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奈良市のおすすめ観光スポット|王道10選と穴場9選。奈良県ホテル運営者が紹介

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「奈良市にある王道の観光スポットをめぐりたい

知る人ぞ知る少し穴場の観光地にも行きたい

この記事は、そんな方に向けて書きました。

わたしたち株式会社narrative(ナラティブ)は奈良県内で「文化財をまもる、いかす」をコンセプトに宿泊事業や観光事業をしております。

この記事では、奈良県奈良市にあるおすすめの観光スポットを19か所、厳選してご紹介いたします。

また、奈良の土地や歴史をさらに体感したい方には、私たちが運営する宿泊施設もおすすめです。

ぜひご一読頂き、あなたの素敵な旅の一助となれば幸いです。

目次

奈良市の「王道」観光スポット10選

まずは奈良県の代表的な観光スポットを厳選してご紹介します。

奈良市の「お寺」5選

おすすめ1:東大寺 大仏殿

東大寺」は、奈良時代には広大なお寺でしたが、何度も再建を経て現在は世界最大の木造建築物である「大仏殿」があります。

大仏殿に入ると、厳かに座る大仏様がお出迎えしてくれます。大仏様は天平時代(8世紀)に建立された銅像であり、聖武天皇の命で造られました。

その後、時代の流れによって顔や胴体、体などが何度か修復されましたが、現在の像には8世紀の遺構がお腹の下と台座だけです。

奈良の象徴である歴史あふれる大仏を見ると、その尊厳性に驚かされます。大仏様の像をゆっくりと鑑賞し、心を落ち着けてみてください。

観光地名東大寺 大仏殿
所在地〒630-8587 奈良県奈良市雑司町406-1
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約20分
営業時間7:00~17:00
定休日不定休
公式サイトhttp://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance4.html

おすすめ2:東大寺 二月堂

東大寺」には大仏殿だけでなく、奈良の美しい景色を一望できる「二月堂」もあります。

二月堂の展望台からは、大仏殿や奈良盆地が見渡せ、その景色を楽しみながらくつろぐこともできます。

毎年3月頃には、「お水取り」(修二会)という行事が行われます。二月堂の展望台を回りながら大きな松明を捧げ、世界平和を祈願する奈良の主要なイベントです。

二月堂の境内で、静かに立ち止まり、自分自身と向き合い、心を落ち着けてみるのも良いでしょう。

観光地名東大寺 二月堂
所在地〒630-8211 奈良県奈良市雑司町406-1
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約25分
営業時間8:30~16:00
定休日不定休
公式サイトhttp://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance5.html

おすすめ3:興福寺

興福寺」は、藤原氏によって創設された南都七大寺の一つで、その中でも鎌倉時代の再建による歴史的な建築物が現存しています。この歴史深い寺院は、その壮大さと美しさにより、訪れる人々の心を捉えます。

最も有名なのは、山々から見ても一際目立つ五重塔で、奈良の象徴とも言えます。ただし現在は修理工事のため見学はできませんが、その巨大さと格式ある姿は、きっと工事が終わった後に再び目の前に広がることでしょう。

また、明治維新の廃仏毀釈の際に五重塔はわずか5円で売りに出され、しかし奇跡的に倒壊を免れたという伝説も興味深いエピソードです。

さらに、境内では、奈良を象徴する鹿たちが自由に歩き回っている風景を目にすることができます。しかし、ここは神聖な寺院であることを忘れないでください。静謐な雰囲気を尊重しながら、その場の力と歴史を感じ、ゆったりとした時間を過ごすことをおすすめします。

観光地名興福寺
所在地〒630-8213 奈良県奈良市登大路町48
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約5分
営業時間9:00~17:00
定休日不定休
公式サイトhttps://www.kohfukuji.com/

