「奈良でおしゃれなカフェに行きたい」
「奈良県での観光の思い出をインスタで投稿したい」
この記事は、そんな方に向けて書きました。
わたしたち株式会社narrative(ナラティブ)は奈良県内で「文化財をまもる、いかす」をコンセプトに、古民家を改修し、宿泊施設やレストラン、銭湯として再生する事業をしております。
この記事では、奈良県にあるおしゃれな観光スポットを13か所、厳選してご紹介いたします。
また、奈良の土地や歴史をさらに体感したい方には、私たちが運営する宿泊施設もおすすめです。
ぜひご一読頂き、あなたの素敵な旅の一助となれば幸いです。
奈良県のインスタ映えするおしゃれカフェ5選
おすすめカフェ1:Curryon 万葉文化館店
「Curryon 万葉文化館店」は、旬の明日香村を味わい尽くすことができるカフェで、メインコンセプトは「一皿で旬の明日香を味わいつくすカレー」です。
野菜や果物、ご飯、お肉といった独創的でカラフルな組み合わせは、見た目も素晴らしいです。
このカフェでは、明日香村特産のあすかルビーという苺や、緑色に輝く蓮根、桜の形をした漬物など、五感で楽しめる彩り豊かな果物や野菜の盛り合わせが楽しめます。
また、アイスクリームには「キャンディーポップ」のような印象を受けるものや、明日香抹茶を使った明日香独特の「万葉さやけフロート」、土のような姿をしたチョコレートもあります。
まるで不思議の国のアリスのような体験ができる、素敵なカフェです。
カフェ名 | Curryon 万葉文化館店 |
所在地 | 〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10 |
アクセス | 万葉文化館(バス停)下車 |
営業時間 | 10:00~16:30 |
定休日 | 月 |
おすすめカフェ2:龍美堂
東大寺二月堂南茶所の「龍美堂」は、江戸時代の釜を使用してお湯を沸かし、お茶を提供する茶屋で、かつてお寺の一部でした。
特におすすめなのは「あまとうさん」です。山のように盛り上がった抹茶のアイスクリームの下には、わらび餅があり、柔らかくて温かい口当たりが美味しい上に、見た目も美しく盛り付けられています。
釜から沸き上がる濃厚で歴史的なお茶の味わいも、お湯に染み渡っています。そんな中で、独特の景色が広がる二月堂を眺めながら、お茶を楽しむことができます。
店内では、あまとうさんや茶碗を釜が置かれた囲炉裏の縁に置くことができます。また、外の腰掛けの上にある座布団に置いて、二月堂を背景に写真を撮ることもおすすめです。
カフェ名 | 龍美堂 |
所在地 | 〒630-8211 奈良県奈良市雑司町 東大寺二月堂南茶所 |
アクセス | 二月堂・お車の方は、東大寺周辺の駐車場をご利用ください |
営業時間 | 10:00〜17:00(L.O. 16:20) |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | http://www.gyohomiso.com/ |
おすすめカフェ3:にこちゃん堂
「にこちゃん堂」は、ならまちの商店街近くにある、家族連れや女子高生、カップルにおすすめのユニークなカフェです。鮮やかな外観の装飾に加えて、派手ながらもどこか伝統的な雰囲気を持つ内装は、訪れる全ての人を魅了します。
料理のカラーリングはオリジナリティに富んでおり、さらに、カップの模様や色調を自由に選ぶことができます。スプーンは通常のスチール製ではなく、その凹部には愛らしいピーターラビットのイラストが描かれています。
観光地名 | にこちゃん堂 |
所在地 | 〒630-8343 奈良県奈良市椿井町45 |
アクセス | 近鉄奈良駅から、徒歩で約5分 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 火 |
公式サイト | https://nicochando.shopinfo.jp/ |
おすすめカフェ4:睦月
「睦月」という店は、古い江戸時代の町家が雑貨店とカフェに改装された場所です。
この店の代表的なおすすめスイーツが、「睦月ティラミス」です。升に美しく詰められたこのティラミスは、一日に数個だけ限定されており、芸術的なデザインで人気を集めています。
