
  • 浮御堂(奈良市)
  • 依水園(奈良市)
  • 菅原天満宮(奈良市)
  • 平城宮跡 (奈良市)

東大寺(奈良市)

東大寺(奈良市)

画像引用元:写真AC

奈良の観光スポットといえば東大寺を思い浮かべる方も多いでしょう。雪が積もることは少ないですが、積雪時の東大寺もまた格別です。

特に、大仏殿の東にある東大寺二月堂では春の訪れを告げる行事、修二会が行われます。修二会の中でも、籠松明の火の粉が舞うお水取りは圧巻です。修二会は夜に行われるので十分に防寒をして行くことをおすすめします。

東大寺の概要

施設名・イベント名東大寺
住所奈良県奈良市雑司町406-1
電話番号0742-22-5511
拝観時間大仏殿 4月〜10月:7:30~17:30
11月〜3月 8:00〜17:00

二月堂
24時間(3月1日〜14日までの修二会期間中は制限あり。詳しくはホームページをご確認ください。
拝観料大仏殿
小学生は300円
それ以外は一律600円
そのほか団体、身障割引あり

二月堂
無料
開催期間3月1日〜14日
アクセス近鉄奈良駅より徒歩約20分
JR奈良駅・近鉄奈良駅から「東大寺大仏殿・春日大社前」下車、徒歩約5分、もしくは「大仏殿前駐車場」下車すぐ
ホームページhttps://www.todaiji.or.jp/

若草山(奈良市)

若草山(奈良市)

画像引用元:写真AC

奈良公園を東に向かって歩いているとたどり着くのが若草山です。標高342メートルと低いので気軽に登ることができます。

奈良の冬の行事といえば、毎年1月の第4土曜日に行われる若草山の山焼きでしょう。花火が打ち上がると若草山に一斉に火がつけられます。

明治時代より昼間から夜間に行われるようになり、花火が打ち上げられるようになったのは1945年の終戦後からです。本来、冬季に若草山は閉山していますが、山焼きの日のみ入山することができます。日中は奈良らしく鹿せんべいとばし大会やさまざまなイベントを楽しめます。

若草山の概要

施設名若草山
住所奈良県奈良市雑司町469
電話番号0742-22-0375(奈良公園事務所)
開催期間1月第4土曜日
冬季:12月第2月曜日〜3月第3金曜日まで閉山山焼きの日のみ特別に入山可能
料金大人(中学生以上) 150円
小人(3歳以上) 80円
山焼きの日のみ無料
アクセスJR・近鉄奈良駅からバス「大仏殿春日大社前 」から徒歩約12分
ホームページhttps://www.pref.nara.jp/item/9270.htm#itemid9270
https://narashikanko.or.jp/spot/nature/wakakusayama/

春日大社(奈良市)

春日大社(奈良市)

画像引用元:春日大社

春日大社には、石灯籠と吊灯籠が合わせて約3,000基設置されています。春日大社の「節分万燈籠」は2月3日の節分の日に合わせて境内の灯籠が一斉に灯されます。普段とはまた違った幻想的な春日大社を味わうことができるでしょう。節分万燈籠は18:30〜20:30頃まで実施しています。

また、2月上旬は「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」にあわせて夜間拝観も実施しているので、節分の日に行けない方は、このイベント時に訪れるのもおすすめです。

施設名春日大社
住所奈良県奈良市春日野町160
電話番号0742-22-7788
拝観時間ホームページをご確認ください
拝観料ホームページをご確認ください
回廊内特別参拝は500円
定休日ホームページをご確認ください
アクセス近鉄「近鉄奈良」駅から徒歩約25分
ホームページhttps://www.kasugataisha.or.jp/

奈良公園(奈良市)

奈良公園(奈良市)

画像引用元:しあわせ回廊 なら瑠璃絵

冬の奈良公園内もおすすめです。雪が積もることは少ないですが、雪化粧の広々とした奈良公園と山々、鹿たちのコントラストがとても素晴らしく、見ることができれば幸運でしょう。

