「奈良のステキなカフェでインスタ映えする写真が撮りたい」
「若者に人気な奈良のスポットに行きたい」
この記事は、そんな方に向けて書きました。
わたしたち株式会社narrative(ナラティブ)は奈良県内で「文化財をまもる、いかす」をコンセプトに宿泊事業や観光事業をしております。
この記事では、奈良県にある若者向けなおすすめの観光スポットを10か所、厳選してご紹介いたします。
また、奈良の土地や歴史をさらに体感したい方には、私たちが運営する宿泊施設もおすすめです。
ぜひご一読頂き、あなたの素敵な旅の一助となれば幸いです。
奈良県のインスタ映えするおすすめカフェ5選
まずはインスタ映え必至のおすすめカフェを5箇所ご紹介します。
おすすめ1:Curryon 万葉文化館店
「Curryon 万葉文化館店」は、魅力的で独創的なメニューが揃ったカフェで、訪れた人々に明日香村の旬の風味と文化を堪能させてくれます。
ここでは、その主要なメニューであるカレーが特に人気で、その豊富な具材と鮮やかな色彩が目を楽しませてくれます。カレーは一皿で旬の明日香を味わい尽くすことができるというコンセプトの下、地元産の新鮮な野菜や肉をふんだんに使用しており、旬の味を楽しむことができます。
また、明日香村特産の「あすかルビー」などの果物や、鮮やかな緑色の蓮根、桜の形をした漬物など、色とりどりの野菜や果物を使用した盛り合わせも提供されています。これらのメニューは五感で楽しむことができ、美味しさだけでなく視覚的な楽しみも提供してくれます。
そして、デザートでは、キャンディーポップのような色とりどりのアイスクリームや、地元産の抹茶を使用した「万葉さやけフロート」、土のように見えるユニークなチョコレートなど、明日香の風土と文化を反映した独特のメニューが楽しめます。
「Curryon 万葉文化館店」は、その魅力的なメニューと独特な雰囲気で、まるで不思議の国のアリスの世界に迷い込んだかのような体験を提供してくれるカフェと言えるでしょう。
カフェ名 | Curryon 万葉文化館店 |
所在地 | 〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10 |
アクセス | 万葉文化館(バス停)下車 |
営業時間 | 10:00~16:30 |
定休日 | 月 |
おすすめ2:龍美堂
「龍美堂」は、東大寺二月堂南茶所に位置する古き良き時代を感じさせる茶屋で、長い歴史を持つ江戸時代の釜を使用していることが特徴です。その歴史ある釜から湧き出るお湯は、そのまま一杯のお茶に変わり、深みのある風味を醸し出します。
ここで提供される「あまとうさん」は、その美しい見た目と独特の風味でお客様を惹きつけます。山のように盛られた抹茶のアイスクリームの下には、やわらかなわらび餅が隠されています。これらの組み合わせが、口の中でほろ苦さと甘さのバランスを保ちつつ、温かさと冷たさのコントラストを生み出します。
店内では、囲炉裏の縁に茶碗やあまとうさんを置き、落ち着いた雰囲気の中で、二月堂の景色を眺めながらお茶を楽しむことができます。また、座布団を外の腰掛けに置いて、二月堂を背景に写真を撮るのもおすすめです。
まるで時間を忘れてゆったりと過ごすような、そんな空間が「龍美堂」には広がっています。日本の伝統と自然の美しさを同時に味わえる、それがこの場所の魅力です。
カフェ名 | 龍美堂 |
所在地 | 〒630-8211 奈良県奈良市雑司町 東大寺二月堂南茶所 |
アクセス | 二月堂・お車の方は、東大寺周辺の駐車場をご利用ください |
営業時間 | 10:00〜17:00(L.O. 16:20) |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | http://www.gyohomiso.com/ |
おすすめ3:にこちゃん堂
「にこちゃん堂」は、ならまちの商店街近くに位置するユニークでカラフルなカフェで、その鮮やかな外観と派手ながらもどこか伝統的な雰囲気の内装が特徴的です。ここでは、家族連れや女子高生、カップルなど、幅広い年齢層の人々が楽しめる空間が提供されています。
このカフェでは、料理のカラーリングが非常にオリジナリティに富んでいます。料理はただ食べるだけではなく、見て楽しむという要素も大切にされており、その色とりどりの料理は訪れる全ての人々を楽しませます。
さらに、カフェでは、お客様が自由にカップの模様や色調を選ぶことができ、その自由度の高さが「にこちゃん堂」の魅力の一つとなっています。また、通常のスチール製ではなく、愛らしいピーターラビットのイラストが描かれたスプーンが提供されるという独自のアイデアも、このカフェが提供するユニークな体験の一部です。