おすすめ4:元興寺

蘇我馬子が飛鳥に建てた「法興寺」が南都遷都とともにこの地に移転してきて、その後元興寺ができました。このお寺は、古都奈良の文化財の構成資産の一つです。

本堂には立派な仏像や曼荼羅があり、宝物館には五重小塔や彫刻など、そこでしか見られないものもあります。

本堂の裏には長い禅室があり、飛鳥時代の「日本最古の瓦」がまだ残っています。その瓦を見るだけでも、心が動かされます。

また、お寺の庭も静かで、草花、茶室、木々、神社、碑など、心を落ち着かせるようなものがあふれています。

元興寺のスタッフは歴史やお寺の特徴についても親切に説明してくれます。

観光地名元興寺
所在地〒630-8392 奈良県奈良市中院町11
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約5分
営業時間9:00~17:00
定休日不定休
公式サイトhttps://gangoji-tera.or.jp/

おすすめ5:薬師寺

薬師寺」は病気平癒の祈りを込めて建立されたお寺です。

かつて、天武天皇が病気にかかった皇后のさらら(後の持統天皇)が早く回復するよう、薬師寺の建立を命じたと伝えられています。

元興寺と同じく飛鳥時代に建てられましたが、藤原京から平城京への遷都とともに、薬師寺は現在の場所に再建されました。

南門から入ると、西塔と東塔の2基の塔が厳かにそびえ立ち、全国的にもここまで尊厳にあふれた姿を見せてくれるお寺は少ないでしょう。

高く立派な金堂の中には、金銅の「薬師三尊像」が安置され、幾度もの火災や災害を経て、当時の輝かしい肌色は今では黒々と輝いています。

観光地名薬師寺
所在地〒630-8563 奈良県奈良市西ノ京町457
アクセス奈良駅から、バスで薬師寺(バス停)まで20分
営業時間8:30~17:00
定休日不定休
公式サイトhttps://yakushiji.or.jp/

奈良市の「お寺以外」5選

奈良にはお寺以外にも見どころがたくさんあります。

古都奈良の雰囲気を感じられる街並み、自然に囲まれた山々、奈良の名物を味わえる場所、そして鹿と触れ合えるスポットなど、さまざまな観光地があります。

以下では、奈良ならではの見所として、5つの場所をご紹介いたします。

おすすめ1:ならまち

「ならまち」は、かつての奈良の首都の息吹を体感できる美しい街並みが広がっています。

平城京から平安京へと遷都された後も、「南都」として繁栄を続けたこの地は、特に興福寺や東大寺の影響を強く受け、栄えてきました。

現在も、その歴史を感じさせる古い町家や建築物が残されており、古都奈良の風情を満喫することができます。

さらに、商店街へのアクセスも良く、伝統の和菓子屋や布屋、提灯屋など、長い歴史を持つお店が立ち並んでいます。昭和天皇が訪れたことでも知られる奈良漬けのお店も見逃せません。

着物を身にまとい、その美しい街を散策すると、まるで時間を超えた別世界に迷い込んだような感覚に浸ることができます。

観光地名ならまち
アクセス近鉄奈良駅から徒歩約5分
公式サイトhttps://naramachiinfo.jp/

おすすめ2:若草山

若草山」は、奈良のシンボル的存在であり、その山に登ると周囲に遊ぶ鹿たちや、静かに寝たり、草花を食べたりする様子が見られます。

そして、山頂からの景色はとても美しく、東大寺の大仏殿をはじめ、奈良盆地が優雅に広がっています。

また、1月末には「山焼き」と呼ばれる行事が行われ、乾燥した草に火をつけたり、冬の贅沢な花火が打ち上げられたりするため、麓から見ると見事です。

大和の原風景でもある若草山は、常に異なる角度から鑑賞できるため、楽しむことができます。

観光地名若草山
所在地〒630-8211 奈良県奈良市雑司町
アクセスJR奈良駅、近鉄奈良駅から 市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車、徒歩12分
奈良奥山ドライブウェイ「新若草山コース」
営業時間9:00~17:00(臨時開山を除く)
定休日不定休
公式サイトhttps://narashikanko.or.jp/spot/nature/wakakusayama/

おすすめ3:奈良公園

奈良公園」は、その名が示す通り、奈良県を象徴する観光名所です。

美しく静謐な浮見堂は、池に浮かんだ建築物で、その映り込む姿が水面を彩ります。ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりの場所です。