奈良公園内でも、飛火野と呼ばれる芝生の原が広がるエリアでは、鹿の吐く白い息や広々とした奈良公園の写真を撮ることができるでしょう。

また、冬の時期に合わせて「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」が奈良公園一帯で行われます。瑠璃とは青色の宝石ラピスラズリのことで、奈良時代にはシルクロードを通じて日本にも運び込まれました。奈良と関わりがあることからこの名前がつけられました。春日大社、興福寺、東大寺の三社寺を瑠璃色の幻想的な光の道で結ばれます。

施設名・イベント名奈良公園
住所奈良県奈良市春日野町ほか
電話番号0742-22-0375(奈良公園事務所)
料金なし
実施時間しあわせ回廊 なら瑠璃絵
18:00〜21:00
実施期間しあわせ回廊 なら瑠璃絵 2/8〜2/14
アクセス近鉄「奈良」駅から 徒歩約5分
JR「 奈良」駅から 徒歩約20分
ホームページ奈良公園クイックガイド
https://www3.pref.nara.jp/park/

しあわせ回廊 なら瑠璃絵
https://rurie.jp/

浮見堂(奈良市)

浮見堂(奈良市)

画像引用元:写真AC

浮御堂は、奈良公園の鷺池に浮かぶ六角形の建物です。大正時代に建てられ、朝昼晩、四季によってさまざまな姿を見ることができる隠れた人気のスポットです。

冬は人影がまばらになるので、人が映らない自分好みの写真を撮ることができるでしょう。朝もやや雪化粧を狙えるのは冬だけになるので、チャンスがあればぜひ狙ってみることをおすすめします。

浮見堂の概要

施設名・イベント名浮見堂
住所奈良県奈良市高畑町
電話番号0742-22-0375(奈良公園事務所)
アクセスJR奈良駅、近鉄奈良駅から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
ホームページ公式ホームページなし https://narashikanko.or.jp/spot/structure/ukimido/

依水園(奈良市)

依水園(奈良市)

画像引用元:依水園

依水園は、東大寺と興福寺の間に位置する日本庭園です。観光地にありながら静かで美しい庭園です。冬は雪化粧の美しい日本庭園を見学することができます。

冬の季節に催されるのが、依水園のひな祭りです。かつて宮中で行われていた「曲水の宴」を再現したおひなさまを見ることができます。小川のほとりで和歌や管弦を楽しむ様子が再現されています。

依水園の概要

施設名・イベント名依水園(いすいえん)
住所奈良県奈良市水門町74
電話番号0742-45-0081
料金一般:1200円
大学生:500円
高校生:500円
中学生:300円
小学生:300円
営業時間9:30〜16:30(入園16:00まで)
定休日毎週火曜日 (※但し火曜日が祝日の場合は開園し、翌平日に休園) 年末年始・庭園整備期間:12月末~1月中旬および9月下旬

※2021年5月19日より当面の間、定休日の火曜日に加え水曜日も臨時休園
アクセス近鉄奈良駅より徒歩約15分
ホームページhttps://isuien.or.jp/

菅原天満宮(奈良市)

菅原天満宮(奈良市)

画像引用元:写真AC

菅原天満宮は日本最古の天満宮であり、学問の神様で有名な菅原道真生誕の地です。菅原家のご先祖は相撲の神様である野見宿禰(のみの すくね)です。

天皇が崩御すると側近などが生き埋めにされていましたが、人の代わりに埴輪を埋葬するよう建言したとされています。功績が認められ天皇より土器などにちなんだ「土師(はじ)」という姓を賜り、菅原の地に住んでいたことから、のちに「菅原」と名乗るようになります。

また、神社から東へ約100メートルの場所に菅原道真の産湯池とされる遺跡があります。菅原道真といえば梅です。毎年2月上旬〜3月上旬にかけて「盆梅展」が開催されます。境内では約130品種200鉢の希少品種や古木の梅を見ることができます。