歴史的な雰囲気に包まれながら、可愛らしくカラフルな雑貨に囲まれることができます。店内は格子や「木造」の雰囲気も残っており、珍しいスポットとして注目を集めています。
観光地名 | 睦月 |
所在地 | 〒634-0812 奈良県橿原市今井町1丁目9−12 |
アクセス | 近鉄「八木西口駅」より徒歩7分 JR「畝傍駅」より徒歩12分 |
営業時間 | 12:30~17:00 |
定休日 | 月・火・水 |
公式サイト | https://mutsukiimai.wixsite.com/mutsuki |
おすすめカフェ5:寧楽菓子司 中西与三郎
「寧楽菓子司 中西与三郎」は、ならまちの古民家にある和風喫茶店で、洋風のテーブルがある和室で銘菓と薄茶を楽しむことができます。
ここは、和風の舞台を求める方々にとって特別なおすすめです。
特に、奥のテーブルに座ると、立派な石灯籠と草花のある広々とした庭園と縁側に敷かれたレッドカーペットが素晴らしい背景になります。
さらに、庭園だけでなく、四季折々に変わる美しい床の間とその軸も背景にふさわしいかもしれません。
生菓子と薄茶がおすすめですが、和菓子も選ぶことができるので、写真にもっとも相応しい和菓子を選んでみてください。
観光地名 | 寧楽菓子司 中西与三郎 |
所在地 | 〒630-8337 奈良県奈良市脇戸町23 |
アクセス | 近鉄奈良駅から、徒歩約7分 |
営業時間 | 9:30~18:00 |
定休日 | 月 |
公式サイト | http://www.naramachi.jp/ |
奈良県のおしゃれな景色・観光スポット5選
歴史ある街並みや壮大な自然が好きな方々には、次のおしゃれスポットをおすすめします。どこもインスタ映えにもぴったりなので、たっぷりと楽しんでください。
おすすめスポット1:若草山
「若草山」は、奈良のシンボル的存在であり、その山に登ると周囲に遊ぶ鹿たちや、静かに寝たり、草花を食べたりする様子が見られます。
そして、山頂からの景色はとても美しく、東大寺の大仏殿をはじめ、奈良盆地が優雅に広がっています。
また、1月末には「山焼き」と呼ばれる行事が行われ、乾燥した草に火をつけたり、麓から見る冬の打ち上げ花火は見事です。
大和の原風景でもある若草山は、常に異なる角度から鑑賞できるため、楽しむことができます。
おすすめスポット2:曽爾高原(そにこうげん)
「曽爾高原」は、奈良県の東部にある曽爾村の広大な平野です。春には、緑があふれ、池の青とのコントラストが美しく、ハイジの世界のように感じられます。
11月には、ススキが金色に染まり、夕暮れ時にはススキの美しい波の中から幻想的な夕焼けが見られます。道端には、美しい木製の灯篭が点灯し、日本の原風景が広がります。
おすすめスポット3:吉野山 一目千本
吉野山の「一目千本」は、約3万本の桜の木が有名で、山からの景色だけでなく、桜の中にそびえる「金峯山寺」や神社仏閣も素晴らしい風景を見せてくれます。
また、桜と言っても、単一の色ではなく、様々な色のニュアンスが絡み合って、まるで夢の中にいるかのような感覚を味わえます。
吉野山の桜は有名ですが、紅葉もまた美しいものがあります。赤や黄色に染まったもみじの廊下のような山道や、赤いじゅうたんのように広がる落ち葉を踏みしめるのも素晴らしい体験です。カップルで訪れるのもおすすめなスポットです。
おすすめスポット4:金剛山
御所市の近くにある「金剛山」は、海抜1125mの高さがあり、多くの積雪がある山です。
金剛山に登るのはいかがでしょうか。
霧氷や樹氷に覆われた自然は、神社や鳥居、灯篭の朱色と調和して、立派で神秘的な風景を見せてくれます。また、盆地の眺望も素晴らしいです。
もちろん、春、夏、秋にも多くの人が金剛山に登り、一年中美しい景色を楽しんでいますが、冬も訪れる価値があります。
雪が降る時期には、アイゼンなど本格的な雪山登山の装備を持参して登山することをおすすめします。
おすすめスポット5:法起寺と法輪寺
「法起寺」と「法輪寺」は、法隆寺の北側に位置する2つのお寺です。
もちろん、お寺自体が素晴らしく、日本最古の三重塔や貴重な宝物が安置されていますが、内部が美しいだけでなく、外から見た景色も素晴らしいです。