さらに、奈良の深い歴史と文化に触れたい方は、書跡や木彫刻、絵画、工芸品などの豊富な収蔵品を展示している奈良国立博物館も必見です。この地域の豊かな歴史と文化遺産を体感できるはずです。

観光地名奈良公園
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩5分
営業時間24時間(寺院や博物館などを除く)
定休日なし(寺院や博物館などを除く)
公式サイトhttps://www3.pref.nara.jp/park/

おすすめ4:中谷堂

中谷堂」という有名な餅屋さんの餅つきはご覧になったことがあるでしょうか。

全国的にも知られており、奈良市の北側にある三条通りに位置しています。「高速餅つき」が名物となっています。

職人さんたちは大きな升の中にお餅の生地を入れ、演劇のように餅つきが始まります。大きな杵を手に、息の合った掛け声でお餅を叩きます。

やわらかくてよく伸び、こしのある美味しいよもぎ餅が味わえますよ。

観光地名中谷堂
所在地〒630-8217 奈良県奈良市橋本町29
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩5分
営業時間10:00~19:00
定休日不定休
公式サイトhttp://www.nakatanidou.jp/

おすすめ5:猿沢池園地

猿沢池園地」は、奈良公園とならまちの間に位置し、興福寺の荘厳な五重塔や木々が水面に映し出される池です。

時には鴨や鹿も訪れ、緑が池を囲んでならまちに涼を与える人気のスポットです。

カフェやショップもありますが、その中でも衣掛茶屋は池の上にかかっており、美しい伝統的な建築様式を見せてくれます。店内からの池の景色もおすすめです。

また、猿沢池といえば「采女神社」があります。

奈良時代に寵愛を失った采女は、悲しみのあまり池に身を投げて亡くなったとされており、彼女を悼んで采女神社が建立されました。毎年「采女まつり」も行われています。

観光地名猿沢池園地
所在地〒630-8213 奈良県奈良市登大路町
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩5分
営業時間24時間
定休日不定休
公式サイトhttps://www3.pref.nara.jp/park/item/2683.htm

番外編:「GOSE SENTO HOTEL」のご紹介

観光地ではありませんが、私たちが手がける宿泊施設「GOSE SENTO HOTEL」もご紹介致します。

「GOSE SENTO HOTEL」は、奈良県御所市に2022年秋に開業したばかりの泊・食・湯分離の分散型ホテルです。

ご宿泊施設の「RITA御所まち」「宿チャリンコ」、御所市現地の食事を楽しめる「洋食屋ケムリ」、昭和レトロな銭湯を改修した「御所宝湯」の4つの施設がございます。

「御所宝湯」では男女別の昭和のおしゃれな味わいのある浴室を活かしつつ、フィンランド式の本格的なサウナや澄み渡る青空や夜空を眺めながら入る露天風呂、外気浴を楽しむととのいスペースをご用意しております。

少し歩いたところには「洋食屋ケムリ」が佇み、大和の伝統野菜をはじめとした御所の名産品をたっぷりと味わうことができます。

ぜひ一度足を運び、一風変わったステキな宿泊体験にご利用いただけますと幸いです。

奈良市の「穴場」観光スポット9選

すでに奈良を訪れたことのある方や、王道の観光スポット以外の「穴場」を体験したい方におすすめの観光スポットを9箇所ご紹介します。

おすすめ1:志賀直哉旧居

奈良県は、名高い作家である志賀直哉が愛した場所でもあり、彼の名作「暗夜行路」の執筆の地です。

友人の勧めで奈良に定住した彼は、奈良の自然美に深く魅せられ、その結果、奈良公園の近くに自身の邸宅を構えることを決意しました。現在は「志賀直哉旧居」として知られ、その豊かな自然環境と景観が多くの観光客を引きつけています。

彼が自ら設計を手がけたこの邸宅は、御蓋山、若草山、高円山といった奈良の絶景を借景としています。これらの美しい風景を前に、志賀直哉が何を思い、何を感じて作品を生み出したのか、その一端を垣間見ることができるでしょう。