毎年2月25日にはしめ縄を張った青竹を四隅に立て、翁の面を着けた田主と牛役の子どもによる農耕神事である「おんだ祭り」が行われます。

菅原天満宮の概要

施設名・イベント名菅原天満宮(すがわらてんまんぐう)
住所奈良県奈良市菅原町東1-15-1
電話番号0742-45-3576
拝観料なし
営業時間9:30〜16:30(入園16:00まで)
定休日なし
アクセス近鉄 尼ヶ辻駅から 徒歩15分。
近鉄 大和西大寺駅から 歴史の道 徒歩15分。またはバス「阪奈菅原」下車、徒歩3分。
ホームページhttp://www.sugawaratenmangu.com/

平城宮跡 朱雀門ひろば(奈良市)

平城宮跡 朱雀門ひろば(奈良市)

画像引用元:写真AC

平城宮歴史公園の南に、平城宮の正門であった朱雀門があります。奈良時代の朱雀門では祝祭が行われていたとされています。2018年には、朱雀門一帯に5つの観光交流施設や遣唐使船が復元された「朱雀門ひろば」がオープンしました。

朱雀門ひろばでは、一年を通してさまざまなイベントが行われます。冬の奈良を盛り上げるために始まった「奈良ちとせ祝(ほ)ぐ寿(ほ)ぐまつり」では、奈良県内の特産品やあたたかい名物料理を味わうことができます。併せて、高さ約7メートルある巨大な山車「大立山」が4基や奈良県各地の伝統行事も見ることができます。

朱雀門ひろばの概要

施設名朱雀門ひろば(平城宮跡歴史公園)
住所奈良県奈良市二条大路南4-6-1
電話番号観光交流各施設について
0742-35-8201

奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり
0742-27-8974
開館時間詳しくはホームページをご確認ください
入館料各施設無料
定休日詳しくはホームページをご確認ください
アクセス朱雀門:近鉄「大和西大寺」南口から玉手門経由徒歩約20分
ぐるっとバスで近鉄「大和西大寺」駅南口から「朱雀門ひろば」停留所まで約10分
ホームページ朱雀門ひろば
https://www.suzakumon-heijokyo.com/
「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」
https://lit.link/chitosehogu

奈良の冬のおすすめ観光スポット:奈良市近郊

続いて、奈良市近郊の冬のおすすめ観光スポットを1ヶ所紹介します。

  • 奈良健康ランド(天理市)

奈良健康ランド(天理市)

奈良健康ランド(天理市)

画像引用元:奈良健康ランド

冬の観光といえば温泉ではないでしょうか。比較的、街なかであっても楽しめるのが「奈良健康ランド」です。関西では「奈良健康ランド〜♪」のCMでおなじみの大型入浴施設。

大浴場で使用されている源泉は地下800mより湧き出る「ナトリウム-塩化物泉」です。ほかにも、ウォータースライダーを備えた大型プールや室内​​屋内型巨大エア遊具テーマパークが完備されているので家族で楽しむことができます。

施設名奈良健康ランド
住所奈良県天理市嘉幡町600-1
電話番号0743-64-1126
入館料シニア(60歳以上) 1,320円(税込)
※要身分証明書
大人:2,200円(税込)
中・高・専門・大学生
※要学生証 1,320円(税込)
3歳~小学生 880円(税込)
※特別期間は変動する場合あり。

屋内レジャープール
お一人様:3歳以上
770円(税込)※2歳以下は無料

有料サウナエリア
お一人様中学生以上 330円(税込)
※小人は利用不可

深夜料金(全日)
午前1:00~5:00の間にご滞在のお客様
お一人様 1,650円加算(税込)

延長料金
午前5:00以前にご入館のお客様は、10:00(チェックアウト時間)超えて滞在された場合、延長料金として、当日の入館料が加算されます。
営業時間24時間営業
※館内施設により異なります。詳しくはホームページをご確認ください。
定休日無休(メンテナンス等による休館有)
ホームページを確認してください。
アクセス奈良県天理市嘉幡町600-1
ホームページhttps://www.narakenkoland.net/

奈良の冬のおすすめ観光スポット:奈良県中部

続いて、奈良県中部の冬のおすすめ観光スポットを8ヶ所紹介します。

  • 長谷寺(桜井市)
  • 大神神社(桜井市)
  • 談山神社(桜井市)
  • 安倍文殊院(桜井市)
  • 壷阪寺(高取町)
  • 室生寺(宇陀市)
  • 三峰山:(御杖村)
  • 曽爾高原(曽爾村)