観光地名 | にこちゃん堂 |
所在地 | 〒630-8343 奈良県奈良市椿井町45 |
アクセス | 近鉄奈良駅から、徒歩で約5分 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 火 |
公式サイト | https://nicochando.shopinfo.jp/ |
おすすめ4:睦月
「睦月」は、古い江戸時代の町家を改装して作られた雑貨店とカフェの組み合わせで、その歴史的な雰囲気と丁寧にセレクトされたカラフルな雑貨が魅力の一つです。
店内は格子と木造の雰囲気を残しつつ、新しくて可愛らしい商品が並び、ショッピングとカフェの楽しみを同時に味わうことができます。店内の雰囲気や商品はもちろん、建物自体も歴史的な趣があり、それ自体が観光スポットとなっています。
そして、「睦月ティラミス」は、この店が提供する一日数個限定の代表的なスイーツで、美しく升に詰められています。ティラミスは芸術的なデザインで知られ、その美味しさと見た目の美しさから多くの人々に人気があります。そのため、訪れた際にはぜひこの「睦月ティラミス」をお試しいただくことをおすすめします。
観光地名 | 睦月 |
所在地 | 〒634-0812 奈良県橿原市今井町1丁目9−12 |
アクセス | 近鉄「八木西口駅」より徒歩7分 JR「畝傍駅」より徒歩12分 |
営業時間 | 12:30~17:00 |
定休日 | 月・火・水 |
公式サイト | https://mutsukiimai.wixsite.com/mutsuki |
おすすめ5:寧楽菓子司 中西与三郎
「寧楽菓子司 中西与三郎」は、ならまちの古民家にある和風喫茶店で、洋風のテーブルと和室が組み合わさった空間で、伝統的な日本の銘菓と薄茶を楽しむことができます。
こちらの店は、その和風な舞台と洗練された空間を求める方々におすすめです。店内は古民家を利用しているため、歴史と文化が息づいています。
特に奥のテーブルは、石灯籠や季節の草花に囲まれた庭園と、縁側に敷かれたレッドカーペットを背景に、絶妙な風情を楽しむことができます。さらに、庭園だけでなく、四季折々に変わる美しい床の間や軸もまた、素晴らしい背景を作り出しています。
店の看板メニューである生菓子と薄茶をお楽しみいただくことをおすすめしますが、和菓子も豊富に取り揃えていますので、風味や見た目に合わせて選ぶのも楽しいでしょう。また、その和菓子を写真に撮ることで、訪れた思い出をより豊かにすることができます。
観光地名 | 寧楽菓子司 中西与三郎 |
所在地 | 〒630-8337 奈良県奈良市脇戸町23 |
アクセス | 近鉄奈良駅から、徒歩約7分 |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 月 |
公式サイト | http://www.naramachi.jp/ |
奈良県の若者に人気な観光スポット5選
続いて若者に人気な奈良県の観光地を5つご紹介します。
おすすめ1:奈良公園
全国的に有名な「奈良公園」はやはり若者にも人気のスポットです。
明治時代に興福寺の旧境内を守るために、一部を公園にしたことが始まりです。古事記にも登場する鹿は昔から奈良公園の周辺に住み「神の使い」とされているため、奈良の人々と共存しています。
また、奈良公園からは東大寺の大仏殿や興福寺も見え、素晴らしい景色を楽しむことができます。
観光地名 | 奈良公園 |
アクセス | 近鉄奈良駅から、徒歩5分 |
営業時間 | 24時間(寺院や博物館などを除く) |
定休日 | なし(寺院や博物館などを除く) |
公式サイト | https://www3.pref.nara.jp/park/ |
おすすめ2:中谷堂
「中谷堂」は、日本全国で知られている老舗の餅屋さんで、その「高速餅つき」が大変有名です。
この店は奈良市の北側、三条通りに位置しています。職人たちは一日に何度も演劇のような「高速餅つき」を披露し、観光客や地元の人々を楽しませています。
餅つきのスタートは、大きな升にお餅の生地を入れるところから始まります。次に、大きな杵を手に、一緒に働く職人たちと息を合わせて、リズミカルな掛け声とともにお餅を叩き始めます。
この卓越した技巧とスピード、そしてリズム感は、見ているだけでも楽しく、その迫力には圧倒されます。
そして、最終的に作られるのは、やわらかくて伸びるような、こしのある美味しいよもぎ餅です。この餅は、その場で味わうこともできますし、お土産として購入することも可能です。見て楽しく、食べて美味しい「中谷堂」の餅つきは、奈良を訪れた際にはぜひ体験してみてください。