観光地名志賀直哉旧居
所在地〒630-8301 奈良県奈良市高畑町
アクセス近鉄奈良駅から徒歩で25分・バス10分
営業時間9:30~17:00
定休日なし
公式サイトhttps://www.naragakuen.jp/sgnoy/

おすすめ2:奈良工藝館

奈良工芸館」は、ならまちにある工芸品と文化の資料館で、奈良漆器、古楽面、奈良団扇、奈良晒(さらし)、奈良筆、奈良の墨、奈良一刀彫、赤膚焼きなど、奈良特有の伝統工芸品を展示しています。

また、職人さんが館内で製作実演を行うようなイベントが頻繁に開催されています。子供向けの工芸教室もあり、一刀彫の絵付けなどのアクティビティを通して、子供たちも奈良の人々特有の技術を身につけることができます。

もちろんその場で工芸品を購入することも可能でお土産選びには困りません。

観光地名奈良工藝館
所在地〒630-8346 奈良県奈良市 阿字万字町1番地の1
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩で5分
営業時間10:00~18:00
定休日
公式サイトhttps://nara-kogeikan.city.nara.nara.jp/

おすすめ3:古梅園

古梅園」は、創業1577年で、日本で最も古い製墨会社です。奈良は「日本の墨の起源地」であり、興福寺で造られたのが最初だとされています。

のれんをくぐると、硯から筆や水墨まで、奈良特有の最高品質の墨が揃っています。オーナーさんと店員さんたちはとても親切で、商品だけでなく歴史についても質問に詳しく、丁寧に説明してくれます。

和紙の感触、上品な墨をゆっくりと硯にすり、そして和紙に優雅に滑る筆の踊り。お気に入りの墨と筆を試してもらえるかもしれません。

観光地名古梅園
所在地〒630-8343 奈良県奈良市椿井町7
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩で約10分
営業時間9:00~17:00
定休日土日
公式サイトhttp://kobaienseiboku-hanbaibu.co.jp/

おすすめ4:にこちゃん堂

奈良の心地よい街並み、ならまちに位置する「にこちゃん堂」は、家族や若者、恋人たちに愛される隠れ家的カフェとなっております。

派手な外観と内装は、伝統的な雰囲気と独自の美学が調和した、他に類を見ない魅力を放っています。

ここでは、オリジナルの色合わせを楽しむことができるお料理やカフェメニューが楽しめ、カップの模様や色まで自分好みに選べます。さらに、スプーンにはピーターラビットの愛らしい絵が描かれており、その一つ一つが訪れる方々を癒しています。

観光地名にこちゃん堂
所在地〒630-8343 奈良県奈良市椿井町45
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩で約5分
営業時間11:00~21:00
定休日
公式サイトhttps://nicochando.shopinfo.jp/

おすすめ5:奈良町にぎわいの家・ならまち格子の家

奈良の古都ならまちには、「ならまち格子の家」と「奈良町にぎわいの家」という特別な場所がございます。

ならまちの魅力に惹かれ、その文化や歴史、そして地元の人々の生活に深く触れたいと考えている方には、最適な場所です。

「奈良町にぎわいの家」では、季節ごとに変化する美しい風景の中で、ならまちの生活、遊び方、住まい方、そして伝統的な知恵を学び取ることができます。

一方、「ならまち格子の家」では、江戸時代から明治時代にかけての町家や伝統的な家屋を再現し、ならまちの貴重な資料や宝物を展示しています。

観光地名ならまち格子の家
所在地〒630-8332 奈良県奈良市元興寺町44
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩で10分ほど
営業時間9:00~17:00
定休日なし
公式サイトhttps://www.city.nara.lg.jp/site/shisetsu/6242.html
観光地名奈良町にぎわいの家
所在地〒630-8333 奈良県奈良市中新屋町5
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩で10分ほど
営業時間9:00~17:00
定休日なし
公式サイトhttps://naramachi-nigiwainoie.jp/