長谷寺(桜井市)

長谷寺(桜井市)

画像引用元:長谷寺

長谷寺といえば、登廊と呼ばれる屋根付きの長い階段が印象的です。本堂にはご本尊である日本最大級の十一面観音さまが安置されています。昔ばなし「わらしべ長者」にゆかりがあり、立身出世にご利益がある観音様です。

また、長谷寺は別名花の寺とも呼ばれ、四季折々の花々が見られます。冬には藁で覆われた寒牡丹を見ることができ、とてもかわいらしいです。登廊やお堂の上に雪が積もった様子は絶景なので写真に収めることをおすすめします。

長谷寺の概要

施設名長谷寺(はせでら)
住所奈良県桜井市初瀬731-1
電話番号0744-47-7001
拝観料大人:500円
中・高校生:500円
小学生:250円
障害者手帳提示:250e円
※同伴者1名に限り障害者料金適応
拝観時間8:30〜17:00(4月〜9月)
9:00〜17:00(10月〜11月・3月)
9:00〜16:30(12月〜2月)
※牡丹まつり期間等時間延長あり
定休日なし
アクセス近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分
近鉄大阪線、JR万葉まほろば線桜井駅を下車、 奈良交通バス長谷寺参道口から徒歩10分
※長谷寺駅には急行が停車します。
ホームページhttps://www.hasedera.or.jp/

大神神社(桜井市)

大神神社(桜井市)

画像引用元:写真AC

三輪といえば、全国的にも有名な三輪そうめんが有名です。奈良時代に大神神社の神主であった大神朝臣狭井久佐(さいくさ)の次男、穀主(たねぬし)が、ご祭神のご神意を得てそうめん作りを始めたという伝承があります。大神神社のご祭神はそうめん作りの守護神として崇められます。

毎年2月5日には、大三輪神社だからこそのユニークな祭典「卜定祭」が行われます。かつて穀物の相場を占っていたなごりとされています。

卜定祭は、ご祭神に地元の特産品である三輪そうめんの卸値を占う祭典です。生産者や販売業者が参列し、神職が三ツ鳥居前の大床で卜定の儀式を行い、新しい年の卸値がご神意により決められます。

ご神意の決定を受け、基準となる三輪そうめんを卜定による卸値で取引することとなります。祭典終了後、拝殿前でそうめん作りの過程を真似たユニークな「三輪素麺掛唄(みわそうめんかけうた)」などの踊りが奉納されます。

大神神社の近くには三輪そうめんが食べられるお店があります。寒い冬には、そうめんを暖かくした本場の「煮麺(にゅうめん)」を食べてみてください。

大神神社の概要

施設名大神神社(おおみわじんじゃ)
住所奈良県桜井市三輪1422
電話番号0744-42-6633
料金境内散策自由
【三輪山・登拝料】
300円(受付・狭井神社9:00〜12:00)
営業時間9:00~17:00
定休日毎週水曜日
アクセスJR三輪駅から徒歩5分
ホームページhttps://oomiwa.or.jp/

談山神社(桜井市)

談山神社(桜井市)

画像引用元:写真AC

談山神社は、明日香村の石舞台古墳のさらに東にある神社です。談山神社は縁結びのスポットとして有名です。談山神社は歴史的な事件のきっかけとなった場所でもあります。

元々、このあたりを多武峰(とうのみね)といい、645年に中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と中臣鎌足(なかとみのかまたり)が「大化の改新」について話し合った場所とされています。のちに談い山(かたらいやま)、談所ヶ森と呼ばれるように談山神社が建立されました。

談山神社といえば十三重の塔や朱塗りの屋形橋が有名です。桜や紅葉の季節には多くの人が訪れますが、雪景色との相性も良く、冬の談山神社が好きな方も多くいます。

談山神社の概要

施設名・イベント名談山神社(たんざんじんじゃ)
住所奈良県桜井市多武峰319
電話番号​​0744-49-0001
料金大人:600円
小人(小学生):300円
未就学児:無料
障がい者:300円
対象者の付き添い1名まで同額。
営業時間拝観時間 8:30~16:30(最終受付) 最終拝観:17:00まで
定休日なし
アクセス桜井駅から奈良交通バス、終点「談山神社」下車
ホームページhttps://www.tanzan.or.jp/index.html