観光地名 | 中谷堂 |
所在地 | 〒630-8217 奈良県奈良市橋本町29 |
アクセス | 近鉄奈良駅から、徒歩5分 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | http://www.nakatanidou.jp/ |
おすすめ3:曽爾高原(そにこうげん)
「曽爾高原」は、美しい自然風景が広がる、まさに絵画のような場所です。奈良県東部に位置するこの高原は、四季折々の風景を楽しむことができます。
春には新緑が広がり、高原を埋め尽くすように広がる緑は、池の青色との対比が絶妙で、まるでハイジの世界のような感覚を体験することができます。
一方、秋の曽爾高原はまた違った美しさがあります。特に11月には、広大なススキ原が金色に染まる様は圧巻で、夕暮れ時にはススキの波立つ様子と夕焼けが絶妙に絡み合い、幻想的な風景を作り出します。
さらに、道端に点灯する木製の灯篭が、日本の原風景を演出します。これらの灯篭の柔らかな光は、日が暮れるとともに高原を照らし、神秘的でロマンチックな雰囲気を醸し出します。
観光地名 | 曽爾高原(そにこうげん) |
所在地 | 〒633-1202 奈良県宇陀郡曽爾村太良路 |
アクセス | 奈良駅から車で1時間半 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | http://www.soni-kogen.com/ |
おすすめ4:帯解寺
「帯解寺」は、かつて55代天皇文徳天皇の皇后が長い間子供を授かることができずに悩み、この寺でお祈りすることで無事に安産することができたという逸話があります。
幸せな文徳天皇はこの寺の名前を「無事に帯が解けた寺」と改め、「帯解寺」と名付けました。現在も子供を授かりたい方や安産を願う方々の信仰が深く、多くの参拝者が訪れています。
子供を待つカップルや既に子育てをされている方々には、ぜひ一度訪れていただきたい場所です。
観光地名 | 帯解寺 |
所在地 | 〒630-8444 奈良県奈良市今市町734 |
アクセス | JR万葉まほろば線(桜井線)「帯解」駅より北へ徒歩5分 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | http://www.obitokedera.or.jp/ |
おすすめ5:ならまち
「ならまち」は、時代を感じさせる古風な街並みと、手作りの工芸品、美味しい地元の料理、そして伝統的な日本の生活を体験する機会を提供してくれます。
このエリアは、古き良き時代の日本を残す江戸時代の風情が息づいています。町家が連なる景観は見事で、格子戸の家屋が並ぶ風景は訪れる人々を引きつけます。時が止まったかのような静けさが、都会の喧騒から離れてゆっくりとした時間を過ごすのに最適です。
ならまちには多くの商店が点在しています。その中でも、「あしびや本舗」は特筆すべき存在で、ここでは昭和天皇も愛したと言われる「奈良漬」を購入することができます。
さらにならまちは奈良公園からも近いので、ぜひあわせて訪れてみてください。
観光地名 | ならまち |
アクセス | 近鉄奈良駅から徒歩約5分 |
公式サイト | https://naramachiinfo.jp/ |
番外編:「GOSE SENTO HOTEL」のご紹介
観光地ではありませんが、私たちが手がける宿泊施設「GOSE SENTO HOTEL」もご紹介致します。
「GOSE SENTO HOTEL」は、奈良県御所市に2022年秋に開業したばかりの泊・食・湯分離の分散型ホテルです。
ご宿泊施設の「RITA御所まち」「宿チャリンコ」、御所市現地の食事を楽しめる「洋食屋ケムリ」、昭和レトロな銭湯を改修した「御所宝湯」の4つの施設がございます。
「御所宝湯」では男女別の昭和のおしゃれな味わいのある浴室を活かしつつ、フィンランド式の本格的なサウナや澄み渡る青空や夜空を眺めながら入る露天風呂、外気浴を楽しむととのいスペースをご用意しております。
少し歩いたところには「洋食屋ケムリ」が佇み、大和の伝統野菜をはじめとした御所の名産品をたっぷりと味わうことができます。
ぜひ一度足を運び、一風変わったステキな宿泊体験にご利用いただけますと幸いです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事では奈良県内にある「若者向け」の観光スポットをご紹介しました。
奈良を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。