おすすめ6:平城宮跡 東院庭園

平城宮跡は有名ですが、「東院庭園」まで足を運ぶ観光客は少なさそうです。

1967年に平城宮跡の東端で、奈良時代の庭園の遺構が発見されました。そのため、同じ場所に平城宮の東の庭園が復元され、「東院庭園」として一般公開されました。

庭園には州浜敷の池があり、朱色の美しい建物が水面に映ります。この立派な庭園で、天皇や貴族が儀式を行っていたといわれています。

平城京の名高い人になったつもりで、ぜひ訪れてみてください。この庭園は、綺麗な風景だけでなく、心身を整えてくれるような静かで詩的な場所でもあります。

観光地名平城宮跡 東院庭園
所在地〒630-8001 奈良県奈良市法華寺町480
アクセスJR・近鉄 奈良駅⇒西大寺行バス「平城宮跡」下車 徒歩10分
営業時間9:00~16:30
定休日月(月曜日が祝日の場合はその翌日)
公式サイトhttp://yamatoji.nara-kankou.or.jp/03history/05garden/01north_area/heijokyotointeien/

おすすめ7:奈良県庁展望台と屋上広場

奈良県庁の「屋上展望台」からは、360度の大パノラマが広がっていますが、残念ながらあまり知られていないスポットです。

東大寺の大仏殿と懸造りの二月堂、奈良市内に点在する緑の中にそびえ立つ興福寺の五重塔や中金堂、そして奈良盆地の山々を背景にした奈良市内の家々の屋根。

奈良県庁は、近鉄奈良駅から徒歩10分ほどの場所にあり、展望台は「R階」にあります。

観光地名奈良県庁展望台と屋上広場
所在地〒630-8213 奈良県奈良市登大路町30
アクセス近鉄奈良駅から、徒歩で5分
営業時間8:30~17:30
定休日土日
公式サイトhttp://www.pref.nara.jp/4203.htm

おすすめ8:水谷茶屋

「水谷茶屋」は、若草山の麓にある茅葺き屋根の素敵な茶屋です。うどんをはじめ、お茶やお菓子も提供しており、憩いの場として人気です。

春日大社の最寄りのレストランの一つですが、夏のハイシーズンと秋の紅葉の時期以外は必ずしも観光客が訪れるわけではなく、穴場的なスポットになっております。

また、小さな神社と鳥居がすぐそばにあり、朱色と緑の組み合わせが心を惹きます。食事を楽しみながら、そんな景色を眺めるのは何よりも素晴らしいです。

春日大社へ通じる道も裏にあり、参拝の直前には、水谷茶屋で一息つくのも良いでしょう。

観光地名水谷茶屋
所在地〒630-8212 奈良県奈良市春日野町30
アクセス近鉄奈良駅出口2から徒歩約25分
営業時間11:00~16:00
定休日

おすすめ9:山添村 鍋倉渓

山添村の鍋倉渓」は、奈良市ではありませんが、奈良市の近隣に位置し地元には古くから伝わる話があります。

かつて、青葉山と神野山には、それぞれ天狗が住んでいました。青葉山は豊かな自然に恵まれていた一方、神野山は荒涼とした山でした。

ある日、2匹の天狗が大喧嘩をし、青葉山の天狗がたくさんの草や木を神野山の天狗に向けて投げつけました。その後神野山の天狗は「草木」を使って鍋倉渓を作ったと言われています。

鍋倉渓は、全長約650メートルで、太陽の光が差し込むと神秘的な風景を見せてくれます。また、石に流れる水の音が幽かに聞こえ、心癒される静かな場所です。

観光地名山添村 鍋倉渓
所在地〒630-2212 奈良県山辺郡山添村大塩
アクセス交通機関
JR近鉄奈良駅より山添方面行きバス北野バス停下車、そして徒歩約2km


名阪国道神野口ICより神野山方面へ約4km
営業時間24時間
定休日不定期
公式サイトhttps://yamazoekanko.jp/spot/nabekurakei/

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事では奈良市の観光スポットを王道から穴場まで合計19箇所ご紹介しました。

奈良を訪れた際には、ぜひ心から奈良の魅力を楽しんでいただければ幸いです。

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