安倍文殊院(桜井市)

安倍文殊院(桜井市)

画像引用元:安倍文殊院

安倍文殊院は、安倍氏一族の氏寺です。安倍氏といえば、陰陽師で有名な安倍晴明も輩出した一族です。

「三人よれば文殊の知恵」ということわざを聞いたことがあると思いますが、知恵の神様で有名です。学力向上や合格祈願のパワースポットとして受験生を中心に多くの学生が訪れます。日本三大文殊の一つとされ、ご本尊である日本最大の文殊菩薩像は7メートルを超える大きさです。

2月3日には、とてもユニークな行事があります。金閣浮御堂で方位を司る秘仏「十二天軸」のうち、恵方に当たる方位の守護神が公開され、厄除法要が行われます。

厄除祈祷を受けたあとは豆ではなく、自分の年齢と同じ数の一円玉を投げ、厄除けをすることができます。一円玉はお寺が用意してくれるので持参の必要はありません。

安倍文殊院の概要

スポット名安倍文殊院(あべのもんじゅいん)
所在地奈良県桜井市阿部645
拝観時間9:00〜17:00
拝観料本堂 国宝・文殊菩薩(参拝記念品付))
大人:700円
小学生:500円

金閣浮御堂霊宝館 (七まいりおさめ札・御守り付)
大人:700円
小学生:500円

本堂・金閣浮御堂 共通参拝
大人:1200円
小学生:800円
定休日なし
電話番号0744-43-0002
アクセス近鉄・JR「桜井」駅から徒歩約20分
もしくはバス「安倍文殊院」下車
ホームページhttps://www.abemonjuin.or.jp/

壷阪寺(高取町)

壷阪寺(高取町)

画像引用元:壷阪寺

壷阪寺は、眼病平癒のパワースポットとして知られています。高さ20メートルある世界最大の観音石像(天竺渡来 大観音石像)や大涅槃石像などの巨大石仏が印象的な寺院です。

巨大な大仏さま(天竺渡来 大釈迦如来石像)も壺坂寺のシンボル的存在です。雪が積もる冬には「雪見大仏」との愛称で親しまれています。大仏さまは四季ごとに愛称が変わり、春になると「桜大仏」と呼ばれます。

壷阪寺の概要

スポット名壷阪寺(つぼさかでら)(別名:南法華寺)
所在地奈良県高市郡高取町壷阪3番地
拝観時間8:30~17:00まで
拝観料大人:600円
小人(高校生以下):100円
幼児(5才以下):無料
身障者:300円
定休日なし
電話番号0744-52-2016
アクセス近鉄「壺阪山」駅下車、バスまたはタクシー
ホームページhttps://www.tsubosaka1300.or.jp/

室生寺(宇陀市)

室生寺(宇陀市)

画像引用元:伽藍と境内 – 女人高野 室生寺

女人高野として有名な室生寺。桜や紅葉の室生寺もとても素晴らしいですが、雪の積もった室生寺は何ともいえない静けさと優美な印象を誰もが受けるでしょう。

女人禁制の高野山に対し、女性の参詣を許可したことから「女人高野」と呼ばれ、女性の信仰を集める室生寺。

写真家の土門拳も魅了したほどに、美しいのが冬の季節とされています。仁王門や五重塔に降り積もった雪景色は凛とした印象を魅せてくれます。 

室生寺の概要

施設名・イベント名室生寺
住所奈良県宇陀市室生78
電話番号0742-45-0081
料金大人: 600円
子ども:400円
※寳物殿は別途400円(一律)
営業時間8:30~17:00
※12/1~3/31の間は9:00~16:00
※寳物殿は9:00~16:30
※12/1~3/31の間は9:30~15:30
但し受付は15:00まで
定休日なし
アクセス奈良交通バス「室生寺前」バス停下車、徒歩約5分 
ホームページhttp://www.murouji.or.jp/