特に、法起寺は、11月には秋に咲くコスモスが咲き誇り、田んぼも見ることができます。三重塔がその背景にそびえる姿は、美しく珍しい光景です。
法輪寺の周辺にも、風に揺らめくススキがあり、夕暮れ時には息を飲むほどの美しい原風景が広がっています。
奈良県にある街全体がおしゃれなエリア3選
奈良には昔ながらの風情が残る街並みや山深い地域、そして他では味わえない神秘的な歴史が息づく場所があります。
そこで、奈良の多彩な魅力を味わうために、県内にあるおしゃれな街を3つご紹介します。
おすすめエリア1:天川村
奈良県の奥吉野にある「天川村」は非常に素敵な村です。旅館がずらりと並ぶ温泉街には、「千と千尋の神隠し」のような雰囲気を与える道を彩る提灯や、数百年前の趣きが残る立派な建築物などが多くあります。
中でも、「花屋徳兵衛」という温泉は特におすすめで、帳場となる囲炉裏を見ると、奈良の山奥での生活の豊かさが感じられます。
春の草花、夏の木漏れ日や涼しさ、秋の紅葉の美しさ、山々の力を感じる冬など、四季折々に新しい楽しみがあります。
緑に包まれる龍泉寺とその朱色の橋は、特に絶景のひとつです。
また、天川村といえば、天川があります。森や山々に囲まれ、浅くて清流な川で、まるで別世界に入ったかのような場所です。
おすすめエリア2:ならまち
「ならまち」は江戸時代の趣を残す古風な街並みが魅力的です。
ここは、町家が連なる素晴らしい景観があり、格子戸の家屋なども多く存在します。
また、奈良工芸館では、伝統的な技術を中心とした体験や、職人の実演や、美しい奈良の工芸品などを鑑賞することができます。
町屋や宿泊施設のほか、商店も充実しており、昭和天皇も御召し上がった「奈良漬」を専門とするあしびや本舗などもあります。
また、ならまちの生活や建築、伝統について楽しく説明してくれる「ならまち格子の家」と、「ならまちにぎわいの家」も見逃せません。これらは、古都奈良の典型的な内装や装飾を見ることができます。
また、奈良の銘菓が楽しめる和菓子屋や、おしゃれな着物がレンタルできるお店もありますので、五感でならまちを満喫してください。
さらに、奈良公園の代表的な住人である鹿たちにも会える距離にありますので、ぜひ足を運んでみてください!
おすすめエリア3:御所まち
「御所まち」は、江戸時代の地図「検地絵図」が今でも役立つほど歴史ある町です。江戸初期の街並みと、懐かしい昭和の風情が色濃く残っています。
北西には、江戸時代のように行政が札を定期的に掲げる「高札所」があります。古い蔵や酒蔵が残り、今でも御所市の酒店が賑わっています。
そして、敵の攻撃を防ぐために築かれた環濠(堀)も今も残り、まるでタイムスリップしたかのような気分になります。
また、南北東西に「四地蔵」が配置され、街全体が守られているかのように感じます。神社仏閣が多数あり、御所市を巡るのは冒険のような体験です。
是非、御所市ならではの日本の古き良き雰囲気をお楽しみください。
「GOSE SENTO HOTEL」のご紹介
観光地ではありませんが、私たちが手がける宿泊施設「GOSE SENTO HOTEL」もご紹介致します。
「GOSE SENTO HOTEL」は、奈良県御所市に2022年秋に開業したばかりの泊・食・湯分離の分散型ホテルです。
ご宿泊施設の「RITA御所まち」「宿チャリンコ」、御所市現地の食事を楽しめる「洋食屋ケムリ」、昭和レトロな銭湯を改修した「御所宝湯」の4つの施設がございます。
「御所宝湯」では男女別の昭和のおしゃれな味わいのある浴室を活かしつつ、フィンランド式の本格的なサウナや澄み渡る青空や夜空を眺めながら入る露天風呂、外気浴を楽しむととのいスペースをご用意しております。
少し歩いたところには「洋食屋ケムリ」が佇み、大和の伝統野菜をはじめとした御所の名産品をたっぷりと味わうことができます。
ぜひ一度足を運び、一風変わったステキな宿泊体験にご利用いただけますと幸いです。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事では奈良県内にある「おしゃれ」な観光スポットをご紹介しました。
奈良を訪れた際には、ぜひ心から奈良の魅力を楽しんでいただければ幸いです。