三峰山(御杖村)

三峰山(御杖村)

画像引用元:御杖村観光協会

三峰山は奈良県と三重県にまたがり、室生赤目青山国定公園に指定されています。日本300名山の一つで、標高は1235メートルです。

三峰山は登山道も整備されているため、初心者でも比較的登りやすい山とされています。ただし、雪山のため冬季に登山される方はアイゼンなど、十分な装備が欠かせません。

三峰山は空気中の水分が木々に凍りつく霧氷が有名です。毎年1月下旬から2月中旬までの土日祝には、みつえ青少年旅行村にて霧氷まつりが開催されます。霧氷まつりに行かれる方は直通バス「霧氷号」を利用するのが便利でしょう。

三峰山の概要

施設名・イベント名三峰山(みうねやま)
住所奈良県宇陀郡御杖村大字神末
電話番号0745-95-3088(みつえ青少年旅行村中央管理棟)
開催期間1月下旬から2月中旬
アクセス近鉄榛原駅から奈良交通バス「霧氷号」で約60分
ホームページhttp://mitsue-kanko.jp/

曽爾高原(曽爾村)

曽爾高原(曽爾村)

画像引用元:奈良県曽爾村 観光

「曽爾高原」は、奈良県と三重県の県境にある​​日本300名山の一つ倶留尊山(くろそやま)と亀山の西麓に広がる場所にあります。夏には緑の草原、秋はススキが高原一面を覆い、日本の絶景などで取り上げられることも多く有名なスポットです。

曽爾高原の素晴らしい風景は、すべてが自然任せというわけではなく、冬の山焼きによって保たれています。山焼きは2月下旬から3月上旬に実施され、山焼き後だけに見ることができる真っ黒な曽爾高原が姿を現します。

曽爾高原には温泉施設「お亀の湯」がありますので、美味しい空気を堪能したあとは温泉でゆっくりされるのもおすすめです。オートキャンプ場「サン・ビレッジ曽爾」や曽爾村の新鮮な素材が楽しめる「曽爾高原ファームガーデン」もあります。

曽爾高原の概要

施設名曽爾高原(そにこうげん)
住所奈良県宇陀郡曽爾村太良路
電話番号0745-94-2106(曽爾村観光協会)
定休日曽爾高原ファームガーデン
定休日:水曜日
10:00〜18:00
※秋季は売店のみ営業、トイレ使用可能(11月頃)
料金お亀の湯 大人(中学生以上):900円
子供(3歳〜小学生):500円
アクセス名張駅からバスで37分(名張駅西口より山粕西行バス)
太良路バス停から徒歩で55分
名張駅からバスで47分(名張駅西口より曽爾高原行バス)
曽爾高原バス停から徒歩で20分
ホームページhttps://www.vill.soni.nara.jp/mg/4

奈良の冬のおすすめ観光スポット:奈良県南部

最後に、奈良県南部の冬のおすすめ観光スポットを3ヶ所紹介します。

  • 湯盛温泉 ホテル杉の湯(川上村)
  • 入之波温泉 山鳩湯(川上村)
  • 洞川温泉(天川村)

湯盛温泉 ホテル杉の湯(川上村)

湯盛温泉 ホテル杉の湯(川上村)

画像引用元:ホテル杉の湯

ホテル杉の湯では、奥吉野渓谷の絶景を楽しみながら、湯盛温泉を源泉とする「金明の湯」「銀嶺の湯」を楽しむことができます。

ホテル杉の湯では日帰り入浴はもちろん、宿泊も可能です。ホテル横には「道の駅 杉の湯 川上」があり、柿の葉寿司をはじめ川上村の特産品を購入することができます。

道の駅 杉の湯 川上では、ホテル杉の湯の料理人が作るダシを使った絶品の「うどん」と「そば」を食べることができます。休日や行楽シーズンには行列ができることもあるので、寄った際にはぜひ食べることをおすすめします。

湯盛温泉 ホテル杉の湯

施設名・イベント名湯盛温泉(ゆもりおんせん)ホテル杉の湯
住所奈良県川上村迫695
電話番号0746-52-0006
料金大人:700円
小人:400円
営業時間11:00~16:30(入浴は17:30まで)
定休日毎週水曜日
※館内メンテナンス等により臨時休業の場合があります。
アクセス近鉄「大和八木」駅より湯盛温泉杉の湯ゆきバス終点下車
ホテル杉の湯宿泊者は近鉄「大和上市」駅より無料送迎バスあり
ホームページhttps://www.suginoyu.com/

入之波温泉 山鳩湯(川上村)

入之波温泉 山鳩湯(川上村)

画像引用元:入之波温泉 山鳩湯

川上村には、湯盛温泉のほか入之波温泉があります。入之波と書いて「しおのは」と読み、元々は「塩葉温泉」として平安時代には開湯していた歴史のある温泉です。

残念ながら大迫ダムの完成とともに元々の入之波温泉は沈んでしまいました。現在の場所をボーリングしたところ源泉を掘り当て、山鳩湯が開業しました。

総杉丸太造りの大浴場とケヤキの切り株で造られた露天風呂には温泉成分が付着し、陶器のように見えます。39度とぬるめの炭酸水素塩泉は疲労回復や美肌に効果があります。ゆっくりと時間をかけて入ることで湯冷めもせず、リラックスできるでしょう。

山鳩湯では宿泊や食事もできます。中でも「あまご釜飯」は絶品なので、立ち寄った際にはぜひ食べてもらいたい料理です。

入之波温泉 山鳩湯の概要

施設名・イベント名入之波温泉(しおのはおんせん) 山鳩湯
住所奈良県吉野郡川上村入之波391
電話番号0746-54-0262
料金大人:900円
小学生以下:500円
営業時間日帰り温泉
10:00~16:00受付
17:00閉店
定休日4月~10月末まで
水曜日(祭日・連休・お盆は営業)
11月~3月末まで
火曜日・水曜日(祭日・正月・連休は営業)
アクセス近鉄吉野線「大和上市」駅からバスで60分
ホームページhttps://yamabatoyu.co.jp/

洞川温泉(天川村)

洞川温泉(天川村)

画像引用元:洞川温泉街 | 天川村公式サイト(奈良県) 観光ページ

洞川温泉は、修験道の聖地大峰山のふもとにある温泉街です。5月〜8月は大峯山寺の戸開けや大型連休もあり、多くの観光客や修験者、登山者で賑わいます。

紅葉の季節が終わり、冬になると洞川温泉には凛とした静けさがやってきます。雪が積もると銀世界が広がり、日暮れには温泉街の明かりがとても幻想的で何ともいえない雰囲気を醸し出します。日帰りを予定されている方は洞川温泉センターもあります。

そのほか、洞川温泉街が一望できる「面不動(めんふどう)鍾乳洞」や夏はエメラルド色に輝く滝壺が特徴的な「河鹿(かじか)の滝」があります。冬の時期も雪景色と心地よい水の音色を聞くことができるでしょう。冬の時期に河鹿の滝へ行く際は雪や氷で滑る可能性もあるので足元に気をつけてください。

洞川温泉の概要

施設名・イベント名洞川温泉(どろがわおんせん)
住所奈良県吉野郡天川村洞川
電話番号大峯山洞川温泉観光案内所:0747-64-0333(木曜定休)
洞川温泉センター:0747-64-0800
料金洞川温泉センター
大人:700円
小人:200円
小人は3歳以上小学生以下
営業時間洞川温泉センター
11:00~20:00 (19:30受付終了)
定休日洞川温泉センター
水 (祝日の場合は翌日)
アクセス和歌山線「吉野口駅」から近鉄吉野線「下市口駅」~「洞川温泉行」の奈良交通バス約1時間30分「終点」~車約10分
ホームページhttps://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5171/

まとめ

冬の奈良には楽しめる施設やイベントがたくさんあります。今回紹介した以外にも奈良には冬にまだまだ楽しめる観光スポットがあります。

ぜひ奈良へ足を運んで、自分のお気に入りのスポットやイベントを探してみてください!

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